昭和63年8月14日 一畑口
一畑電鉄の懐かしい電車です。デハ21+クハ101の編成は廃車となる平成の世まで、「手動扉」の車両で、二重のラッチを掛けないと走行中に扉が開いてしまいました。デハで釣掛モータ音を堪能しするも良し、後部のクハで客車っぽい雰囲気を楽しむも良しの編成でした。また、この編成は並型自連を使用していたので、発車や制動時の前後衝動も、今や懐かしい思い出です。
一方の、デハ72+クハ172の編成はセミクロスシート車で、ビニール製でしたがシートカバーもあり、良い雰囲気の電車でした。あまり乗る機会がなかったのが残念です。