昨日 髪を切りに行った後 家を見に行った
通りからすでに我が家が跡形も無く消えているのがはっきりとわかった
残っているのは塀と門と カーポートのところのフェンスだけで わずかな残骸が庭にあったものの もうほとんんど更地同然だった
空しいとか悲しいとかといった感傷的な気持ちよりも あまりの早さにポカンとしてしまった
作る作業には時間がかかるのに 壊す作業があっという間に終わるのは何事もそうかもしれない
馴染みのスーパーでお米を買って 家に戻る
消費する量が少ないので 高くつくけれど私は2キロ入りのものを買っている
もっと美味しいものもあるかもしれないけれど 今のところこれで満足しているので 冒険を好まない私はこれからもここで買うことになるのだろう
ここに越してから 叔母に手紙を書いた
以前から いつかは家の整理をしてマンションにでも引っ越すつもりだと話していたから 事後報告ではあったけれど伝えておこうと思ったのだ
手紙が着いてからすぐ 叔母から電話があった
すごい決断で一人でよくそこまで頑張った 偉い と褒められた!!(でも 大人なら誰だってやってることなんだよね~)
そして また昨日の朝 二度目の電話があった
この日記にも時々書いているが 母の妹である叔母にはダウン症の長男と 結婚していない次男の二人の息子がいる
3年ほど前 長男を家の近くにある施設に入れた
将来を考えた末の親の決断であり 彼にとっては終の棲家になるのだろう
私は手紙でそれを知った時 そうした想いでしたことであり それで良かったのだと思うと返事を書いたら そうした言葉は私らしく また 誰もが言わなかった言葉だったと言われた
先に逝く親にとって二人の息子の将来を考えての苦渋の決断であったことは 想像力があればわかることだ
昨年 叔母の夫が亡くなったので 今は大きな家に二人暮らし
色々と叔母にも悩みがあるようだ
叔父は人当りが良くて 子供の頃私が遊びに行くとあちこち連れて行ってくれたりした
経済的にも何の不自由も無い家であり ポンポンと物を言う叔母にいつも笑って答えるような人だったが 叔母には大きな不満があったことを昨年知った
叔母や私が考えるような愛情とは程遠く ダウン症の長男には誰もが無関心で 親が亡くなると親戚中で相続争いが起きるような家にお見合いで嫁ぎ その中で生きてきた叔母の一生を考えると複雑な思いがする
実の妹同然に可愛がってくれた男性と自分の姉が 長い交際期間を経ての恋愛結婚に至ったことに喜びを感じ また少し羨ましく思っていたかもしれないと今になって感じる
だから 私が両親を恋しがるのと同じくらいに 自分の姉だけでなく義理の兄でもある父を今も慕っている叔母の気持ちがよくわかる
欠点も沢山ある両親ではあったし 大きな財を残すことも出来なかったけれど 二人とも清くて愛情に深い人だった
叔母は 今後の身の振り方として老人ホームへの入居も考えているらしい
最近の有料老人ホームは個人のプライバシーもあるし それも悪くないだろう
息子が居る以上 私がでしゃばってあれこれ言うことは出来ない
それぞれの家族にはそれぞれの歴史と感情があり それぞれの将来がある
どんなに近しくても これを侵してはならないと思っている
それにしても 人の一生 人生 運命 悲しみや喜び 苦悩 幸不幸 いったいこれは何だろうと思わずにはいられない
にんげんだもの ということなのだろうか
色々な人の事を思い 梅雨入りし 少しだけ心の湿度も高くなった一日
通りからすでに我が家が跡形も無く消えているのがはっきりとわかった
残っているのは塀と門と カーポートのところのフェンスだけで わずかな残骸が庭にあったものの もうほとんんど更地同然だった
空しいとか悲しいとかといった感傷的な気持ちよりも あまりの早さにポカンとしてしまった
作る作業には時間がかかるのに 壊す作業があっという間に終わるのは何事もそうかもしれない
馴染みのスーパーでお米を買って 家に戻る
消費する量が少ないので 高くつくけれど私は2キロ入りのものを買っている
もっと美味しいものもあるかもしれないけれど 今のところこれで満足しているので 冒険を好まない私はこれからもここで買うことになるのだろう
ここに越してから 叔母に手紙を書いた
以前から いつかは家の整理をしてマンションにでも引っ越すつもりだと話していたから 事後報告ではあったけれど伝えておこうと思ったのだ
手紙が着いてからすぐ 叔母から電話があった
すごい決断で一人でよくそこまで頑張った 偉い と褒められた!!(でも 大人なら誰だってやってることなんだよね~)
そして また昨日の朝 二度目の電話があった
この日記にも時々書いているが 母の妹である叔母にはダウン症の長男と 結婚していない次男の二人の息子がいる
3年ほど前 長男を家の近くにある施設に入れた
将来を考えた末の親の決断であり 彼にとっては終の棲家になるのだろう
私は手紙でそれを知った時 そうした想いでしたことであり それで良かったのだと思うと返事を書いたら そうした言葉は私らしく また 誰もが言わなかった言葉だったと言われた
先に逝く親にとって二人の息子の将来を考えての苦渋の決断であったことは 想像力があればわかることだ
昨年 叔母の夫が亡くなったので 今は大きな家に二人暮らし
色々と叔母にも悩みがあるようだ
叔父は人当りが良くて 子供の頃私が遊びに行くとあちこち連れて行ってくれたりした
経済的にも何の不自由も無い家であり ポンポンと物を言う叔母にいつも笑って答えるような人だったが 叔母には大きな不満があったことを昨年知った
叔母や私が考えるような愛情とは程遠く ダウン症の長男には誰もが無関心で 親が亡くなると親戚中で相続争いが起きるような家にお見合いで嫁ぎ その中で生きてきた叔母の一生を考えると複雑な思いがする
実の妹同然に可愛がってくれた男性と自分の姉が 長い交際期間を経ての恋愛結婚に至ったことに喜びを感じ また少し羨ましく思っていたかもしれないと今になって感じる
だから 私が両親を恋しがるのと同じくらいに 自分の姉だけでなく義理の兄でもある父を今も慕っている叔母の気持ちがよくわかる
欠点も沢山ある両親ではあったし 大きな財を残すことも出来なかったけれど 二人とも清くて愛情に深い人だった
叔母は 今後の身の振り方として老人ホームへの入居も考えているらしい
最近の有料老人ホームは個人のプライバシーもあるし それも悪くないだろう
息子が居る以上 私がでしゃばってあれこれ言うことは出来ない
それぞれの家族にはそれぞれの歴史と感情があり それぞれの将来がある
どんなに近しくても これを侵してはならないと思っている
それにしても 人の一生 人生 運命 悲しみや喜び 苦悩 幸不幸 いったいこれは何だろうと思わずにはいられない
にんげんだもの ということなのだろうか
色々な人の事を思い 梅雨入りし 少しだけ心の湿度も高くなった一日