みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「ヘルスリテラシー」してますか?/岐阜県図書館、「健康医療情報コーナー」新設。医学・健康本が充実

2010-11-16 21:00:42 | 健康/くらし/薪ストーブetc
久しぶりにお天気がよかったので、午前中はお洗濯&お片づけ。
午後からは母のホームに行って一緒に近くの喫茶店でお茶して、
そのあと、岐阜県図書館に本の返却に行ってきました。

前回行った時に、医療関係の本のコーナーができていたので、
10冊のうち8冊は健康本。

全部は読みきれなかったけれど、新刊本が多かったので、
おもしろかったです。

11月12日には、この「健康医療情報コーナー」
のことが朝日新聞の記事になっていました。

   
   
 <県図書館>医学本 発見スイスイ‎
2010.11.12 朝日新聞
 病気のことをちょっと調べたい。そんなときに便利な図書コーナーを、県図書館(岐阜市宇佐4丁目)が新設した。東海地方の県立図書館では初の取り組みで、4500冊を約200種類の病気別に分類。医学書だけでなく、闘病記や健康食のレシピなどもそろえた。(逸見那由子)
  新設の「健康医療情報コーナー」は、1階閲覧室の南奥にある。例えば、「胃がん」の表示の場所には、病気の症状や治療に関する本と闘病記がまとめて並べられていて、読みたい本を一度で見つけることができる。・・・・・・・・・・・・


今日も半分くらいは、この「健康医療情報コーナー」の本で、
わたしに関係のある病気の「診療ガイドライン」や、いろんな珍しい本があったので、
あれもこれもと見ているうちに、帰りが遅くなってしまいました。

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いまや、医者に行かなくても、
インターネットや本などで、健康情報がかんたんに手に入る時代。
テレビでも健康・医療番組がゴールデンタイムで放映されています。
ちょうどいまも、「みんなの家庭の医学」を横目で見ながら、ブログを書いてるとこ(笑)。

情報があふれているのは便利な反面、なにが自分に役立つか取捨選択しないと、
情報に振り回されて、右往左往したり、
間違った情報を信じて、後悔したりすることになりかねません。

ということで、
「ヘルスリテラシー」の重要性を解説する記事も出ています。

健康情報:見極めるには リスク、便益、費用…比べ選択 事例、還元し学び合う環境を 

 ダイエットや健康食品からがんの治療まで、メディアを問わず健康・医療情報があふれている。これらを取捨選択し、健康な生活やよりよい医療に結びつけるための力は「ヘルスリテラシー」と呼ばれ、情報量の急増に伴って重要性が一般に浸透し始めた。そこで後悔する前に知っておきたい。いま必要な健康・医療情報の活用法とは。【八田浩輔】

 「情報に振り回されて適切な意思決定ができない例が、個人から行政の政策レベルに至るまで広く見られる。あわてた時の情報の『衝動買い』は特に避けなければいけない」。そう注意を促すのは中山健夫・京都大教授(健康情報学)。「生老病死」に向き合う人を支える情報のあり方をテーマに研究を進めている。
 専門家でない人が、目の前にある健康・医療情報の信頼性を判断することは、重要かつ難しい問題だ。中山教授は、科学的根拠を示した論文などの引用元を明示した「メーン情報」を見つけることが肝心だとする。そして、引用元のデータでリスクの大きさを知る。病気の予防や治療の根拠について、学会などが手順をまとめた文書「診療ガイドライン」もメーン情報の一つだ。
 ただし引用元を明示しても、利点だけを都合よく整理して紹介する場合も多い。こうした「トリック」は専門家ですら見逃すこともある。同教授は「すべての健康・医療情報には不確実な部分があると理解したうえで、行動の前に結論や影響を考えることが役に立つ。リスクとベネフィット(便益)、場合によっては費用も比べて選択する力を普段から養うことが重要だ」と話す。
    □  □
 インターネットがヘルスリテラシーを高める可能性に注目し、約10年前から健康・医療情報サイトを運営してきた中山和弘・聖路加看護大教授(看護情報学)は「ネットは医療界が抱え込んでいる知識や情報をオープンにするチャンスだが、日本では米国などに比べてまだ質的、量的に不十分」と言う。
 社会的・経済的な理由による「健康格差」が深刻な米国だが、公的機関や民間医療機関によるネット上の健康・医療情報は充実している。特に国立医学図書館のデータベースは200万件以上の論文が無料で検索でき、世界中の研究者や一般の人からの年間検索数は10億回近くに達する。
 だが、ネットの利点は情報の送り手と受け手の双方向性にある。この点では日本もミクシィやグリーといった交流サイト(SNS)などに多様な健康・医療情報のやり取りがあり、闘病記を病名や年齢などから検索できる「TOBYO」などのサイトもできた。こうした情報は、科学的根拠のある情報に対するセカンドオピニオン的な位置付けとなる。
 同教授は、似た境遇にある人同士の体験情報の共有は「社会的なヘルスリテラシーを上げることにもつながる」と期待する。「自分だけ良い情報をもらって良い意思決定をしようというのは難しい。成功例や失敗例を還元し、学び合う環境をみんなでつくっていく意識が必要だ」
    □  □
 病気で医師の診断などを要する場合、治療法などを巡って納得できる決定をするには医療従事者とのコミュニケーションが欠かせない。一方で、自分が得た情報を医師に問いただすのは勇気がいる。勧められた治療法と異なる場合はなおさらだ。この点について、中山和弘教授は「患者はいろんなコミュニケーションを使って情報を集めていることを多くの医療従事者は分かっているし、患者の価値観を重視する流れがある」と語る。医療現場にも変化が起こりつつあるようだ。

 ◇効果的な活用法など解説
 京大の中山健夫教授は病院検索サイト「QLife」上に「5分で分かる!健康情報見極め術」(http://www.qlife.jp/value/)を監修。マンガを用いて中高生でも教材として利用できるよう4点のアドバイスを柱にした。
 聖路加看護大の中山和弘教授は「健康を決める力」(http://www.healthliteracy.jp)を今月開設したばかり。1冊分の本にも相当する文量で、リスクや医療の不確実性からネット情報の効果的な活用法まで丁寧に解説する。

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 ■ことば
 ◇ヘルスリテラシー

 リテラシーとは「読み書きの能力」を意味し、転じて健康を保つため、取り戻すための意思決定に必要な情報を入手したり、理解する個人の能力を意味する。医療リテラシーなどと称されることもある。日本では概念自体は保健医療分野で導入されているが、まだ研究例が少ない。長期的な医療費削減の観点からも注目されている。
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 ■健康・医療情報をチェックするポイント

・情報の出所や科学的根拠をチェック
・安易に強い表現をしていないか
・情報の鮮度を確認
・情報発信者の意図を想像する
・誰が情報のスポンサーか確認する
・インターネットの場合は問い合わせ窓口がきちんとあるか
 (QLife「5分で分かる!健康情報見極め術」より一部抜粋)
毎日新聞 2010年11月12日 東京朝刊 


「5分で分かる!健康情報見極め術」(QLife)
のサイトをさっそく開いてみました。
マンガで解説してるので、おもしろくて分かりやすい。

かんたんですが、今日はこれでおしまい。

ほんとは夕食を8時ころまでに食べないといけないんだけど・・・
これからご飯を食べて、お風呂に入ります。

健康関連記事を書くために不健康生活、なんて、シャレにもなりません、ねぇ。

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11月15日(月)のつぶやき

2010-11-16 02:23:11 | 花/美しいもの
18:28 from Tweet Button
2010今里哲ショー~11/17夜、岐阜市文化センター/絶品スイーツ「あも」叶匠寿庵 #goo_midorinet002 http://t.co/N0HgF8X
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