ノーテンキだった若かりし頃に戻ったような日

友人が仮住まいに遊びに来てくれるので　朝から買い出しや食事作り　そして部屋のセッティングなどをする

普段の私一人分の食器では足りないので　段ボール箱から幾つか取り出した

すでに友人の糖尿病にあわせて　メニューは決めてある

３時ごろから始まった宴は　深夜近くにまで及ぶ

ネットの中のゲームをしたり　最近の出来事や政治の話をしたり　映画を見たりと　ちょっとした女子会になる

外での飲み会と違って夜になっても帰宅する面倒が無く　眠くなったらそのままごろりと横になれるし　ホステスとしては時々洗い物をしたり食事の提供で席をはずさなければならないが　それでも久しぶりに人をもてなすことになり　これはこれでとても楽しい

長い時間をかけて話しながら飲むビールは酔うことも無く　毎日が一人の生活の私は　家でひとと一緒に食事をすることがどんな気分だったかを久しぶりに思い出す

ノーテンキだった若かりし頃に戻ったようなこんな日も　悪くない