みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

山県リコール署名、法定数に達せず手続きが終了。 

2010-11-07 07:23:34 | 市民運動/市民自治/政治
昨日の午後から今日の午後まで「選挙講座」で、
前半の一日がおわったところです。

岐阜駅前のコンフォートホテルに泊っています。
 

昨夜は、前回にも行った「お忍びダイニング 穴GURA」にいきました。
このお店はイタリアンのお料理がとっても美味しいのです。

  
パスタやうす焼きピザもはずれがないのですが、
遅めに頼んだメーンデイッシュの黒豚のスペアリブが絶品。


すごいボリュームで980円はお値打ちです。

今回は、地下の掘りごたつの6人席で、もじどおりの穴GURA。
1月の選挙講座でも、また行きたいお店です。

 
スペアリブとうす焼きピザは食べ切れなかったので、
残りを無料の朝食バイキング用に包んでもらってきました。
 
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話は変わりますが、 
8月から進めていた山県リコール署名運動は、10月26日に署名期間が終了。
届いた署名簿の整理をしたところ、
署名数がリコール成立の「有権者の三分の一」に足らず
リコール手続きが終了することになりました。

やはり「有権者の三分の一」のハードルは高かったです。
署名して返送してくださった方には申し訳なく、とても残念です。

 集まった署名簿・署名用紙 (2010年11月2日撮影)


以下、県庁の記者クラブへの報告文書です。 

ご協力ありがとうございます  リコール署名 
 リコールの運動を続けてきました。が、法定数の有権者の1/3に足らず、運動はここで終了です。署名をいただいた皆さん、かげながら応援してくださった皆さん、ありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。法定数にまで届かなかったことを、リコールを呼びかけ、事務局を担当したものとして反省しています。申し訳ありませんでした。
 11月4日に、県庁の記者クラブに次の報告をし、併せて、県選管にもお伝えしました。同文をここに掲載することで、市民の皆さんへの報告といたします。ご理解ください。

選挙ポスター代水増し県議のリコール結果
8月20日に県選管へ届け出て、8月27日から10月26日までが署名の収集期間であった山県市での横山県議リコールの結果について、コメントも兼ねてご報告いたします。一昨日2日まで書類の回収を行い、最終の集計結果です。

 署名簿(署名用紙) 「1217冊」  署名した市民 「4578人」
 リコールの成立に必要な署名数、つまり直近の「9月17日」づけで県選管が告示した山県市の選挙人登録者の1/3の数は「8194人」です。
 よって署名数が不足していますので、リコールの「署名簿の提出行為」自体なし得ません。

【署名の概要】
 当初、A4版4枚7ページの「署名簿」(記名欄20人用)を作成しましたが、「書き方が分かりにくい」との声が多々あり、A3版1枚両面2ページの「署名用紙」(記名欄5人用)も作成しました(ルール上、「署名簿」には定型の様式がなく、「要件」さえそろっていれば種類を変えることも可)。

 回収された署名簿・用紙において、氏名以外の署名月日、住所、生年月日の記載もおおむねなされていて、「押印か指印」についても「指印」はほとんど皆無に近く(10人以下)、従来の直接請求の署名以上に丁寧に署名がなされていました。
署名簿は、「20人」満杯(もしくは近く)もそれなりにあり、他方で、「1人」もありました。

【数が逹しなかったことの分析】
○ ポスター代の水増しの発覚(2007年6月)から3年以上が経過し、事件が風化して「怒り」の意識が薄れてしまうという、そのような市民感覚が予想以上にあり、盛り上がりに欠けそれが署名意識の伝播を強くしなかったこと。

○ 過去に何度も行ってきた条例制定・改廃の直接請求とは異なり、署名したことが知れることへの懸念が格別にあったこと。

○ 署名簿を各戸に配布したことが、かえって、「自分のところだけ書けば」という受け止めを誘ったこと。

○ 市議の1/3以上が「リコールしよう」とのことだったが、始まると「動けない」等の状況に遭遇したこと(理由はそれぞれ)。

○ 当時、市議5人が辞職していたが、関係者(市民)に複雑な意識が存在したこと。

○ 寄せられた意見のいくつか。賛意や激励は多数ですが、ごく一部には「来年選挙だから、そこでいいではないか」「住民投票になればまた税金が使われるからリコールなどしなくていい」「もっとほかのことにエネルギーを使え」等もありました。

【運動的な観点から】
 事件当時、岐阜地検の起訴を期待しましたが、起訴猶予処分とされました。私たちは、岐阜検察審査会に申し立てしました。「市民意識の代表」である検察審査会は、2度、不起訴不当の議決をしました(2008年6月、2009年10月)。しかし、検察はいずれも不起訴(2009年3月、2010年1月)とました。

 選挙公営(ポスター、選挙カー、ガソリン代)における水増しは、2007年から2008年にかけて、全国各地で不正が発覚するという大きな社会問題となりました。よって、全国の「候補者」への教訓のために、事件の全容を解明する「刑事裁判」は不可欠なことと判断しました。  

 ともかく、その間に3年近くが経過してしまいました。
 通常、リコールは重要な争点が生じたときに直ちに実行され、一気に突っ走るものですが、今回の山県市においては、間を空けたリコールとならざるを得ず、結果として不成功となりました。

【まとめ】
 事後の圧力への懸念を持ちながらも署名して下った方もあり、署名いただいた4500余名の皆さんには感謝します。いずれにしても、基本的には、事務局・寺町知正の責任であり、リコール成立に至らなかったことを申し訳なく思います。
                      以上

          

山県市議選ポスター費問題:横山善道県議のリコール不成立 水増し請求で /岐阜 

  04年4月の山県市議選でのポスター代水増し請求事件にからみ、当時市議だった横山善道県議のリコール(解職請求)を目指して署名運動をしていた市民グループ「やまがた・リコール運動」(寺町知正事務局長)は4日、リコールに必要な署名を集めることができなかったと発表した。
 署名収集期間は8月27日から10月26日までの2カ月間。リコール成立のためには山県市の選挙人名簿登録者数(9月17日現在で2万4582人)の3分の1にあたる8194人が署名する必要があったが、集まった署名は4578人にとどまり、リコールは不成立になった。
 山県市議の寺町事務局長は「水増しの発覚から3年以上が過ぎ、市民間での盛り上がりに欠けてしまったのだと思う。不正を認めた議員が今もバッジを付けていることは許し難い。残念だ」と話した。
 水増し請求は、市議選後の07年6月に表面化。同年7月に横山氏を含む議員7人が詐欺容疑で書類送検され、岐阜地検は12月、全員を不起訴処分とした。7人中5人は議員辞職したが、横山県議と宮田軍作市議は辞職しなかった。【岡大介】
毎日新聞 2010年11月5日 地方版



  県議のリコール 署名不足不成立 
朝日新聞 2010年11月05日

 2004年の山県市議選で市議らが公費負担の選挙ポスター代を水増し請求したとされる問題で、同市議だった横山善道県議(山県市選挙区)を解職請求するために署名を集めていた市民団体の「やまがた・リコール運動」(事務局長・寺町知正市議)は4日、決められた数の署名を集められなかったと発表した。リコールは不成立となった。
 必要な署名数は8194人分だったが、集まったのは4578人分だったという。


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11月6日(土)のつぶやき

2010-11-07 02:23:09 | 花/美しいもの
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