晴、28度、82%
大雨をもたらした梅雨が例年より遅く明けました。お日様が戻ってきたら猛暑を連れて来ました。災害もあったこの梅雨、福岡地方の数日の降水量が例年のひと月分を大きく上回る量だったそうです。
梅雨明けのその日は嬉しくて汚れた窓を拭いたりしました。梅雨明け2日目、まだ家の中に重い湿った空気が残っています。納戸や服箪笥、靴箱やいたるところには「除湿剤」「防虫剤」を入れていましたが、「除湿剤」は全て溶けていました。新しいものに換え、戸を開けて空気の入れ替えをします。それでも重苦しい空気の匂いが消えません。水分を吸ったものたちが気温の高さから蒸れているのです。そこでいよいよ「虫干し」を始めました。冬物衣料、和服、靴、バック、カビもなく匂いもないのですが気持ちのせいかべっとりと持ち重みがします。陰干し、物によっては直射日光にも当てました。仕舞う時、手触りにべとつきがなく幾分軽くなったように感じます。最後に手を付けたのが本とぬいぐるみでした。梅雨明け方6日目ですから本類はすでに水分を含んでいません。ココの遊びのぬいぐるみはすでに洗濯して乾いています。
ココのぬいぐるみでないものが2つ、特別な場所に閉まってあります。一つは友人がモモに似せて作ってくれたフェルトのぬいぐるみ、もう一つは主人がフィンランドから買ってきてくれたムーミンの「ミー」のぬいぐるみ。モモの思い出があるぬいぐるみです。デッキの日の当たるところに出していました。ココさん、目敏く見つけます。おそらくココさんがこの2つに会うのは初めてのことです。 私が匂っても何も匂わないのにやたらに匂いを嗅ぎます。モモの匂いがしたのかもしれません。
やっと家の中から湿っぽい匂いが消えました。水害の被災地では後片付けがなかなか進まないと聞きます。コロナによる人材の不足、この気温です。我が家ですら「梅雨臭さ」を除くのに数日を要しました。被災地の住宅の床下を消毒している様子をニュースで見て、やっとその必要性の意味がわかりました。直射日光を受けない床下の土は雨を吸って乾きにくいばかりか菌の温床になりかねません。たかが「虫干し」に数日費やしただけですが、大雨の大変さを知りました。
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