どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

手持無沙汰

2016年06月04日 | 日記
退職して以来 やっと退職者らしく 暇を持て余している

晩夏から始まった家の整理 そして 新築計画まで 全く暇が無かったというわけでは無いけれど 暇を暇として楽しむ状況では無かった

今は こんなにのんびりした時間を送っていてはバチが当たると思うほど


今の季節ということもあって 早起きである

4時半から5時には起きる というか 起きてしまう

それから 少しダラダラとしてようよう朝食の支度をする


ご飯は一合を お鍋で炊く

半分を朝食に 残りは昔であればお弁当にするか あるいは翌朝 レンジで温めてということになっていたが 引っ越しに際してレンジも捨ててしまったので昼食に食べることが多くなった

電子レンジが無いのは不便だけれども それなりに工夫するのも悪くない

半合炊くこともできるのだが そうすると昼食に困る

職場での昼食が長かったために 今更ながら ああ そんな時間かと思い 何を食べたら良いのかと思い悩んでしまうのだ

パンも麺類も嫌いというわけではないが 一人の生活ですっかりメニューから消えてしまったのでなかなか馴染めないでいるし ピザや焼きそばも好きだけれど そうするとビールになってしまうので それを避けるためにはご飯で我慢かもしれないが これでは非常に乏しい食生活

今後こうした生活が続くわけだから やはり何か考えなければいけない


母は 子育て時代 家に一人でいる時の昼食には何を食べていたのだろう

掃除や洗濯 買い物 食事の支度 時にアイロンがけや繕いものなど 家事全般をしながらの母の昼食のことを 今頃になって考えたりする

無論 今の母親のようにママ友とランチなんてあるはずもなく テレビを見ながら残り物の整理だったのか 夏休みなどの昼食の姿は知っているし 一緒におやつを食べた記憶は沢山あるけれど 母の一人の昼食は結局知らずにきてしまった

私たちの学校生活の全てを親が知っているわけでは無いのと同じに 私たちも親の生活の全てを知っていたわわけではないのだ


私一人きりの家事は 色々やったところで午前中には多くの事は終わってしまう

家事のそれぞれが毎日というわけでは無いので 早い日には10時には大方終わることもある

5時の夕食(ビール付き)までの時間がとても長く また優雅でもあり 勿体なくもあり 有り難いことでもあり 大事にしなければとも思い これで良いのかと貧乏性の私はなかなかボンヤリと過ごすことが出来ずにいる

引っ越しの荷物をあまり出したくは無いのだが 本を漁り わずかに残した英語やドイツ語の学習書を取り出しては記憶をよみがえらせたりしている

忙しかったあの時代 週末は家事に追われ 週明けからの労働に備えるだけで精一杯だった生活からすっかり一変して 今 やっと退職者としての解放感を感じつつも 少しばかりの手持無沙汰にまだまだ慣れずにいる

コメント (4)
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