みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

富有柿と飛騨赤カブ~岐阜の特産でおいしい一品/福井県知事「反省」の回答・・・・新聞報道より 

2006-11-23 09:24:09 | おいしいもの/食について

大野町の姉から特大「富有柿(ふゆうがき)」が届いた。
富有柿は姉が住んでる地域が原産地で、
寒くなるとおいしくなる晩生の柿。



姉の家は、前は富有柿を出荷していたので
毎年11月になると大量にもらっていたが、
いまは屋敷まわりだけ少し残してあるだけとのこと。
食べきれないほどの熟柿で「柿酢」を作ったこともある。



昨年は体調回復途上だったので、
柿は体を冷やすと思って食べなかったのだけど、
やっぱり秋に富有柿を食べないとさびしい。



もう出荷してないので、今年は特大の極上品をもらった。
「岐阜産の富有柿」はお店で買おうと思うとめちゃ高い。
さっそくひとつ食べた。
もぎたてはシャキシャキしていて、とても甘い。
置いておくと少しずつやわらかくなり甘みも増していく。
硬いのが好きな人と熟柿が好きな人と、好みが分かれる柿。
わたしはどちらも好きだけど、そういえば、父は熟柿を
スプーンですくって食べるのが大好きだった。

こちらは、
清見の青空市場で買ってきた「飛騨赤カブ」。
赤カブも寒さが増すとおいしくなる。

 

帰ってすぐ、赤カブの千枚漬けを作った。
赤カブをきれいに洗って、薄切りにして、
塩をふって少し置いておく。

  
全部きり終えてしんなりしたとこに『千鳥酢」を入れると・・・・
アントシアンが発色して、真っ赤に変身。
  
飛騨赤カブの酢漬け(千枚漬け)の出来あがり。 

このまま食べてもおいしいけれど、
柿が届いたので赤カブを入れて即席ナマスを作った。

柿と赤カブと大根を千切りにして、
  
レモンの皮を香り付けと彩りにいれて、
ざっくりと混ぜ合わせるだけ。

酢はすでに赤カブに入っているのでお好みに。
わたしは、レモンの果汁を少々たらしただけ。



見てよし、食べてよし、おいしい一品のできあがり。

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福井県に提出した「声明」と「知事の回答」のことが、
昨日の新聞各紙に載り、福井の仲間から届きました。



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県生活学習館の図書撤去問題
知事名で「反省」の回答
市民団体「検閲一切しないで」

 県生活学習館(福井市)がジェンダーや性教育に関する図書を書架から一時撤去した問題で、著者の上野千鶴子東大大学院教授が代表を務める市民団体「福井『ジェンダー図書排除』究明原告団および有志」は21日、県側から西川一誠知事名で『配慮に欠けていた」などと対応を反省する文書が届いたことを公表した。
 問題は、県男女共同参画推進員の男性から昨年11月以降、上野さんらの図書153冊を排除するよう度々要請があり、県が今年3月、これらの図書を書架から一時撤去。これに対し上野さんらの市民団体と男性の双方が県に苦情を申し出ていた。
 上野さん側への県の回答は『一括して図書を移動したことは誤解を与える結果となり、十分な配慮に欠けていたと反省している。図書選定基準の見直しや図書選定委員会の設置など改善に取り組んでいる。今後は、誤解を与えないよう慎重に行いたい」としている。
 上野さん側は声明で「反省の言葉が見られるのは、一連の抗議行動の成果。県は今後も行政権力による検閲行為を一切行わず、憲法を守るよう要請する」としている。
(朝日新聞2006/.11.22)

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ジェンダー本撤去問題 「誤解を与え反省」県、申出書に回答  

 県生活学習館の書架からジェンダー関連本約百五十冊が一時外された問題で、県は二十一日までに、苦情申出書が提出されていた上野千鶴子東大教授らのグループと、書籍のリストを作成した県男女共同参画推進委員に対して回答した。
 上野教授らには、「一括して図書を移動したことは、誤解を与え反省している。今後、慎重に図書管理を行いたい」と回答。これに対し、上野教授らのグループは同日、「反省の言葉がみられるのは私たちの一連の抗議行動の成果」とのコメントを発表した。
一方、書籍リストが男女共同参画にふさわしいか再検討を求めていた県男女共同参画推進委員に対しては、「生活学習館にさまざまな考えの図書を置くことは、男女共同参画社会を推進するために必要」と回答した。同委員は「回答は具体性がなく、今後も私たちの考えを県に訴えていきたい」と話していた。
 回答はいずれも有識者らでつくる県の男女共同参画審議会の意見を踏まえて行った。
(2006.11.22 福井新聞)
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ジェンダー本撤去
県「反省している」
 県生活学習館がフェミニズム関係の書籍約150冊を一時撤去した問題で、撤去リスト公開を求めていた苦情に対する回答を公開した。県は9日付で「図書を移動したことなどについて誤解を与え、配慮に欠けていたと反省している」などと回答。これを受け、メンバーの代表で上野千鶴子・東大教授は「図書の移動について『反省』の言葉が見られる」として一定の評価をし、思想・信条・言論の自由を守るよう要請する声明を発表した。
(2006.11.22 読売新聞)
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活渡り蟹&はやと瓜の鍋と、「五郎八」のトン汁うどん。

秋も深まり、平地の木々も色づいてきました。



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コメント (4)
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