おはようございます。
先週、日刊スポーツの面白い記事を見つけた。大相撲の秋巡業で来場者約100人にネクスト大関候補は?と聞いたところ、関脇の若隆景がダントツの1位で29票を獲得した。2位は19票の豊昇龍と朝乃山の二人が並んだ。以下、琴ノ若、大栄翔、霧馬山、阿炎、高安、明生、隆の勝が続いた。
なかなか面白い見立てだが、ぼくなら、1位は若隆景、2位が高安、3位に朝乃山としたい。朝の山の大関昇進は二年ほどかかるので、その間に高安をという考えだ。4位以下には、今場所新入幕の熱海富士や大鵬の孫、王鵬も入れてみたい。
さて、そんなことを頭に置いて、昨日、初日を迎えた九州場所を展望したい。ネクスト大関一番候補の若隆景は、先場所11勝を挙げ、年間最多勝のトップを走る。今場所14勝以上の優勝なら33勝に届き、いきなり大関昇進の声もかかるだろう。しかし、序盤戦が弱いという定評があり、初日も高安との熱戦に破れ、早速つまづいた。それでも、優勝候補の筆頭であることは間違いない。
ニ番手は、若隆景に土をつけた高安を推したい。何度も終盤に崩れ、初優勝を逃してきたが、今場所は初日の勢いで上位陣をなぎ倒したい。そして、どちらも初日、黒星スタートになったが、琴ノ若、熱海富士の若手にも大勝ちしてもらい、優勝争いに絡みたい。
これは、幕内上位の番付だが、高安、琴ノ若、宇良、若元春、佐田の海と実力者がひしめいている。誰が飛び出すか。さらにここには出ていない下位には阿炎、熱海富士、王鵬がおり、大勝ちすれば、平幕優勝も十分考えられる。
一方、上位陣は落ち目が多いが(笑)、若隆景、豊昇龍、霧馬山、翔猿が暴れそうだ。ただ星のつぶしあいがあるので、若隆景以外は、優勝は難しい。照ノ富士は休場、正代はカド番、御嶽海は復帰戦。どちらも難しい情勢。貴景勝は10番はいくだろう。
上位、下位とも多士済々で、面白い優勝争いになりそうだ。わくどきの九州場所だ。
昨日の大一番を制した高安。
今朝の朝焼け。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!