海蔵寺は、先月、お彼岸頃に、訪れています。そのときは、山門前の萩が見頃になっていて、山門をくぐってすぐの紫苑は一株だけ、花をつけていました。今日は、萩の花はすっかり散り、その代わり、紫苑の薄紫の花が、数十株、すべてが、今を盛りと咲き誇っていました。着実に、秋が歩みを進めてるのがよく分ります。
紫苑はボクの好きな花のひとつです。ボクの脊より高く、真っ直ぐに伸び、凛とした花姿に心惹かれます。とくに、ここ海蔵寺の紫苑が好きです。周囲の風景にすっぽりはまり、いかにも、”適材適所”といった風情です。そのせいか、のびのびと育ち、そして、今の秋風のように涼やかな花を思い切り、たくさんつけています。
ここのお寺の和尚さんが、よく庭の手入れをされているのを見かけます。きっと、この紫苑も、和尚さん(師)の恩を感じながら、今年もまた、凛とした花姿をつくっているのではないかと思いました。で、一句(苦笑)。
師の恩に 応えて凛と 紫苑咲き(汗)
”師の恩”と”紫苑”で韻をふんでみました、近くの咲き始めの竜胆の”りん”も入れてみました(大汗)。古寺に、凛と咲いている紫苑に自分の姿を重ね合わせてもいいでしょう(滝汗)。
紫苑はキク科で、あの春の野草、ハルジオンの名前もここからきてます、春紫苑なのだそうです。たしかに、花は似ていますね。原産は中国ですが、今昔物語にも出てくるそうですから、歴史は古いです。花言葉が、な、なんと、「君を忘れない」。”君忘れじのブルース”です(笑)。ロマンチックですね。
一方、「私を忘れないで」の花言葉をもつのが、わすれな草です。「私を忘れないでね」と涙顔のわすれな草さんの肩をそっと抱き、「君を忘れない」とささやき、立ち去る紫苑くん。シェーン(シオン) カムバック”・・・”グッバイ!シオン”とわすれな草さんの叫び声。そしてバックに菅原洋一さんの”わすれな草をあなたに”が流れる。♪別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも 覚えておいて ほしいから♪
紫苑の世界にどっぷり埋没していましたら、”私もわすれないでね”と突然、甘い香りが耳もとに、じゃない、鼻もとに。目を上げると、金木犀の大木が金色の花をこれでもかこれでもかというほど、たくさんつけていました。そういえば、お寺の少し前のお宅の金木犀の生け垣も見事でした。そして、その金木犀の下には、”新緑”のうつくしい苔の園があり、そこに、ようやく咲き始めた竜胆の青い花が、あたちも忘れないでね、と恥ずかしげに小首をかしげていました。
・・・
忘れな草をあなたに
作詞 木下龍太郎
作曲 江口浩司
歌唱 菅原洋一
別れても 別れても 心の奥に
いつまでも いつまでも
覚えておいて ほしいから
幸せ祈る 言葉にそえて
忘れな草を あなたに あなたに
いつの世も いつの世も 別れる人と
会う人の 会う人の
運命は(さだめ)は常に あるものを
ただ泣きぬれて 浜辺につんだ
忘れな草を あなたに あなたに
喜びの 喜びの 涙にくれて
抱き合う 抱き合う
その日がいつか 来るように
二人の愛の 思い出にそえて
忘れな草を あなたに あなたに
紫苑はボクの好きな花のひとつです。ボクの脊より高く、真っ直ぐに伸び、凛とした花姿に心惹かれます。とくに、ここ海蔵寺の紫苑が好きです。周囲の風景にすっぽりはまり、いかにも、”適材適所”といった風情です。そのせいか、のびのびと育ち、そして、今の秋風のように涼やかな花を思い切り、たくさんつけています。
ここのお寺の和尚さんが、よく庭の手入れをされているのを見かけます。きっと、この紫苑も、和尚さん(師)の恩を感じながら、今年もまた、凛とした花姿をつくっているのではないかと思いました。で、一句(苦笑)。
師の恩に 応えて凛と 紫苑咲き(汗)
”師の恩”と”紫苑”で韻をふんでみました、近くの咲き始めの竜胆の”りん”も入れてみました(大汗)。古寺に、凛と咲いている紫苑に自分の姿を重ね合わせてもいいでしょう(滝汗)。
紫苑はキク科で、あの春の野草、ハルジオンの名前もここからきてます、春紫苑なのだそうです。たしかに、花は似ていますね。原産は中国ですが、今昔物語にも出てくるそうですから、歴史は古いです。花言葉が、な、なんと、「君を忘れない」。”君忘れじのブルース”です(笑)。ロマンチックですね。
一方、「私を忘れないで」の花言葉をもつのが、わすれな草です。「私を忘れないでね」と涙顔のわすれな草さんの肩をそっと抱き、「君を忘れない」とささやき、立ち去る紫苑くん。シェーン(シオン) カムバック”・・・”グッバイ!シオン”とわすれな草さんの叫び声。そしてバックに菅原洋一さんの”わすれな草をあなたに”が流れる。♪別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも 覚えておいて ほしいから♪
紫苑の世界にどっぷり埋没していましたら、”私もわすれないでね”と突然、甘い香りが耳もとに、じゃない、鼻もとに。目を上げると、金木犀の大木が金色の花をこれでもかこれでもかというほど、たくさんつけていました。そういえば、お寺の少し前のお宅の金木犀の生け垣も見事でした。そして、その金木犀の下には、”新緑”のうつくしい苔の園があり、そこに、ようやく咲き始めた竜胆の青い花が、あたちも忘れないでね、と恥ずかしげに小首をかしげていました。
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忘れな草をあなたに
作詞 木下龍太郎
作曲 江口浩司
歌唱 菅原洋一
別れても 別れても 心の奥に
いつまでも いつまでも
覚えておいて ほしいから
幸せ祈る 言葉にそえて
忘れな草を あなたに あなたに
いつの世も いつの世も 別れる人と
会う人の 会う人の
運命は(さだめ)は常に あるものを
ただ泣きぬれて 浜辺につんだ
忘れな草を あなたに あなたに
喜びの 喜びの 涙にくれて
抱き合う 抱き合う
その日がいつか 来るように
二人の愛の 思い出にそえて
忘れな草を あなたに あなたに