してもらえると、うれしいな。
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昨年読んでとても心に残っていた、
『いのちのハードル~「1リットルの涙」母の手記』(幻冬舎)。
「1リットルの涙」の著者、木藤亜也さんの母、
木藤潮香さんの手記です。
「1リットルの涙」のドラマも毎回泣きながら見てたけど、
昨日、たまたまテレビを見ていたら、NHKナビゲーションの
「“1リットルの涙”と生きる 」という番組に、
木藤潮香さんご本人が出ていらっしゃいました。
NHKナビゲーション・11月17日(金)午後7時30分から
“1リットルの涙”と生きる
最近、映画やテレビドラマで話題になった「1リットルの涙」は、
難病と闘った少女の日記をまとめた本です。
作者である愛知県豊橋市の木藤亜也さんは、
逆境の中でも前向きに生きようと日記を書き続けました。
本の出版から今年で20年。
亜也さんの本は今なお大きな感動を呼び、
多くの人に影響を与えています。
「1リットルの涙」はなぜ読みつがれるのか。
本と出合い、生きることの意味を見つめなおした人々の姿を通して考えます。
《再放送 》
日曜日 総合 午前8:00~8:25
(中部7県向け)
「いのちの大切さ」「生きることの意味」・・・・感動的な番組でした。
陳腐な言葉を連ねるより、百聞は一見にしかず。
見逃した人は、明日、再放送がありますから、
ぜひご覧になってください。
映画「1リットルの涙」はこちら
『いのちのハードル~「1リットルの涙」母の手記』より
亜也へ
亜也。
一人で歩いていますか。
一人でご飯が食べられますか。
大声で笑ったり、
お話ができていますか。
お母さんがそばにいなくても、
毎日ちゃんとやっていますか。
お母さんは、ただただ、
それだけが心配でたまりません。
亜也がいなくなって、
とてもさみしくてたまらないけど、
いつかいくから、待っててね。
亜也。
お母さん、日曜日に何をしていいのかわからず、
うろうろしています。
急いで洗濯して買い物して、
病院へ行ってたペースがくずれてから、
ポッカリあいた空間がやりきれません。
写真の亜也は泣かないし、寂しい顔もしないで、
ニコニコ笑っているから、
せっぱ詰まった緊張感がない生活が身につかず、
困っています。
亜也に負けないぞ、
笑われないように、心配かけないように、
頑張らなくてはとただ気構えだけは、
十分持っているのに、
何をしても身が入らず忘れものをしているようで、
立ったり座ったり、
落ち着かなくて困っています。
亜也は好きな人ができて、
電話もない、手紙もない、
遠いところへお嫁に行ったんだよね。
もう少しお母さんのそばにいてほしかったけど、
亜也の情熱には勝てなかった。
幸せにくらしているかなあ。
みんなと仲良く自由に遊びまわり、
おしゃべりし、
青春を楽しんでいるかなあ。
お母さんはそう思いたいの。
いやそう思っているから、
仏壇の位牌にはどうしても手を合わせられないの。
亜也は行きっぱなしで親不孝じゃのうのと、
いつも写真に文句をいっているけど聞こえるかな。
笑顔の亜也は一番可愛いけれど、たまには泣き顔も見せてほしい。
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「1リットルの涙」「いのちのハードル」新刊発売
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映画「1リットルの涙」の原作本でもある、
「1リットルの涙」「いのちのハードル」が、
ついに文庫本として幻冬舎から発売されました。
この機会に、映画と共に是非、ご一読してみてはいかがでしょうか・・・
病魔と最後まで闘い続けた亜也さんの心情と、
それを最後まで支え続けた母の愛情の絆が、この2冊で融合します。
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2冊の本もぜひあわせて読んでみてください。
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