曇、28度、86%
夏休みの夜の楽しみはお家でする「花火」でした。暗くなって、庭の火照りが収まった頃、蚊取り線香の匂いの中で「花火」を始めます。「花火」の楽しさは「花火」を買うところから始まります。詰め合わせの袋入りの「花火」なんかなかったので、駄菓子屋に行って一つ一つ選びました。人数分、好き嫌いもありますが選ぶ時の楽しさは格別でした。
孫娘はスーパーで打ち上げ花火の入っていない袋を選びました。 手持ち花火をクルクル振り回しながらダンスしています。家族に1本ずつ手渡して、みんなでクルクル。暑さが引かないので、ココはガラス越しに見学させました。「懐かしい、花火の匂い。」と世代が違っても感じるところが不思議です。
蚊の多い庭ですが、「花火」の煙で蚊も退散しました。「ジュ」と花火を水に浸ける音。並べておいた花火の数も少なくなりました。空には薄雲の隙間からお月様が見ています。 ありふれた夏の一コマです。花火に照らされた顔が思い出を作ります。