まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

オロネフ10

2008年06月16日 | 廊下から
先日、友の会の例会で、大分の『だご汁』のお話から由布院のオロネフ10のお話となりました。

時は西暦2003年、てつまろ様と一緒にオロネフ10へ会いに、由布院に行きました。施設が廃業して久しいと聞いていたので、現存するかも判らないままに現地へ参りましたが、迷いながらも見つけることが出来ました。そして偶然にも所有者の方とお会いでき、『写真だけなら…』と、特別に許可を頂いて撮影する事が出来ました。あの時の興奮は今でも忘れる事が出来ません…


入口からは直ぐには判らない…(以下、全て許可を得て撮影)

敷地内に入ると小高い丘の上に鎮座する客車がチラリと… 私は興奮を抑えつつ車両に近付くと…

『おぉ~!』

初めて見るオロネフ10に、ただ感動するばかりでした。


オロネフ10 2

オロネ10 30

オロネフ10 1

外観は若干手を加えていますが、原型は良く保っていました。車内をガラス越しに覗き込むと車内は、ほぼオリジナルのままだったと思います。


TR-60台車

冷房用発電機と燃料タンク

等級表示もオリジナルのまま…

所有者の方から、設置して程なく雨漏りに悩まされて屋根で車両を覆った等、苦労話を多く聞かせていただきました。今思えば、遠く離れた高台の道路からどうやって搬入したのか聞いておけば良かったですね。


留置中のオロネフ10 2 昭和53年4月2日 厚狭

さて、オロネフ10(1・2)と言えば広島にいた車両でした。生野屋プロダクションさまから貴重な画像を提供していただきました。

快く撮影を許可してくださった所有者様、画像を提供してくださった生野屋プロダクション様には、心から感謝し御礼申し上げます。