してもらえると、うれしいな。
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「温泉と紅葉の旅」で留守にしていて帰ってきたら、
北海道に「道議会でのジェンダー図書バッシング発言」関連で
請求していた公文書が、どっさり届いていました。
届いたのは447枚の公文書と1枚のフロッピーディスク。
この情報公開は、10月19日に北海道に対し、
「福井『ジェンダー図書排除』究明原告団および有志」のメンバーと
北海道の方を加えた13人が公開を請求していたものです。
11月2日に、北海道知事の処分決定が届いたので、
コピー代等4900円を書留速達で送っておいたのです。
フロッピーは、6月30日と9月29日の北海道議会・予算特別委員会での
ジェンダー図書問題の小野寺秀委員の発言/答弁全文の
電磁的データ(一太郎)です(内容については改めて紹介します)。
北海道には、知事部局と議会の両方に「情報公開条例」があるのですが、
議会では議事録作成との関係で公開をしぶる(遅れる)と思い、
ウラ技で(笑)、知事部局の作成データを取りました。
案の定、金曜日の質問/答弁が、翌月曜日には出来あがっていました。
公開請求書の請求人(13人)の連絡先はわたしだったのですが、
知事の処分決定通知書はなぜか「代表 上野千鶴子様」あて。
このほうがプレッシャーなのでよいといえばよいのですが、
気を利かせてくれたつもりなんでしょうかね??
個人の連名での請求を受けたことがないそうだから、
あくまで「団体での一請求」ってことにしたい本音が見えかくれ。
公文書一部公開決定通知書
公文書開示決定通知書
文書を特定して情報公開請求したほとんどの文書が
「全部公開」または「一部公開」で「墨塗りなし」なのは、
さすが情報公開のすすんだ北海道です。
公文書不存在通知書
かんじんの「女性プラザ運営協議会」関係の公文書は「不存在」。
「知事部局にないから」というのが理由なのですが、
最初から指定管理者だとお互い分かっていたはずです。
「北海道情報公開条例」の第27条関連には、
「出資法人等」と「指定管理者」の情報公開について、
明文の規定がありますから出てこないはずはありません。
北海道情報公開条例
原課の男女平等参画グループも行政情報センターも
だれも条例上の公開手続きを知らなかったのです。
この「指定管理者の情報公開/個人情報保護」については、
全国に共通する問題なのであらためて整理して書きたいと思います。
北海道立女性プラザ図書等選定基準と市民からの要望書(11/6)
わたしたちが請求していた公文書(10/19付)
請求-1
請求-2
福井ジェンダー図書排除事件との関連では、
北海道が福井県に問い合わせた「公開文書1」として、
以下の「電話(口頭)受理票」が公開されました。
○ 今回の案件は、昨年、推進員である一県民から、条例に基づく苦情申し出があり、県として「男女共同参画に関する考え方については、様々なものがあり、それらに関する情報の提供は学習する上で必要」をコメントしたところ。
このスタンスに変更はない。
○ 県として、以前より選定基準があったが、職員が行っていたので、今回のケースを踏まえ、多方面からの収集に努めるため、選定の委員会を設置することとした。
年一回程度委員会を開催し、購入図書を選定する予定。
※参考:「む・しネット」~女性を議会に 無党派・市民ネットワークblog:2005年5月21日
福井県から回答書届く/福井県図書排除事件(2006.5.21)
(で、日付も名前も間違えてるよ)
抗議文と知事の回答書なら、正式文書を送ればよいものを、
福井県の親切さに、喜んでよいのか悲しんでよいのか??
どうせなら「みどりの一期一会」の記事のほうを送ってほしかった(笑)。
6月30日の小野寺委員の議会質問の通告に対する資料収集なんだけど、
これだけの資料でどうしてあんな答弁になるのか不思議です。
不思議なことや問題点はまだまだいっぱいありますが、
とりあえず、今日はここまで。
つぎの記事には、9月30日の道議会・予算特別委員会での
小野寺委員の発言/答弁をアップしますので、また見に来てくださいね。
ではまた。
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