京都の帰りに、京都駅ビルの三省堂で本を買いました。
タイトルは、『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』。
著者は、民主党の代表選挙で再選された菅首相の妻、菅伸子さんの本。
ちょうど民主党の代表選挙だったので、ぶらっと立ち寄った店頭で見つけて衝動買い。
新幹線と電車の中で読んだのですが、聞き書きということもあり、
テンポがよくて、おもしろく家に帰るまでの間に読めました。

あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの
(菅 伸子 (著) ・幻冬舎新書・2010/7/21)
(総理菅直人はこんな人!)
●情ではなくロジックで動く
●高邁な理想より現実路線
●思いついたら即、解決したい。だから、家でも常に誰かに電話
●「イラ菅」は前より控えめで大人になった
●関心のないことはまるで記憶しない。親戚の家族構成すらごちゃごちゃ
●仕事第一。セレモニーは嫌い
●振り付けられるのが苦手な即興演奏家タイプ
●他人が作った原稿を朗読するのがヘタ
●大好きな饅頭、大福をやめ、このごろは健康管理にも気をつけている
●口説き下手かも
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注目の民主党代表選挙は、「菅直人総理 再選」。
国会議員票は拮抗していたけれど、地方党員票・サポーター票では管さんが圧勝。
予想に反して、といおうか、全体的にも圧勝。
で、わたしの予想通りか・・・・・。
わたしはオザワ的な政治スタイルが好きでないので、
まあ菅さんが再選されてよかったと思います。
民主党代表選(共同通信社 ニュース特集)
ちょっとおもしろいネットの記事。
●菅首相再選 「菅勝だったな」とネットで大盛り上が2010.9.15 アメーバニュース)
●党員・サポーター得票率、菅氏60.3%、小沢氏39.4%が意味するもの(Business Media 誠)
朝日新聞と毎日新聞の社説。
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タイトルは、『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』。
著者は、民主党の代表選挙で再選された菅首相の妻、菅伸子さんの本。
ちょうど民主党の代表選挙だったので、ぶらっと立ち寄った店頭で見つけて衝動買い。
新幹線と電車の中で読んだのですが、聞き書きということもあり、
テンポがよくて、おもしろく家に帰るまでの間に読めました。


あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの
(菅 伸子 (著) ・幻冬舎新書・2010/7/21)
(総理菅直人はこんな人!)
●情ではなくロジックで動く
●高邁な理想より現実路線
●思いついたら即、解決したい。だから、家でも常に誰かに電話
●「イラ菅」は前より控えめで大人になった
●関心のないことはまるで記憶しない。親戚の家族構成すらごちゃごちゃ
●仕事第一。セレモニーは嫌い
●振り付けられるのが苦手な即興演奏家タイプ
●他人が作った原稿を朗読するのがヘタ
●大好きな饅頭、大福をやめ、このごろは健康管理にも気をつけている
●口説き下手かも
あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの [著]菅伸子 [掲載]週刊朝日2010年9月3日号 [評者]長薗安浩 ■タイトルの魅力にはかなわない 菅首相の夫人が語り下ろした『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』。6月8日に菅政権が誕生して慌ただしい中、「チーム伸子」なる編集者や作家らの協力を得て編まれ、同月29日には脱稿。発行日は7月20日となっている。 思えば(今となってはずいぶん懐かしく感じられるが)、菅直人が首相に就任した際の支持率回復はめざましかった。文字どおりのV字回復。翌月11日に控えた参議院選挙もこれで安泰かと予想された。つまり、この本が制作されている間、菅首相は「真の政権交代を実現できるリーダー」かもしれないと期待されていたのだ。 「チーム伸子」もそんな追い風を見こんでいたのだろう。その証しが、このタイトルだ。時おりマスコミに登場しては、歯に衣着せぬ発言で夫の素性を披瀝していた伸子夫人らしく、菅直人と苦楽40年の結婚生活を送ってきた者ならではの本音を晒(さら)している。いわゆる「ネガティブ・アプローチ」というコミュニケーションの方法だ。それだけに両刃の剣になりかねないタイトルなのだが、その対象となる菅首相の人気が高いうちは、親近感を増幅させる効果がある。「チーム伸子」はそこを狙って決断したと想像する。たしかに、これまでの首相の人となりを紹介する本にはなかった大胆なタイトルで、強烈な販促力となっている。もっと言えば、この本の魅力はタイトルにつきるのではないかとさえ私は思う。 いとこ同士である直人と伸子が結婚にいたる経緯、2人の息子が不登校になった原因と対策など、興味深いエピソードもいくつかあるのだが、どれもタイトルのインパクトにはかなわないのだ。参議院選挙の惨敗後に読むとなおさらで、タイトルをなぞるように、「菅さん、あなたが総理のままで、いったい日本の何が変わるの」と不安をつのらせてしまう。9月14日の民主党の代表選で菅首相が勝っても負けても、この本の旬はもう過ぎたのかもしれない。 |
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注目の民主党代表選挙は、「菅直人総理 再選」。
国会議員票は拮抗していたけれど、地方党員票・サポーター票では管さんが圧勝。
予想に反して、といおうか、全体的にも圧勝。
で、わたしの予想通りか・・・・・。
わたしはオザワ的な政治スタイルが好きでないので、
まあ菅さんが再選されてよかったと思います。
民主党代表選(共同通信社 ニュース特集)
菅氏、党員・サポーター票で圧倒=福島、静岡、兵庫などで全勝-民主代表選 14日投開票された民主党代表選は、菅直人首相が、ポイント換算された党員・サポーター票の約8割、地方議員票の6割をそれぞれ獲得。国会議員票でも激戦を制して首相が小沢一郎前幹事長を上回った。ただ、党員・サポーター票を得票数で比べると約4万票差しかなく、首相の圧勝は代表選の仕組みに支えられた側面もある。 党員・サポーター票は、300小選挙区ごとに1ポイントずつ割り振られ、首相は249ポイント、小沢氏は51ポイントを獲得した。投票率は66.9%。今回と同様の形で実施された2002年9月の代表選時の51.3%を大幅に上回った。 地域別では、首相は福島、群馬、静岡、京都、兵庫、徳島、福岡など20府県で全勝。大票田の東京、大阪、愛知でもほとんどのポイントを占めた。逆に、小沢氏が全勝したのは地元の岩手を含め、富山、石川、沖縄の4県にとどまった。 これを得票数で見ると、首相は13万7998票、小沢氏は9万194票。それほど開きはないのに200ポイント弱の大差が付いたのは、得票数に応じてポイントを比例配分する方式でなく、小選挙区ごとに1票でも上回った候補がポイントを獲得する仕組みだったからだ。例えば、小沢氏側近の樋高剛衆院議員の地元である神奈川18区では、首相と小沢氏の差はわずか21票だった。 得票数に応じて比例配分された地方議員票では首相が60ポイント、小沢氏が40ポイント。党員・サポーター票の得票数と同様の割合となった。 一方、全ポイントの7割弱を占める国会議員票では、206人(412ポイント)が首相に票を投じた。菅陣営の中核を成した首相、前原誠司国土交通相、野田佳彦財務相の各グループの勢力の合計を大きく上回り、小沢氏支持を打ち出した鳩山由紀夫前首相や羽田孜元首相の両グループなどの一部も首相を支持したとみられる。 小沢陣営は党員・サポーター票の劣勢を挽回(ばんかい)するため、ぎりぎりまで国会議員へ働き掛け、「国会議員票は50票差で上回った」と分析していた。しかし、投票結果を見ると、衆院1回生議員ら態度未定者の半数以上は首相支持に流れたとみられる。 (2010/09/14-22:30)時事通信 |
ちょっとおもしろいネットの記事。
●菅首相再選 「菅勝だったな」とネットで大盛り上が2010.9.15 アメーバニュース)
●党員・サポーター得票率、菅氏60.3%、小沢氏39.4%が意味するもの(Business Media 誠)
朝日新聞と毎日新聞の社説。
菅代表再選―政権交代の初心にかえれ 2010年9月15日(水)付 朝日新聞 民意をおおむね反映した選択が示された。まっとうな結果といえる。 民主党代表選で、菅直人首相が再選を決めた。小沢一郎前幹事長は党員・サポーター票で水をあけられ、頼みの国会議員票も菅首相を下回った。 仮に小沢氏が勝ち首相になったら、民主党政権は衆参のねじれに加えて、民意との大きなずれに苦しむことになったに違いない。 就任わずか3カ月の現職の首相を、総選挙も経ずに党の事情だけで交代させることには、やはり大義はなかったというほかない。 ■民主主義深化に向け 歴史的な政権交代から、あすでちょうど1年。鳩山政権の挫折、参院選での手痛い敗北を経て、民主党政権は実質ここからが再スタートとなる。 「政権を交代させたのは間違いではなかった」と国民が実感できるよう、菅首相をはじめ全国会議員が、1年の反省を踏まえ、政権交代の初心にかえり、もう一度やり直すくらいの気構えで政権運営に臨まなければならない。 今回の代表選に向けられた海外の視線には、極めて厳しいものがあった。ここ数年の異様なまでの短命政権の連続には、日本の政党政治の機能不全、民主主義の未成熟を指摘されてもやむをえない面がある。 20年来の政治改革の営みがやっと実を結び、政権交代は実現したものの、民主党政権のやっていることは自民党政権とたいして違わないではないか。 そんな政治への幻滅や冷笑が国民の間に広がり、取り返しのつかないところまで深刻化しかねない。代表選前の日本を覆う空気だったといっていい。 菅氏の再選を、国民の政治離れに歯止めをかけ、民主主義のさらなる深化に向けた一歩としなければならない。菅氏の責任は重大である。 ■「二重権力」にさらば 敗れたとはいえ、小沢氏は国会議員の半数近い支持を集めた。「剛腕」とも評される小沢氏の実行力への期待もあろう。今後も一定の影響力を維持することになるかもしれない。 しかし、一般国民の意識に近いとみられる、党員・サポーターの間では支持が広がらなかった。小沢氏には、この事実をかみしめてもらいたい。 その要因は、政治とカネの問題だけではない。 数の論理を追い求め、説明責任には後ろ向きで、ばらまき的手法をいとわない選挙至上主義といった小沢氏の「古い政治文化」への拒否感が、根底にあるに違いない。 これからは「一兵卒として頑張る」と小沢氏は明言した。ここは、その言葉通りに身を処すべきだろう。検察審査会による2度目の判断を待つ身でもある。 今後の人事では、小沢氏が舞台裏から党や政権に大きな影響力を及ぼし、実権を振るう「二重権力」構造は、くれぐれも避けなければならない。 むろん菅氏が小沢氏を支持した議員を排除していいということではない。党を二分した熾烈(しれつ)な選挙戦のしこりを最小限に抑え、文字通りノーサイドで、党が一丸となれる体制を菅首相はつくらなければいけない。 「壊し屋」の異名をとる小沢氏には、選挙で負ければ仲間を引き連れ、いずれ党を割るのではないかという見方がつきまとう。 小沢氏は自民党離党以来、一貫して政権交代可能な二大政党制の確立を掲げてきた。政権交代を実現させた今、党を分裂させ政界再編をしかけることが、その目標に沿うとは思えない。 小沢氏自身、選挙結果がどうあれ、党を割ることはしないと繰り返し言明してきた。もはや永田町的な「政局」に血道をあげる時代ではない。 ■政策を実行してこそ 今回の代表選には、徹底した政策論争を通じて、党内の異なる政策路線に黒白をつける意味合いがあった。 総選挙マニフェストは国民との約束だが、財源との兼ね合いで実現が難しければ、柔軟に修正し、国民には丁寧に説明して理解を求める。 消費増税を含む税制抜本改革の議論からも逃げるわけにはいかない。 そうした菅首相の主張は、極めて妥当な内容だろう。 代表選で軍配があがった以上、民主党は菅首相が掲げた方針と政策路線のもとに一致結束しなければならない。 菅首相に注文がある。 新成長戦略の策定など、日本経済と国民生活を立て直すメニューは、それなりに示されたが、問われるのは今後の実行いかんである。安心できる社会保障の将来像や、経済成長と財政再建を両立させる具体的道筋についても、できるだけ早く示してほしい。 国民世論の菅首相に対する評価は、消極的な支持というべきものである。 国のトップリーダーが短期間で代わるのは好ましくないという思いや、「小沢首相」に対する拒否感が強く作用していることは否めない。 それを積極的支持に変え、政権の推進力とするには結果を出すしかない。 代表選で訴えた「オープンでクリーンな政治」「新しい政治文化」を早く目に見える形にすることも必須だ。 頻繁な首相交代による「政治の不在」はもう許されない。今度こそ、内外の政策課題に腰を据えて取り組む。民主党全体が、国民に対する重い責任を自覚しなければいけない。 |
社説:菅代表再選 今度こそ性根を据えよ 毎日新聞 2010年9月15日 1年で3人も首相が交代する異常な事態は回避された。経過はともかく、国民世論と乖離(かいり)しない妥当な結果だったと評価したい。 民主党代表選が14日行われ、菅直人首相が小沢一郎前幹事長を破って再選された。わずか6票差ではあったが、菅首相は国会議員票でも上回り、党員・サポーター票などを含め、事前の予想を上回る大差となった。菅首相の今後の政権運営にとってプラスに働く投票結果だろう。 だが、党分裂の危機を乗り越え、菅政権が、そして日本の政治が安定に向かうかどうかは、ひとえに首相のリーダーシップにかかっている。 ◇民主の未熟さも示した 財政再建、円高への対応、普天間問題……。課題は山積し、ねじれ国会への対応も、まだ手探りのままである。参院選の大敗後、この日の代表選に至るまで事実上の政治空白を招いた責任も大きい。菅首相は今度こそ性根を据えて政策課題に取り組み、昨年の総選挙で多くの有権者が期待した政権交代の「実」を上げるよう強く求めたい。 まず指摘しておきたい点がある。 そもそも今回の代表選に、6月初旬、鳩山由紀夫前首相とともに引責辞任したばかりの小沢氏が出馬するのは「大義を欠く」と私たちは主張してきた。 小沢氏の資金管理団体をめぐる事件では、東京第5検察審査会が2回目の審査で仮に起訴議決すれば小沢氏は強制起訴される。そんな状況に置かれている小沢氏が首相を目指すことに、多くの国民が疑問を抱いていたのは毎日新聞などの世論調査や、代表選での党員・サポーター票の結果からも明らかだ。 代表選の内実は党の資金配分や選挙の公認権を握る幹事長ポストなどをめぐる党内権力闘争だった。 小沢氏擁立に突き進んだ議員たちは「経済状況がこれだけ厳しい時期に権力争いをしている場合か」という多くの国民の声を改めて謙虚に受け止めるべきだ。政権政党としての責任感の欠如、未熟さを見せつけた代表選でもあった。 参院選の敗北後、党内を掌握できなかった菅首相の責任も大きい。首相に投票した議員の中にも、その政治理念などに賛同したというより、「次々と首相を交代させるべきではない」といった理由だった人も少なくなかったろう。本来、圧倒的に優位なはずの現職首相が、ここまで国会議員票で拮抗(きっこう)したのは首相の党内求心力の乏しさを物語っている。 代表選の論戦でも菅首相は「まだ就任して3カ月。これからを見てほしい」という発言が目立った。予算編成などについて、小沢氏が「自民党時代の官僚主導そのもの」と批判したのも当然である。「政治主導」の大看板が色あせているのは確かだからだ。 首相は「国民の負担増となっても安心できる社会保障制度が必要」と語ったが、この国をどうしていきたいのか、ビジョンは明確でなく、それを実現する迫力も欠いた。これではこの難局は乗り切れない。 独断専行と批判される小沢氏を意識したのだろう。菅首相は14日、国会議員投票直前の演説でも、今後、政権内に多数の特命チームを作るなど「全員参加による党内の開かれた議論」の必要性を強調した。手法は間違ってはいないと考える。 ◇小沢氏は一線を退け ねじれ国会の対応では連立の組み替えを示唆した小沢氏に対し、首相は政策ごとに野党と徹底的に協議して成案を図っていく方針を示した。そうした「熟議の国会」は、かねて私たちも求めてきたところだ。消費税引き上げや社会保障制度改革に関しては、野党の自民党なども協議に応じる姿勢を示している。国会が前に進む可能性はある。 しかし、首相自ら確固たる方針を提示しなければ、党内協議も与野党協議も始まらない。例えば消費税について首相は引き上げが不可避だと考えるのであれば、堂々と提示すべきだ。菅首相に欠けているのはそこである。 当面は幹事長など党人事や内閣改造が焦点になる。党内融和を優先するか、脱「小沢」路線を貫くのか。大切なのは、有能な人材であれば、小沢氏に投票した議員でも積極的に登用することだろう。政権の再出発に際し、岡田克也外相や前原誠司国土交通相ら代表経験者をはじめ、菅首相、鳩山氏、小沢氏による「トロイカ」体制後を担う人たちの奮起もうながしたい。 敗れた小沢氏は「一兵卒として民主党政権を成功させるため頑張っていく」と語った。周辺には、なお待望論もあるようだが、「政治生命をかける」と語って臨んだ代表選で予想以上の大敗を喫した以上、もはや一線から退くべきではないか。いったんは政界引退を表明したはずの鳩山氏も同様であろう。 1989年、自民党の幹事長に就任して以来20年余。小沢氏は絶えず政治の権力闘争の中心にいて、その手法などをめぐって「小沢対反小沢」の対決劇が繰り返されてきた。それも終幕させる時である。自民党旧田中派以来の「数は力」という小沢氏型政治から、新しい政治に踏み出す機会としたい。 |
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