おはようございます。
大町の八雲神社は、もと祇園天王社と呼ばれていたが、こういうわけがある。1087年(寛治元年)に弓矢の名将といわれた新羅三郎義光(源義光)が後三年の役で兄義家の援護のため奥州に向かう途中、鎌倉に立ち寄った。そのとき鎌倉は疫病がまん延していて人々が苦しんでいた。この様子を見て、疫病退散の願いを込めて、京都祇園社(八坂神社)の祭神をここに勧請したと伝えられる。祇園社の流れをくむ鎌倉最古の厄除け社なのである。
妙本寺から大町の大通りに向かう脇道を5分も歩くと八雲神社に到達する。祇園山の麓にある。
石鳥居に立派なしめ縄。厄除け祈願の旗がいっぱい。
本社殿にコロナ退散祈願をし、境内を眺める。
新羅三郎の手玉石がある。ここで力自慢でもしたのでしょうか。立派なクスノキの下。
宝物庫。中には入れないが、ガラス越しに観察できる。
四基の神輿がりっぱ。ほかにも、剣、銅鏡、陶器など宝物がずらり。
神社内に合祀されている小さなお社。
お岩さんのお稲荷さまも。
ほかにも、いろいろ。
神社の右手奥に祇園山ハイキングコースの入り口が。二度ほど歩いたことがある。市内が一望できる。出口は北条高時の腹切りやぐら辺りへ。現在は閉められている。コロナのためではなく、昨年の台風の影響。
左手石段は三峰神社。右手がハイキングコース。
うしろに祇園山。
コロナ退散の願いは届くか。今日、関西圏は解除。首都圏と北海道は月末までになる。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!