政界の風見鶏といえば中曾根さん。サンデー毎日のぼくが週刊誌”サンデー毎日”の記事を読んでぶっとんでしまった。
元東大総長の小宮山さんとの対談記事。その見出しが原子力の次は太陽光だ。なななんと、ひと月半ほど前の朝日新聞のインタビュー記事で、昭和29年に密かに出した、原子力予算は先見の明があった、今回の原発事故は遺憾千万だが、原発推進は変えてはならない、と言ったばかりではないか。
さすが、天下の風見鶏。世間の風が脱原発になってきたので、早速、風に合わせてきた。風力といわず太陽光利用と言ったのにはわけがある。風力といえば、また風見鶏か、と揶揄される。じゃあ、太陽光にしておこう、そんな程度だろう(笑)。風見鶏と言われるのが厭なら、太陽光に合わせて日和見としておこう(爆)。
さらに、こんな言葉も中曾根さんから。元祖太陽族の石原慎太郎君にもがんばってもらわなければ。(爆)ブラックユーモアかな。
原発推進の元祖でありながら、今回の原発事故に正式な謝罪もせず、平気でこんなことを言える神経がぼくには理解できない。それに対談者も科学者でありながら、”中曾根さんが提出された、はじめの原子力予算は非常に賢明な選択だったと思います”。はあ?こんな方々が政界や学界のトップにいたんだから、あほんだら政治家やぼんくら学者が充満するのは無理もないか。
。。。。。
これは鎌倉のあるお宅の風見鶏です。