母が介護つき有料老人ホームに入所して二週間になります。
さいしょは様子が分からず、ホームの自走用車椅子を借りていたのですが、
車椅子に慣れていないので、お尻と背中が痛くなってきました。
見たら、バスタオルだけで車椅子専用マットを敷いていないのと、
普通サイズなので、母には大きくてお尻がずれるようです。
その人の障害にあわせて車椅子を調達するのがよいのですが、
たまたま、連れ合いの母が使っていた特注の車椅子が倉庫にねむっていたので、
ぴかぴかに掃除して、ホームにもっていくことにしました。
軽くて小回りの効く強化アルミ製の介助用車椅子で、肘掛の部分が取り外しできるし、
小柄な女性用なので、母にもよいのではと思います。
車椅子にぴったり合うサイズの低反発シートを探して、
母に乗り心地を試してもらったら、今までのよりずっとよい、とのこと。
当面は、この車椅子を使ってもらうことにしました。
母が入所したのは、介護つき有料老人ホーム「さんさんハート岐南」。
けっこうゆったりした居室で、車椅子用のトイレも各室についていて、
ベッドと椅子や机、家具などは備え付けのがあって、そのまま生活できます。
とはいえ、一日中、ベッドか車椅子生活も疲れるし、使い慣れたものがよいので、
母が自宅で長年愛用していたリクライニングのローチェアーを届けてきました。
ホーム側は、回転する椅子は少し不安があるといっていたのですが、
まずは試してもらおうと、部屋に運び込んでしまいました。
娘三人でわいわいがやがやと家具を動かして部屋の模様替えをしていると、
ヘルパーさんたちが入れ替わり見にみえて、責任者の方もやってきて、
母が楽そうに座っているので部屋に置くことになりました(よかった)。
車椅子から椅子に移動するとき、介護の手間が増えますが、
母が少しでも快適に過ごせることを最優先したいと言ったら、
ベッドだとうとうと寝てしまう人が多いので、やはりメリハリのある生活がよいとのこと。
一人暮らしをしていた母は、12月に心不全で入院する前は、何でも自分でしていたのですが、
入院中に脳卒中を起こして左半身に麻痺が残り、もう一人暮らしは無理と言われ、
介護認定を受けて、病院で紹介されたホームに移りました。
体の自由が利かないもどかしさや、介護される不甲斐なさもあってか、
ホームに移って介護してもらえるようになったら、「その方が楽でよい」、
と自分で生活する気力をなくしかけていました。
座りなれた椅子に座ってテレビを見ていたら、お目めもパッチリ、
娘三人に囲まれて、パステルのプリンを食べ終わると、
顔色も明るくなってきました。
昨日の、栗本慎一郎さんが脳梗塞での左半身麻痺を克服したテレビを見ていた姉が、
鏡を使ったリハビリの話しをしたら(わたしも見てました)興味を示し、
もう少し落ち着いたら、リハビリもしたいそうです。
脳梗塞との戦い・半身麻痺からの復活(栗本慎一郎 ホモパンツ・フィロソフィー)
自分で防ぐ・治す脳梗塞―
“前ぶれ”をキャッチ。自然治癒力を高めて後遺症を克服!
(帯津 良一, 金丸 和富, 林 泰史 /法研/2007)
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母がはいった施設は有料老人ホームで、みなさんもとても親切で優しくて、
自由がきくところなのですが、それでも、こうしたいということがあったら、
ちゃんと主張しないと、ホームのやり方に流されてしまうということを感じました。
おりしも、読み直していた『福祉“オンブズマン”』。
介護される当事者の権利擁護は、ほんと、課題ですね。
『福祉“オンブズマン”―新しい時代の権利擁護』
(福祉オンブズマン研究会 編集/中央法規出版/2000)
福祉オンブズマン制度(健康福祉サービスに対する苦情は福祉オンブズマンへ)/多摩市
福祉・介護オンブズマンのホームページ
福祉・介護オンブズマンの心得
1 福祉・介護オンブズマンは、福祉・介護サービスを必要とする人びとの権利擁護のために活動することを目的とする。
2 福祉・介護オンブズマンの目的に賛同する者はその職業や居住地など一切の区別なく自由に参加できる。
3 福祉・介護オンブズマンに参加する者は、個人の思想・信条の自由を尊重されるが、オンブズマンの活動を特定の政治目的に利用してはならない。
4 福祉・介護オンブズマンは、ボランティアであり、その活動を通じて利益を得てはならない。
5 福祉・介護オンブズマンは、目的達成のため、目的を同じくする団体と協力するとともに、可能な場合はその団体に参加し積極的に活動する。
最後まで読んでくださってありがとう
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明日もまた見に来てね
さいしょは様子が分からず、ホームの自走用車椅子を借りていたのですが、
車椅子に慣れていないので、お尻と背中が痛くなってきました。
見たら、バスタオルだけで車椅子専用マットを敷いていないのと、
普通サイズなので、母には大きくてお尻がずれるようです。
その人の障害にあわせて車椅子を調達するのがよいのですが、
たまたま、連れ合いの母が使っていた特注の車椅子が倉庫にねむっていたので、
ぴかぴかに掃除して、ホームにもっていくことにしました。
軽くて小回りの効く強化アルミ製の介助用車椅子で、肘掛の部分が取り外しできるし、
小柄な女性用なので、母にもよいのではと思います。
車椅子にぴったり合うサイズの低反発シートを探して、
母に乗り心地を試してもらったら、今までのよりずっとよい、とのこと。
当面は、この車椅子を使ってもらうことにしました。
母が入所したのは、介護つき有料老人ホーム「さんさんハート岐南」。
けっこうゆったりした居室で、車椅子用のトイレも各室についていて、
ベッドと椅子や机、家具などは備え付けのがあって、そのまま生活できます。
とはいえ、一日中、ベッドか車椅子生活も疲れるし、使い慣れたものがよいので、
母が自宅で長年愛用していたリクライニングのローチェアーを届けてきました。
ホーム側は、回転する椅子は少し不安があるといっていたのですが、
まずは試してもらおうと、部屋に運び込んでしまいました。
娘三人でわいわいがやがやと家具を動かして部屋の模様替えをしていると、
ヘルパーさんたちが入れ替わり見にみえて、責任者の方もやってきて、
母が楽そうに座っているので部屋に置くことになりました(よかった)。
車椅子から椅子に移動するとき、介護の手間が増えますが、
母が少しでも快適に過ごせることを最優先したいと言ったら、
ベッドだとうとうと寝てしまう人が多いので、やはりメリハリのある生活がよいとのこと。
一人暮らしをしていた母は、12月に心不全で入院する前は、何でも自分でしていたのですが、
入院中に脳卒中を起こして左半身に麻痺が残り、もう一人暮らしは無理と言われ、
介護認定を受けて、病院で紹介されたホームに移りました。
体の自由が利かないもどかしさや、介護される不甲斐なさもあってか、
ホームに移って介護してもらえるようになったら、「その方が楽でよい」、
と自分で生活する気力をなくしかけていました。
座りなれた椅子に座ってテレビを見ていたら、お目めもパッチリ、
娘三人に囲まれて、パステルのプリンを食べ終わると、
顔色も明るくなってきました。
昨日の、栗本慎一郎さんが脳梗塞での左半身麻痺を克服したテレビを見ていた姉が、
鏡を使ったリハビリの話しをしたら(わたしも見てました)興味を示し、
もう少し落ち着いたら、リハビリもしたいそうです。
脳梗塞との戦い・半身麻痺からの復活(栗本慎一郎 ホモパンツ・フィロソフィー)
自分で防ぐ・治す脳梗塞―
“前ぶれ”をキャッチ。自然治癒力を高めて後遺症を克服!
(帯津 良一, 金丸 和富, 林 泰史 /法研/2007)
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母がはいった施設は有料老人ホームで、みなさんもとても親切で優しくて、
自由がきくところなのですが、それでも、こうしたいということがあったら、
ちゃんと主張しないと、ホームのやり方に流されてしまうということを感じました。
おりしも、読み直していた『福祉“オンブズマン”』。
介護される当事者の権利擁護は、ほんと、課題ですね。
『福祉“オンブズマン”―新しい時代の権利擁護』
(福祉オンブズマン研究会 編集/中央法規出版/2000)
福祉オンブズマン制度(健康福祉サービスに対する苦情は福祉オンブズマンへ)/多摩市
福祉・介護オンブズマンのホームページ
福祉・介護オンブズマンの心得
1 福祉・介護オンブズマンは、福祉・介護サービスを必要とする人びとの権利擁護のために活動することを目的とする。
2 福祉・介護オンブズマンの目的に賛同する者はその職業や居住地など一切の区別なく自由に参加できる。
3 福祉・介護オンブズマンに参加する者は、個人の思想・信条の自由を尊重されるが、オンブズマンの活動を特定の政治目的に利用してはならない。
4 福祉・介護オンブズマンは、ボランティアであり、その活動を通じて利益を得てはならない。
5 福祉・介護オンブズマンは、目的達成のため、目的を同じくする団体と協力するとともに、可能な場合はその団体に参加し積極的に活動する。
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