こんばんわ。
暑い日は図書館に限る。というわけで、今日は逗子図書館へ。昨日、茅ヶ崎図書館で北杜夫の晩年のエッセイ集を読んだのだが、今日は、偶然、目の前の書棚に、娘さんの斉藤由香さんの本が現れびっくり。”猛女とよばれた淑女”/祖母・斉藤輝子の生き方”。そういえば、北杜夫さんはひどい腰痛に悩まされ、その上、うつ病で、どこにも出掛けたくないのに、”母に似て旅好きの娘(由香さん)”により、強引に旅行に連れていかされた話がエッセイにあったっけ。香港、マカオくらいならいいでしょ、どこに居たって、腰の痛いのは同じだからとなんとか言われてサ(笑)。
斉藤輝子さんは、言うまでもなく、歌人斉藤茂吉の奥さんで、茂吉が亡くなって、7年後、64歳のとき、突如、南回りで、中近東、イタリア、ドイツ、オランダ、イギリス、フランスに行き、北極回りで帰国した。それ以来、ものすごい勢いで海外旅行をし、80歳でエベレスト山麓、81歳でエジプト、83歳でアラビア半島、フィージー諸島と、89歳で亡くなるまで、海外渡航歴97回、世界108ヶ国を旅した。暑い時にはこういう読み物が一番。よし、俺も負けるものかと・・・負けちゃうけど(笑)、元気が出てきますね。
落語でいえば、マクラが長くなってしまったが、今日の卓球男子団体決勝のこと。相手は常勝中国だから、まず駄目だろう、せめて、一矢報いてほしいと思っていた。やってくれました、二試合目の水谷隼が、これまで一度も勝ったことのない、世界ランキング3位の許キンをフルゲームの末に撃破した。胸がすっとしましたね。次のダブルスも、丹羽、吉村が健闘し、一ゲームを奪い、中国チームを震撼とさせた。四試合目には世界チャンピオンの馬龍に吉村。完敗だった。ここに絶好調の水谷を当てたかった。大接戦がみられたかも。ぼくは今年の六月に、千駄ヶ谷(卓球ジャパンオープン荻村杯)で二人の対決を見ている。そのときは、ワンゲームもとれずに、水谷の完敗だった。
男子団体では、五輪初のメダル。水谷は個人でも銅メダルをとっている。これはインパクトが大きい。よし、俺もという中学生、小学生がいっぱいいるはず。東京五輪では、一矢、二矢、三矢、報いて、団体も金、個人も金だ!もちろん女子も!猛女、斉藤輝子さんも天から応援してくれるはず。ぼくも、東京五輪の卓球会場に応援に行けるように、それまでは、元気でいなければ!
水谷対許キン
一矢報いる!はでなガッツポーズ!地味な卓球のイメージを変えたいということもあるらしい。関係ないことだけど、試合ではいつもノーパンとのこと(笑)。古代オリンピックでは選手は全裸です。
おめでとう。男女そろってのメダル!
感動をありがとう!