今日3月8日は「国際女性デー」。
国際女性デーは1857年3月8日、アメリカの被服工場で働く女性たちが
劣悪な労働条件に抗議し、集会を開いたことが始まりだそうです。
先週くらいから各地でイベントが開催されています。
「国際女性デー」のニュースを検索していたら、
米アカデミー賞のニュースが飛び込んできました。
「ハート・ロッカー」が作品賞など6部門=「アバター」は撮影賞-米アカデミー賞
さらにセレクトしていたら、上野さんの講演の記事を見つけました。
もう大学は春休みに入っていると思うのですが、
遠い広島においでとは、あい変わらずお忙しいようですね。
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3月3日には、選択的夫婦別姓を導入する民法改正を求める集会が
東京で開催されました。
集会のことも書いてある朝日新聞の記事がよくまとまっているのですが、
ざんねんながら、webにないので紙面だけ紹介します。
夫婦別姓認める民法改正に暗雲
亀井氏反対、閣内も二分(2010.3.4 朝日新聞)
結婚する夫婦がそれぞれの姓を名乗り続けることを法律で認める「「選択的夫婦別姓制度」。その導入を柱とした民法改正の実現に暗雲が漂い始めた。法相らが意欲を見せているが、連立政権内にも反対がある。伝統的な家族観と、多様なライフスタイルを認める家族観との間で揺れ動いてきた民法改正問題。改正実現はまた遠ざかるのか--。(延与光貞、杉原里美)・・・・
この日の朝日新聞は、社説も夫婦別姓の記事。
毎日新聞と読売新聞にも、集会の記事がでていました。
読売新聞記事
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国際女性デーは1857年3月8日、アメリカの被服工場で働く女性たちが
劣悪な労働条件に抗議し、集会を開いたことが始まりだそうです。
先週くらいから各地でイベントが開催されています。
「国際女性デー」のニュースを検索していたら、
米アカデミー賞のニュースが飛び込んできました。
「ハート・ロッカー」が作品賞など6部門=「アバター」は撮影賞-米アカデミー賞
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老後の暮らし講演/社会学者・上野さん 2010年03月08日 朝日新聞 ■世話受けるのは権利 ベストセラー「おひとりさまの老後」などで知られる社会学者・上野千鶴子さん=写真=が7日、広島市中区の県民文化センターで「おひとりさまの老後を支える」と題して講演した。 まず、厚生労働省の統計などから世帯の単身化が進む一方、80歳まで生きる割合は女性の4人に3人に上っていると紹介。「昨日できたことが今日できなくなり、今日できたことが明日できなくなる」という老いの過程を「誰もが大なり小なり中途障害者になるということ」ととらえた上で、誰かの世話を受けることは当然の権利と話した。 今年創設10年を迎えた介護保険については「問題はあるが、制度ができたこと自体はよかった」と評価。ただ、特別養護老人ホームなどへの入所希望が増え続ける現状には「施設志向は当事者ではなく、家族の希望。十分な数の施設があればそれでいいのか」と疑問を投げかけた。そして、長い間「脱施設化」を目指した障害者運動にならい「高齢者も脱施設化を目指すべきだ」と唱えた。 脱施設化に欠かせない在宅生活の支援について、「24時間体制で自宅に巡回に来る『医療』『看護』『介護』の3点セットがあれば、おひとりさまでも在宅で最期まで暮らせる」と訴えた。そのためには、当事者も入った専門職によるケア会議で情報を交換し、相互に監視するシステムが必要だとした。(錦光山雅子) |
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3月3日には、選択的夫婦別姓を導入する民法改正を求める集会が
東京で開催されました。
集会のことも書いてある朝日新聞の記事がよくまとまっているのですが、
ざんねんながら、webにないので紙面だけ紹介します。
夫婦別姓認める民法改正に暗雲
亀井氏反対、閣内も二分(2010.3.4 朝日新聞)
結婚する夫婦がそれぞれの姓を名乗り続けることを法律で認める「「選択的夫婦別姓制度」。その導入を柱とした民法改正の実現に暗雲が漂い始めた。法相らが意欲を見せているが、連立政権内にも反対がある。伝統的な家族観と、多様なライフスタイルを認める家族観との間で揺れ動いてきた民法改正問題。改正実現はまた遠ざかるのか--。(延与光貞、杉原里美)・・・・
この日の朝日新聞は、社説も夫婦別姓の記事。
選択的別姓―女性を後押しする力に 2010.3.4 朝日新聞 希望すれば結婚後も戸籍上、姓を変えないで名乗ることができる「選択的夫婦別姓」制度の導入などを盛り込んだ、民法改正案を今国会に提出できるかどうか、微妙な情勢になっている。 千葉景子法相は成立に意欲を見せているが、連立与党を組む国民新党の亀井静香金融相が「反対」を表明し、民主党内にも異論があるからだ。 改革案は1996年に法制審議会から答申された内容に沿ったものだ。しかし、与党だった自民党内の反対が強く、政府として法案が出せないまま今に至った。反対の主張は「夫婦同姓は日本の文化、伝統。別姓では家族のきずなが壊れかねず、子どもにとって好ましくない」というものだ。 しかし選択的別姓は、結婚したときに夫婦同姓か別姓かを自由に選択できる制度だ。別姓を義務づけたり、強制したりするわけではない。法案では、混乱しないために、子どもの姓はどちらかに決めて、兄弟姉妹間では統一するなどの仕組みも打ち出した。 また法案には、女性の再婚禁止期間を半年から100日に短縮することや、結婚していない男女に生まれた「婚外子」に対する相続差別解消なども盛り込まれる。 いずれも多様な生き方を認めようとするもので、社会の最前線にいる女性に働きやすい環境が広がり、少子化を改善する効果もあるだろう。 国連の女性差別撤廃委員会も、こうした改革の迅速な実現を日本政府に勧告している。 昨年暮れの朝日新聞の世論調査では、選択的別姓に賛成が49%、反対が43%だった。しかし、働き盛りで子育て世代の30~40代の女性に限ってみれば、7割近くが賛成している。 すでに時代は変化し、家族のかたちも多様になった。労働人口の4割以上は女性である。男性が働き女性が家庭を守るという家族観は、もうずいぶん前から日本の現実とは釣り合わなくなっている。 様々な不利益を覚悟しながら、仕事の都合で事実婚を続けている夫婦も少なくない。働きながら一人で子どもを育てている女性もいる。そうした女性たちに働きやすい環境を提供することは、鳩山由紀夫首相が掲げる「命を守る」ことにつながる。 女性を生かすことは、経済が低迷し閉塞(へいそく)する日本社会を活性化する。 亀井金融相は景気の浮揚を言い、労働者派遣法の改正については雇用される側の立場を強調する。女性の活躍を後押しすることは、長い目で見て、経済に底力をつけさせ雇用を安定させることにも通じるではないか。 民主党は改正を求めてきた。鳩山首相は責任を持って党内、連立与党の合意づくりに全力をあげるべきだ。議論を一歩でも先へ進めよう。 (2010.3.4 朝日新聞) |
毎日新聞と読売新聞にも、集会の記事がでていました。
選択的夫婦別姓:賛成、反対派が集会--東京 毎日新聞 2010年3月4日 選択的夫婦別姓を導入する民法改正を求める集会が3日、東京・永田町で開かれた。市民団体や学者ら約400人が集まった。 集会には与野党の国会議員も出席。民主党の小宮山洋子衆院議員は「民法改正は私が議員になった目的の一つ。このタイミングで成立させたい」と述べ、公明党の浜四津敏子代表代行も「全力を挙げて後押しする」と話した。一方、反対派の団体も国会内で集会を開き、自民党国会議員らが参加。「家族のきずなを守る」として民法改正反対を訴えた。 |
読売新聞記事
選択的夫婦別姓、推進派と反対派が集会 (2010年3月3日19時17分 読売新聞) 法務省が今国会に提出予定の選択的夫婦別姓制度の導入を柱とする民法改正案を巡り、推進派と反対派が3日、東京・永田町でそれぞれ集会を開いた。 いずれも市民団体などが主催した。推進派の集会には、民主党の小宮山洋子衆院議員や公明党の浜四津敏子代表代行らが参加。千葉法相は欠席したが、「制度実現に向け全力を傾注する」とのメッセージを寄せた。一方、反対派の集会には自民党の高市早苗衆院議員や山谷えり子参院議員らが参加、「子どもたちが受ける悪影響は計り知れない」として反対決議を採択した。 (2010年3月3日19時17分 読売新聞) |
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