みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

『詩歌の岸辺で』岡井隆著/『革命の秋―いまあるコミュニズム』ネグリ,アントニオ

2011-03-03 20:55:07 | ほん/新聞/ニュース
今日は3月3日。
桃の節句。ひなまつり。
耳の日「み(3)み(3)」。平和の日。女のゼネストの日。

母の手術の日。
12時半開始の予定が大幅に遅れて、
手術室に入ったのが、2時15分。

手術が終わってから昼ご飯をたべるとのことだったので、
けっきょく、お昼抜きで手術を受けるはめになった母。

待っているうちに病室で、術前記念のピースマークの写真を撮りました。
足もお尻も痛くなって待ちくたびれた母、「もう早く切ってほしいよ」。

母が手術室に入ってから、私たちも、ひるご飯抜きだったのにきが付き
急にお腹がすいて来ました。
シャワー付きの家族控え室があるのですが、
手術が終わるを待っているうちに、何か食べることにしました。
遠くにはいけないので、岐大病院の1階のいり口前の喫茶「サーブ」で、
姉たちとサンドイッチを食べました。


クラブハウスサンドと
ミックスサンド。

ふかふかのライ麦パンがとてもおいしかったので、
母が戻ってきたら食べさせてあげようと、お持ちかえりも
作ってもらいました。

結局、手術は2時間半くらいかかり、
戻ってきたころには、夕日が傾き始めていました。

患部を切り取って足に包帯を巻いてもらった母は、
顔色もよく、思っていたより元気でした。
ちょっと疲れたのか、うとうとしていたのですが、
口が渇いたと訴えたので、頭を起こして水を含ませてあげました。

少し落ち着いたらサンドイッチを食べさせてあげようと思ったのですが、
ふだんは東京に住んでて、こういう時だけ長男風をふかせる不仲な兄が来て、
「お前は来るな! 帰れ!」と言われたので、
メッチャむかつきながら、姉たちと帰ってきました。

2年前の東京女子医大での手術以来、妹に母をとられた、と思っている、
ミソジニーのかたまりのようなマザコン男。

ブログにはネガティブなことを書かないようにしているのですが、
今日ばかりは、堪忍袋の緒が切れて、険悪な関係をカミングアウト。

日常的に母のケアをしているわたし(たち)にしたら、
理不尽このうえない出来事でした。


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夕ご飯を食べたら、手術がぶじ済んでほっとしたこともあって、
さすが、わたしも疲れました。

ブログネタもストックがつきかけています(笑)。

さいきん読んだ本。
岡井隆さんの『詩歌の岸辺で――新しい詩を読むために』。
歌人の岡井隆さん、エッセイもおもしろいです。

二冊目の、ネグリ,アントニオの『革命の秋―いまあるコミュニズム』は、
難しくて、なかなか読みすすめられません。

『詩歌の岸辺で――新しい詩を読むために』
(岡井隆/思潮社/2010/12)
 岡井隆『詩歌の岸辺で―新しい詩を読むために』
思潮社 新刊情報

現代詩を読む愉しみ
二〇〇八年ごろからわたし自身詩を書いたり詩集を出したりし始めたから、自分自身のための演習(ゼミナール)のやうな書き方にもなつた。わたしとしては作品を愉しんで読んでゐるのであつて、どうか読者の方にも、異論や批判を加へながら愉しんでいただけたら嬉しいのである。(あとがき)

岡井隆、詩歌のゼロ年代を読む――最新の現代詩や現代短歌、俳句、はたまた日夏耿之介や西脇順三郎まで、自在に触角を伸ばし、詩の現在を渉猟する。とどまることを知らない詩人の脳髄から溢れだす、いま詩を読むことの愉しみ。詩歌の豊饒な海へ漕ぎだすための極上の水先案内。
装幀=中島浩
定価2,520円(税込)
四六判並製・274頁
ISBN978-4-7837-1666-2
2010年10月刊  


『革命の秋―いまあるコミュニズム』


 革命の秋―いまあるコミュニズム
原書名:La costituzione del tempo Kair`os,Alma Venus,Multitudo(Negri,Antonio)
ネグリ,アントニオ【著】〈Negri,Antonio〉

 長原 豊 伊吹 浩一 真田 満【訳】世界書院 (2010/12/01 出版)

汚名に塗れたコミュニズムをいまある来たるべき時に向けて再構築する、ネグリ渾身の力作。

第1部 時間の構成(第一の転位―被包摂存在の時間;第一の構築―集合的時間A;第一の構築―集合的時間B;第二の構築―生産的時間A ほか)
第2部 好機・豊穣・多数性(好機Kair`os;豊穣Alma Venus;多数性Multitudo)

著者紹介
ネグリ,アントニオ[ネグリ,アントニオ][Negri,Antonio]
1933年~、イタリアのパドヴァ出身の政治哲学者、革命運動家。マルクスやスピノザの研究で知られ、パドヴァ大学、パリ第8大学、国際哲学院などで教鞭をとる。79年、赤い旅団のモロ首相誘拐殺人事件に関与した疑いで投獄される。83年、獄中から立候補して当選し、フランスに亡命。97年に帰国し刑に服す。03年、完全自由の身になる。08年に来日の予定だったが、日本政府の入国ビザ要求で断念

長原豊[ナガハラユタカ]
法政大学経済学部教授

伊吹浩一[イブキヒロカズ]
フランス現代思想。専修大学、他非常勤講師

真田満[サナダミツル]
アメリカ文学。龍谷大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)  


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3月2日(水)のつぶやき

2011-03-03 01:24:40 | 花/美しいもの
22:06 from Tweet Button
○松任谷由実さんの対談「yumiyoriな話」。[予告編]第31回のゲストは 上野千鶴子さん #goo_midorinet002 http://t.co/LxnD5IF
by midorinet002 on Twitter
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