9月1日 秋一番
いたち川に鷺の”三人吉三”が並ぶ。こいつぁ、 秋から縁起がいいわい。右上からゴイサギ、アオサギ、コサギ!
三人吉三でんがな
コサギことお譲吉三
ゴイサギことお坊吉三
アオサギこと和尚吉三
さらに、現われし、カルガモこと夜鷹おとせ(左端)
お譲吉三、夜鷹を川に落としたが、泳ぎがうまく逃げられた。
鯉に恋こがられる夜鷹。
昨夏、渋谷コクーン劇場でみた”三人吉三”。勘九郎(和尚吉三)、七之助(お譲吉三)、松也(お坊吉三)でんがな。
そうだ、勘九郎と七ノ助の”京人形”の感想文もまだだった。明日は是非。
帰る頃には、いたち川の西空も晴れてきた。
午後からの女子大の公開講座を聞いたあと、いたち川沿いを歩いてみた。午後4時半頃、海里橋近くで、また、ゴイサギとアオサギが並んでいるのを観察した。これで、4回連続だから、日常的なことと断定してもよいだろう。それに、今日は、コサギまで一緒に。いたち川に住む3種の鷺が揃い踏み、という、めったにみられない景色をみた。おまけに、途中で、カルガモまで舞台に上がってきて、ぼくを喜ばせてくれた。ふと、昨年夏、渋谷ブンカムラのコクーン歌舞伎、三人吉三を思い出してしまった。
そうそう、海里橋の橋の端にのっている子供のサンダルがまだ、そのままだった。早く、取りに来てね。