おはようございます。
”いちょうは手品師”というが、まさにその通りだ。雪景色のように、自分の蒔いた葉っぱで世界を黄金色の世界に変えてしまう。
冬至の午後、大船からの湘南モノレールの終着駅、湘南江の島駅に近い常立寺(じょうりょうじ)にふらりと立ち寄った。ここは梅の寺として知られる。先日、妙本寺の紅梅が開花していたので、ひょっとしたらと訪ねた。紅梅も白梅も固い蕾で花は見られなかったが、境内が一面黄金の世界。銀杏の落葉が幾層にも重なり、まさに絨毯になっていた。ここには梅の時期にしか来ていないので、この景色にカンゲキした。
山門からの黄金の世界。
境内に広がる銀杏の絨毯!
六地蔵さんの前も。
六地蔵さんのうしろも黄金世界。
四方八方
この先は、元使塚。
元寇のとき、元より降伏勧告に来た使者を北条時宗はこの近くの龍の口で斬首した。そのときの五人の元使の塚と伝えられる。大相撲藤沢場所が行われるときにはモンゴル出身力士がお参りに来る。
こちらは令和の記念句碑。
紅葉も少しだけど。
散り紅葉
本堂前の庭園には夏至の花、高砂百合が冬至に咲いていたのにはびっくり!さすが、常立寺。
上を見るとちょうど湘南モノレールの車両が。
無患子の実も。
寒椿と銀杏
いちょうは手品師、老いたピエロ♪
すばらしい常立寺のいちょうのじゅうたんでした。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!