ぼくが国技館に応援にいくと、稀勢の里は、必ず負けるというジンクスは、この日も破れなかった(”必ず”というのはウソで、二つくらいは勝っているが)。それも、前半戦の山場ともいえる、全勝同志の対決、栃煌山戦に。苦手力士ではあるが、ここは何としても勝ってもらって、照ノ富士に並走して欲しかった。これで、本命、照と一差となり、苦しくなった。しかし、まだ序盤。終盤のカクテル(鶴照)対決で一気に飲み干せば、初優勝は夢ではない。では、秋場所5日目の相撲風景をお届けします。
中入土俵入り
西のしんがりを務める稀勢の里
鶴竜 横綱土俵入り
もちろん今日も満員御礼
前半戦が、とんとんと進んで、遠藤登場!この日一番の大歓声!がんばってほしい力士。今日の相手は実力者、宝富士。攻めていたが、土俵際で逆転負け。このとき、ふと稀勢の里の負ける姿が思い浮かぶ。正夢となってしまった。
そのあと、何番かあと、大関・琴奨菊登場。相手は金星を連取した嘉風。ここでも”銀星”を奪取。すごい嘉風。嘉風旋風といってもよいだろう。稀勢のライバル、白鵬、鶴竜を食ってくれた功績は大きい。勝ち越せば、殊勲賞は確実。ひよのやまポーチ賞はすでにもらっている(笑)。
さあ、いよいよ稀勢の里対栃煌山。今日の一番人気取組に選ばれた。ぼくも投票したが、3人の当選者の中には入らなかった。
大声援の中、土俵に上がる。栃煌山は、はやくもバンザイの勝利宣言!ムッとする稀勢の里。
懸賞がたくさん、かかる
さあ時間いっぱい。がんばれ稀勢の里!声があちこちから上がる。
立ちあがった!互角の立ち合いと思ったが・・・
あれよあれよという間に・・・
そのあとの取り組みでは、カクテル(鶴照)は美酒を味わい、波乱なし。
さて、この優勝杯はどの力士にいくか。カクテルが注がれるのは、何としても阻止したい。もし、稀勢が駄目なら、栃煌山にお願いするしかない。
稀勢はここ一番に弱い。この方のお面をつけて土俵に上がることを提案したい。2600円で済むし。
照には、ひよのやまを派遣して、戦意をなくさせるのも、ひとつの手かもしれない。
さすれば、千秋楽には稀勢のこの笑顔が見られるかも。
そうそう、ぼくもフアンだった豊真将関にも出会いましたよ。引退相撲は平成28年1月30日 両国国技館で行われるようです。
悲しい酒は、東京駅八重洲北口の黒塀横丁のハゲ天で。日本酒のあと、カクテルも飲み干しました。