おはようございます。奈良と三重、二泊三日の旅から帰ってきました。暫く訪ねていなかった奈良と三重。奈良は6年振り、三重は11年振り。まずは、奈良の大仏さまにご挨拶。
東大寺南大門 天平創建時の門は平安時代に大風で倒壊し、現在の門は鎌倉時代、正治元年(1199)に上棟し、建仁3年(1203)に、門内に安置する仁王像とともに竣工した。入母屋造、五間三戸二重門で、ただ下層は天井がなく、腰屋根構造となっているとのこと。
屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは25.46mもある。わが国最大の山門。
左右に阿吽形の金剛力士像。
そして、大仏殿。創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建された。
毎年、大晦日から元旦に正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、大仏尊像のお顔を外から拝しながら新年を迎えることができる。
大仏殿の前の八角灯籠。2010年10月に訪問したときは、東博の”東大寺大仏/天平の至宝展”に出張中で”跡地”だけしか見られなかった(笑)。今回はばちっり。4.6mもある巨大灯籠で、国内最古にして最大、当時は黄金色に輝いていた。根津美術館庭園にレプリカが置かれている。
いよいよ奈良の大仏さまへのご挨拶。像高14.98m、台座3.05m。鎌倉の大仏さまよりさらに大きい。写真撮影可能なので、いろいろな角度から撮らせてもらった。
正面
左に廻る
一番いいアングルか↓
右斜めから
蝶の彫刻も
脇侍に虚空蔵菩薩と如意輪観音
虚空蔵菩薩 修学旅行生は鎌倉女学院の中学生だったのにはびっくり。
如意輪観音
北西隅 広目天立像(江戸時代)
北東隅 多聞天立像(江戸時代)
大仏さまの鼻の穴と同じ大きさの柱の穴。ここを潜り抜ければ、ご利益が。やったあ!大人は無理かも。
奈良の大仏さんのご挨拶のあとは、二月堂、三月堂へ向かってみましょうか。(つづく)
(奈良・三重の旅#1)
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!