どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

急ぐ旅でもあるまいし

2016年07月09日 | 日記
朝から小雨の日 気温が低いのはうれしい

いつものように机に向かい始めたが ノートが必要になっては段ボール箱の中をあさり 別の筆記具を求めてまたといった具合で なかなか始められない

ようやく調子が乗ってきたところで 電話が鳴った

私の土地を買ってくれる人の家が やっと売れたということだった

有り余った中で土地や家を購入したり新築したりという人はごく少数であって 資産目的や税金対策でも無い限り 資金作りは誰でも同じ

手放しては買う 買うために手放す 

お金は右から左に流れながら その過程で多くの人が関わり そのひとたちの経済も成り立つ

家が売れるのが思ったよりも遅く 希望価格を落としての売却となったようだ

家はリフォーム済みではあったが 築40年を過ぎていることと やはり駅から徒歩20分近くとなると売却も大変だったようだが わたしも一安心


かれこれ10年ほどだろうか 独学でやっていたドイツ語は ブランクが17年ほどともなると以前上った場所まで行くのも時間がかかる

年齢のリスクは考えていない 考えたくも無い

それでも 以前と違ってもっと細かいところに気が付くようにもなったと思う

たった一語の短い単語の中に細かいニュアンスが込められていることや どうしてこの表現法を使ったのかとか

こうして日本語を話し 書いていても 私たちはほとんど無意識に そして時には意識的に選び取っている

たとえば 「意識的に選び取っている」なのか「意識的に選び取る」なのか 

言葉を覚え始め 耳にし 学校で読み書きを学び その後もあらゆるものから 広告から保険の約款にいたるまで 日本語にどっぷり浸かって生きてきてそれでもこの程度なのだから 遊びでやっている程度では 先はあまりに遠い

でも 急ぐ旅でもあるまいし 遠くてもええんちゃうかって こんな涼しい日は少し余裕でそう思う

コメント (2)
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