気ままに

大船での気ままな生活日誌

わが街・ヨコハマのあゆみ展

2015-09-08 09:18:13 | Weblog

神奈川新聞社、創業125周年記念の展覧会が横浜高島屋で開かれている。たまたま入ったのだが、なかなか面白い報道写真展だった。”わが街・ヨコハマのあゆみ”というテーマで、終戦から現在まで、70年間の歴史が250点の写真と映像で紹介されている。まさに、ぼくが生まれて、生きてきた時代で、まるで”自分史”のようだった。それぞれの写真にうなずいたり、微笑んだりして、結構、長い時間たむろしてしまった。

はじめが、横浜大空襲により、米国領事館とホテルニューグランドだけを残して、他は全焼という写真だった。計算尽くだったのだ。そして、マッカーサーが厚木基地に降り立つ有名な写真。昭和20年はこんな報道写真から始まった。そして、焼け跡に建つ進駐軍のかまぼこ兵舎、元町の不二家(ペコちゃんが生まれたところ)は米軍のYOKOHAMA CLUBに。そして、復興へ。少女時代のひばりちゃんが横浜でデビュー。野毛山動物園には象のはま子が入園。

昭和30年代は、ヘレンケラーさん横浜へ、大洋ホエールズ初の日本一(ベイスターズの前身で川崎が本拠地だった。三原監督、秋山、土井、近藤昭の時代)。力道山、マリンタワー開業、鶴見事故。

昭和40年代。浩宮さまと美智子さま、こどもの国へ。若くてきれいだったこと!月の石。オイルショック。50年代。スト権スト、クイーンエリザベス号横浜へ、見物客40万人!横浜スタジアム開業。60年代。本物の”ベルリンの壁”を横浜三越前の広場で展示、ランドマークタワー建設中。

1998年はスポーツ界は横浜が制覇した。松坂大輔擁する横浜高校が三連覇(春、夏、国体)、神奈川大学が箱根駅伝初優勝、そして大魔神擁するベイスターズが日本一(大洋以来38年振り日本一)。 ・・・・そして、現在へ。(ぼくがブログで時々紹介していた)野毛のふたこぶらくだ、ツガルさん死去、そして東海大相模、45年振り優勝で〆られる。

そして、いくつかの特集が。横浜の街の今と昔。戦後のこどもたちの遊び。東京オリンピック。さらに、テレビ”神奈川ニュース”から横浜関連のものが次々と上映されていた。

浜っ子だけではなく、ぼくのような隣接する街に長く住んでいた者にも、なつかしく、楽しい展覧会だった。

同じフロアーのかながわ物産展も見学してきた。箱根強羅の田村銀かつ亭も来ていた、長蛇の列。小田原、茅ヶ崎、鎌倉、横浜などの名店が揃っていた。


下の階の画廊では、古希記念、黒木国昭展が開催されていた。薩摩切子で腕を磨き、独自の切子を完成させた”現代の名工”。すばらしい作品群にうっとり。

高島屋さんで、たっぷり楽しませてもらった。

コメント (2)
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