まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

プロジェクトU second season …競作始動

2013年02月10日 | 工作室から
何処かで聞いたことあるような題目ですが、ウチも遂に競作へ向けて重い腰を上げました。

今年のお題は…

『電車』です。

ネタは揃っており、ずっと決めかねておりましたが、久々に宇部線の旧国を眺めていたら…

『3扉車だけでええんか? 2扉車もいるぢゃろ?』

声が聞こえ、気がつけば…



と、いう事で今年はこのクモハ42006で競作に望みます。

まずは、下ごしらえで足回りの準備をします。



足回りは他の車両との協調性を考え、クハ55340を作った時に余ったクモハ41の足回りを使います。



床下機器類は微妙に異なると思いますが、そこは目をつむり動力台車ではない方の台車を、何か使えるだろうと思って購入していた台車と交換します



これで両側の台車に排障器が付きました!

たちまち、足回りは揃ったので、明日からいよいよ車体の工作に入ります!

鉄路復活…

2013年02月10日 | 廊下から
マスコミ報道等でご存知と思いますが、可部線の一部復活が決まりました。
廃止となった区間が一部とはいえ復活するのは初めてであり、これまで復活を願っていた地元の方々も一安心でしょう。

報道によると13年度に工事を開始し、15年度中に運転開始との事なので、工事前の様子を記録するために可部の町を訪れてみました。



所用があったので、起点の横川駅から列車にのります。



2両編成ではありますが、日中でも込み合うのが今の可部線の姿です。




30分弱で終点可部駅に到着します。
到着した行き止まり式のホームは私鉄時代の名残でもあるとか…
一部復活時には、列車の交換が出来る様になり、行き止まり式のホームは姿を消す予定だそうです。



可部駅は町外れに位置するので、町の中心部を通る北部方面行きのバスターミナルが駅の隣にあります。



可部~三段峡間が廃線となった後、用地は施設ごと自治体に払い下げられ、後にレール等は撤去されましたが、復活の要望が強かった可部~旧可戸駅の先まではレールが大切に残されたままでした。



105系が走る姿を妄想しながら廃線敷を歩いてみましたが、廃線前の姿そのままと言って良いくらいの状態に改めて地元の方々の熱意が感じられます。


旧高宮中学踏切付近

町の中心部に近い場所へ新たに駅を設けるそうなんですが、この辺りでしょうか?


旧高宮中学踏切

問題となった踏切も一ヶ所を除いて復活するそうです。



旧可戸駅は復活しないようです。工事が始まると、ここは姿を消すのでしょうね…


可部方面を望む

新たな終点駅が設けられるのは、この辺りでしょうか?
確かに広い空き地があり、すぐ近くの高台には団地があります。
しかし、団地から駅までのアクセスを考える必要があと思います。



終点予定地の少し先、県道との踏切跡で残されたレールは終わり、その先は自然に還りつつありました。




この付近の路線バスは本数も少なく、鉄道が復活すると便利になるのではないでしょうか。

新聞報道では、可部線の輸送人員は今も伸びているとの事です。
可部~三段峡間が廃止される前の可部線は赤字ローカル線でしたが、部分廃止後はかなり営業係数が下がったと聞きます。
復活させたが利用者数は伸びなかった…と、いった事がないように、しっかりと利用して頂けたらと思います。

そして、アタシはここを走る列車を撮影に、可部線で来ようと思います。