気ままに

大船での気ままな生活日誌

リオ五輪 価値あるメダルラッシュ

2016-08-12 22:42:11 | Weblog

こんばんわ。

今日もリオ五輪のメダルラッシュ。うれしい悲鳴でござる。それも、どのメダルも、新聞記事なら一面トップにしたいものばかり。女子二百平の、あの岩崎恭子以来、24年振りの金藤の金メタルはもちろんすごいが、萩野の二百個人メドレーの銀も、それ以上の価値がある。あのフェリプスに次ぐものであるし、今大会、金銀銅、合わせて自己三個目のメダルでもある。そして、銅メタルとはいえ、そこいらの金メタルよりずっと重みのある、卓球界シングル初のメタルを獲得した水谷隼。どれも、甲乙つけがたい価値あるメタルだった。

この重要な日に、ぼくはリオ五輪開幕以来はじめて、生中継でみることができなかった。お盆のお墓詣りがあったから。でも、スマホで随時、チェック。水谷の銅メタル決定は、武蔵小杉から菩提寺へ向かうタクシーの中であった(汗)。そして、競泳が始まり、金藤の金、萩原の銀とつづき、歓びは頂点に達した。

以下の写真は帰宅してからのテレビのニュース番組からのものです。

水谷、卓球界初の五輪メタル獲得!これで、昨日、福原愛ちゃんが勝っていれば、男女銅メタルとなり、最高だったが。それにしても、石川と福原を破った、無名の北朝鮮の選手の強かったこと。

小学生時代の画像

萩野、今大会三個目のメタル、二百個人メドレーの銀。

あのフェルプスと並ぶ表彰台。

競泳女子二百平、24年振りの金藤の金メタル。8年越しの夢のメタル。

加藤コーチに金メタルを。

そして、100キロ級男子柔道の羽賀も銅メタル


価値あるメダルラッシュの一日だった。

明日も、ゴールドラッシュだ。


では、おやすみなさい。げろげろ。

よい夢を!





 

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殿、利息でござる

2016-08-12 06:41:34 | Weblog

おはようございます。今朝も、リオ五輪は、柔道100キロ級で羽賀選手の銅メタル、テニスで錦織選手が8強進出と活躍でした。さて、久し振りに映画のこと。

先日、逗子のホールで上映された”殿、利息でござる”を見てきた。この映画は、磯田道史氏の”無私の日本人/穀田屋十三郎”を原作としている。仙台城下から六里ほどの、貧しい宿場町の再興を願い、穀田屋十三郎ら商家の人々が奇想天外なことを考える。自分らの金をかき集めなんとか千両を調達し、それを藩に貸付け、利息として毎年、百両を受け取る。それを宿場町内の農民らに配るというものだ。これにより、幕末まで吉岡宿の人々はゆとりある暮らしができたという。さらに、十三郎らは、その善行を外には絶対漏らさないようにとり決めた。本来なら埋もれてしまう史実だが、その実現までの経緯をお寺の住職さんが書きとめておいた。それを、歴史家の磯田氏が見つけ出し、本となり、映画となり、現代の人々に知られることになったのだ。

映画をみてから原作本を読むことはあまりないが、今回は、会場で販売していたので、迷うことなく買った。ほぼ映画の通りの筋で一気に読んでしまった。末尾の解説文を、数学者で作家の藤原正彦氏が書かれていた。どういう関係があるのかと思ったら、磯田氏の前作、”武士の家計簿/加賀藩御算用者”が、新潮ドキュメント賞の最終候補作になったときの選考委員だったそうだ。(数学者として興味をもたれたのか)、一気に読んでしまい、受賞作として強く推されたとのこと。父上(新田次郎)も、どんな理屈よりも、一気に読ませる、それが傑作の条件であると、言われていたようだ。

”無私の日本人”には、あと二人、儒学者であり詩文家の中根東里と江戸後期の絶世の美女で、歌人、陶芸家、尼僧にもなった太田垣蓮月が取り上げられている。どちらも、名誉欲、金銭欲などは微塵もない、無私の人である。

映画では、穀田屋十三郎を阿部サダヲ、弟の甚内(妻夫木 聡が大店、浅野屋を継ぐ、父(山崎努)の遺言で身代を投げ打って協力する。吉岡宿一の知恵者、菅原屋篤平治に瑛太。草笛光子、竹内結子も出演。そうそう、仙台藩のお殿様として、仙台出身の羽生ゆずるくんが現れたのにはびっくりした。羽生のお殿さまが直々に吉岡宿まで訪れ、お褒めの言葉を与え、地酒の命名までしてくれた。ゆかりの酒屋さんが現在も営業しているという。是非、行かねば。

きっと、現代の日本にも、ひっそりと善行を重ねている方、あるいは隠れた天才が幾人もおられるだろう。ただ、われわれが気付かないだけで。

それでは、みなさん、今日も、お元気で!萩野は午前中、二百個人メドレーでフェルプスと世紀の対決。新旧交代をみせつけてほしい。




 

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