自民党は、多くの自治体選挙で、「福祉優先に予算を使ったり、共産党の要求をのんでいれば財政が破綻し夕張市のようになる」と発言しています。向日市長もそのような発言をしていました。そこでそのでたらめ振りを、「質問」の中で論破し、夕張市が破綻した原因が、直接向日市の財政状況と結びつくと思っているのか、と追及しました。
■□「夕張市の財政破綻」を利用したデマ宣伝をやめよ!
次に市長は市民の願いに対しては、お金がない、お金がないと言いながら、支出すべき法的根拠がなくなってもなぜ解放同盟山城地協に支出し続けるのか。そして、市民には夕張市のようになると脅かされるのか、不誠実な態度をやめるべきであります。
市長は、夕張市がなぜ破綻したのか、 その原因が直接向日市の財政状況と結びつくと思っておられるのでしょうか。夕張市のようになるというふうなことを、 もし市長やその側近が言われるとすれば、これは自分たちが向日市の財政をむちゃくちゃにしますよということを宣言しているに等しいものであります。
夕張市の財政が破綻したのは、市、道、国の責任です。
①国がエネルギー政策を転換し、炭鉱を閉鎖して、北炭が持っていた住宅や病院などを夕張市に押しつけたこと。
②その後のリゾート開発など市の責任も重大だが、それをあおり立てた国と金融機関にも大きな問題がある。
③三位一体改革による地方交付税の削減。(財政規模二〇〇億円に満たない夕張市で、国は二〇億円もカットした)
私は、「市長が、向日市が夕張市のようになると考えているとすれば、市長失格ということになる。少しでも常識があれば、こういう無責任なことは言わないほうがいい」と警告しました。その後、市長は、公の席上で、夕張市のようになると言わなくなりました。