今日も雨模様の一日
しかも気温も低く15度
5月ってこんなだったかな
エンタテイメントの小説を読んでいる時に ぐさりとくる言葉や場面に出くわすことがある
気軽にスキップなんかしているところにいきなり曲がり角から出てくるものだから はっとして立ち止まってしまう
「罪や業などを背負わずに死んでいける者なんて、いませんよ。誰もが赦したい、赦されたいと望みながら逝くんです。」
平凡と思われる人生を送った人であっても 赦したい罪や業 赦されたい罪や業というものの幾つかはあるのではないか
過去を振り返ることの多くなった(それだけ過去が長くなり 未来が短くなったということだが)最近だからこそ 私にも思い当たるものがある
こんなふうに道の途中で立ち止まり 我に返ってしばし思いを巡らすのも また読書の愉しみのひとつ