おはようございます。リオ五輪も、昨日の、華やかなセレモニーを最後に、幕を閉じました。
ほんとに素晴らしい大会だった。ロンドン、北京大会よりずっと良かったし、これに匹敵するのは半世紀前の東京五輪くらいまで遡らなければならないほど。それほど、日本選手が活躍した大会だった。実際、獲得したメダル数も史上最多の41個。金メダルもぼくが予想した15個には及ばなかったものの、12個まで伸ばした。
本ブログでも選手たちの活躍ぶりは随時、記録してきたつもりだが、総集編として、何でもベストテン男(汗)のぼくが選んだ”メダルベスト10”を発表することで幕にしたい。これはメダルの色とは無関係で、この競技で良くぞここまでやってくれた!の順にしてある。だから、メダルを量産した柔道やレスリングからのベスト10入りは、女子レスリングの伊調馨の金メダル一つだけである。これは、五輪四連覇という世界新記録(女子)があったから。
第1位に選んだのは、やっぱり400メートルリレーの銀メダル。同種目で、北京大会でも銅メダルをとっているが、その時は、米英ジャマイカの強豪国が失格予選落ちしていたレースだった。今回は、オールスター戦での2位。歴史に残る、重い重い銀メダルだった。
第2位は、荻野公介の競泳の四百個人メドレーリレーの金メダル。この種目の金は競泳界の王者のしるし。リオ五輪、最初の金メタルでもあり、メダルラッシュの勢いをつけたことも評価される。加えて二百メでもフェルプスに次ぐ、銀をとっている。
第3位は、テニスの錦織圭介の銅メダル。有力選手がほぼ出そろった五輪での3位は非常に価値がある。加えて、テニスのメダルは、1920年アントワープ大会の男子シングルスで銀メダルを獲得した熊谷一弥以来96年ぶりというのがすごい。
第4位以下はどれを上位にしていいか迷うところだが、えいや!とやってしまった。金メダル以外でベストテン入りしているのは、卓球男子団体の銀メダル。これは五輪史上(とはいっても北京からだが)初の快挙。水谷の個人の銅、女子団体の銅もあるし、代表でこれを入れた。それと、競泳男子八百リレー。その国の水泳力を示す種目での堂々たる銅メダル。1964年東京五輪で銅メダルを獲得して以来52年ぶりの快挙。陸上50キロ競歩の荒井広宙の銅メダルも価値が高い。男女マラソンでメダルをとれなくなって、陸上でのメダルは、前述のリレーと競歩だけだった。では、以下、ベスト10を発表しまぁす。
ぼくの選んだリオ五輪メダルベスト10
第1位 陸上男子400mリレー 日本チーム(山縣、飯塚、桐生、ケンブッジ) 銀メダル
第2位 競泳男子四百個人メドレーリレー 荻野公介 金メダル
第3位 テニス 錦織圭介 銅メダル
第4位 体操男子団体(内村、加藤、白井、田中、山室)金メダル
第5位 体操男子個人総合 内村航平 金メダル
第6位 女子レスリング 伊調馨 金メダル
第7位 卓球男子団体(水谷、丹羽、吉村) 銀メダル
第8位 競泳男子八百リレー 日本チーム(荻野、江原、小堀、松田)銅メダル
第9位 陸上50キロ競歩 荒井広宙 銅メダル
第10位 競泳女子二百平 金藤理絵 金メダル
次点 バトミントン女子ダブルス (高橋、松友) 金メダル
特別賞
カヌー(羽根田卓也) 銅メダル
七人制ラグビー 4位
体操女子団体 4位(48年ぶり)
感激賞
卓球女子団体銅メダル
重量挙げ、三宅宏美 銅メタル
女子レスリング連続逆転金メダル
リオ五輪閉幕式も素晴らしかった。リオのカーニバルで締めたのがとくに良かった(汗)。
聖火が消えて
東京にバトンタッチ。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!