福島第一原発事故は「スリーマイル超えレベル6相当に」(朝日新聞)になりました。
昨日は、福島第一原発3号機のタービン建屋で作業されていた方が、
水に浸かった足を被ばくした、ということで、専門の病院に救急車で搬送されました。
東京電力によると、水の放射線濃度は、冷却水の一万倍ということで、
原子炉本体の核燃料の放射性物質が流れ出している可能性が高いとのこと。
3号機は、プルトニウムを含むMOX燃料を燃やしているので、
原子炉から漏れている核燃料は「水」だけでなく、
空気中にも飛散していると考えるのが妥当です。
ヨウ素やセシウムと比較できないほど猛毒で強い発がん性(細胞毒性)のあるプルトニウムや、
カルシウムと似ていて骨に蓄積し白血病を引き起こす危険のある
ストロンチウム90の汚染状況が公表されないのは、きわめて疑問です。
東電は、そもそもプルトニウムやストロンチウムを計測していない、
との情報もあります。
正門付近では、炉心溶融を示す中性子を13回も観測しているのに、
これを2回と「過小報告」しているのは、もはや犯罪的行為です。
東電の発信能力に懸念 相次ぐデータ修正や発表遅れ(2011.3.24 中日新聞)
わたしは福島原発事故が起きてすぐに「スリーマイル以上、チェルノブイリ以下」と書きましたが、
事故から10日たった今の状況を見ていると、事態はますます悪くなり、
チェルノブイリに相当する大惨事になるのではないと心配しています。
チェルノブイリ原発事故の被災者の支援を続けている、
「チェルノブイリ救援・中部」の河田昌東さんからの情報もとどいています。
放射性物質の水や食べ物の汚染が、連日、報じられるようになりましたが、
友人から転送されてきた河田さんのメールによると、
日本の規制値はチェルノブイリ原発事故で汚染した現地ウクライナの
基準と比較してみても、日本のレベルがけた違いに大きいのです。
セシウム137について、水の規制は日本は200ベクレル/kg、
ウクライナは2ベクレル/kgです。
昨日、WHOは10ベクレル/ksお知らせしましたが、1ベクレル/kでした。
野菜は、日本の暫定基準は500となっていますが、ウクライナは40です。
牛乳は日本は200ですが、ウクライナは100。
それも毎日飲み続け食べ続けても「大丈夫。直ちに健康に影響はない」と繰り返しています。
放射の汚染による健康被害は、さらに深刻になりそうです。
水道水指標超すヨウ素131 川口・松戸でも検出(2011年3月24日 中日新聞)
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以下のswissinfo.chのインタビューは、わたしが今日セレクトしたなかで、
もっとも的確で納得できる情報です。
海外では、福島原発事故は、国内より深刻なものととらえられています。
なぜ日本の専門家(と自称している人たち)にこれくらいことが分からないのか??
たんなる無知なのか、それとも、これから起きる被害の大きさを直視したくないのか。
いずれにしても、市民には事実がかくされている、と思えてなりません。
炉心溶融で漏出する物質―危険なのはヨウ素、ストロンチウム(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 - 2011年3月14日)
外国なぜ続々避難?福島3号機は猛毒プルサーマル(2011/3/18 j-cast)
日本の原発は「コスト優先」=米外交官が06年に疑念-ウィキリークス(2011/03/23 時事通信)
テレビ報道への抗議声明/ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン(2011.3.25薔薇、または陽だまりの猫)
日本の原子力「安全」委員会の基準や、マスコミの報道だけで安全と信じ込まず、
各地で公表される元データの数字を各自で入手して見比べ、
ほんとうに安全かどうかを個人個人で判断し、少しでも汚染したものの摂取を減らして、
「みずからの身はみずから守る」時期に来ていると、わたしは思っています。
わたしにはすでに成人している5人のこどもがいます。
チェルノブイリ原発事故が起きたとき、まだ小さかった子どもたちに、
「わたしは、わたしなりにできる限りのことをしたよ」と言いたいと思い、行動しました。
いまわたしは、
小さな子どもやわかものたちに、
安心して暮らせる未来を引き継ぐことができるのでしょうか。
ザ・サークル 私の子供達へ 笠木透 The Circle
1 生きている鳥たちが 生きて飛び回る空を
あなたに残しておいてやれるだろうか 父さんは
目を閉じてご覧なさい 山が見えるでしょう
近づいてご覧なさい 辛夷(こぶし)の花があるでしょう
2 生きている魚たちが 生きて泳ぎ回る川を
あなたに残しておいてやれるだろうか 父さんは
目を閉じてご覧なさい 野原が見えるでしょう
近づいてご覧なさい 竜胆(りんどう)の花があるでしょう
3 生きている君たちが 生きて走り回る土を
あなたに残しておいてやれるだろうか 父さんは
目を閉じてご覧なさい 山が見えるでしょう
近づいてご覧なさい 辛夷の花があるでしょう
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昨日は、福島第一原発3号機のタービン建屋で作業されていた方が、
水に浸かった足を被ばくした、ということで、専門の病院に救急車で搬送されました。
東京電力によると、水の放射線濃度は、冷却水の一万倍ということで、
原子炉本体の核燃料の放射性物質が流れ出している可能性が高いとのこと。
3号機は、プルトニウムを含むMOX燃料を燃やしているので、
原子炉から漏れている核燃料は「水」だけでなく、
空気中にも飛散していると考えるのが妥当です。
ヨウ素やセシウムと比較できないほど猛毒で強い発がん性(細胞毒性)のあるプルトニウムや、
カルシウムと似ていて骨に蓄積し白血病を引き起こす危険のある
ストロンチウム90の汚染状況が公表されないのは、きわめて疑問です。
東電は、そもそもプルトニウムやストロンチウムを計測していない、
との情報もあります。
正門付近では、炉心溶融を示す中性子を13回も観測しているのに、
これを2回と「過小報告」しているのは、もはや犯罪的行為です。
東電の発信能力に懸念 相次ぐデータ修正や発表遅れ(2011.3.24 中日新聞)
わたしは福島原発事故が起きてすぐに「スリーマイル以上、チェルノブイリ以下」と書きましたが、
事故から10日たった今の状況を見ていると、事態はますます悪くなり、
チェルノブイリに相当する大惨事になるのではないと心配しています。
チェルノブイリ原発事故の被災者の支援を続けている、
「チェルノブイリ救援・中部」の河田昌東さんからの情報もとどいています。
放射性物質の水や食べ物の汚染が、連日、報じられるようになりましたが、
友人から転送されてきた河田さんのメールによると、
日本の規制値はチェルノブイリ原発事故で汚染した現地ウクライナの
基準と比較してみても、日本のレベルがけた違いに大きいのです。
セシウム137について、水の規制は日本は200ベクレル/kg、
ウクライナは2ベクレル/kgです。
昨日、WHOは10ベクレル/ksお知らせしましたが、1ベクレル/kでした。
野菜は、日本の暫定基準は500となっていますが、ウクライナは40です。
牛乳は日本は200ですが、ウクライナは100。
それも毎日飲み続け食べ続けても「大丈夫。直ちに健康に影響はない」と繰り返しています。
放射の汚染による健康被害は、さらに深刻になりそうです。
---------------------------------------------------------------------- 食品と飲料水に含まれる放射性核種セシウム137及びストロンチウム90の許容量 (ベクレル/kgまたはベクレル/ℓ) セシウム137 ストロンチウム90 1. パン及び穀物製品 20 5 2. ジャガイモ 60 20 3. 野菜(葉物、根菜、食用ハーブ) 40 20 4. 果物 70 10 5. 肉及び肉製品 200 20 6. 魚及び魚肉製品 150 35 7. 牛乳及び乳製品 100 20 8. 卵(1個あたり) 6 2 9. 水 2 2(注) 10. 濃縮乳及びコンデンスミルク 300 60 11. 粉ミルク 500 100 12. 生の野生ベリー・キノコ 500 50 13. 乾燥した野生ベリー・キノコ 2500 250 14. 薬用植物 600 200 15. 小児用特別食 40 5 16. その他の食品 600 200 注:1999年1月1日以前は4ベクレル/ℓ *原文はウクライナ語。 |
水道水指標超すヨウ素131 川口・松戸でも検出(2011年3月24日 中日新聞)
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以下のswissinfo.chのインタビューは、わたしが今日セレクトしたなかで、
もっとも的確で納得できる情報です。
海外では、福島原発事故は、国内より深刻なものととらえられています。
なぜ日本の専門家(と自称している人たち)にこれくらいことが分からないのか??
たんなる無知なのか、それとも、これから起きる被害の大きさを直視したくないのか。
いずれにしても、市民には事実がかくされている、と思えてなりません。
原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」 2011-03-23 レナート・キュンツィ, swissinfo.ch -------------------------------------------------------------------------------- 福島第一原発では今もなお予断を許さない状況が続いている。今後日本のみならず世界中でがんのリスクが増すと考えられる。しかし、それ以上に深刻な問題は世代を越えた遺伝的な損傷だという。 マルティン・ヴァルター氏 ( 66歳 ) はソロトゥルン州グレンヒェン ( Grenchen ) の内科開業医だ。1991年に1カ月間ウクライナの病院で働いた経験も持つ。 また1988年から2年間、核戦争防止国際医師会議スイス支部 ( PSR/IPPNW Schweiz ) の支部長を務め、「核を使わない電力 ( SoA ) 」運動や原発建設に猶予期間を求める運動などの委員会で中心的な役割を果たした。この原発建設の猶予期間については、1990年秋の国民投票で認可されている。 swissinfo.ch : 東京電力さらには日本政府の不十分な情報開示に対し批判の声が高まっています。正確な情報が伝えられないことで日本国民の命が危険にさらされているということはありますか。 ヴァルター : それはない。急性被曝は免れている。少なくともこれまでのところ ( 17日現在 ) 原子力発電所の敷地外では放射線量がさほど多くなく、急性被曝には至らない。北半球の住人が急性被曝で死亡することはない。しかし、原発内で原子炉の冷却作業をしている作業員たちを取り巻く環境は別だ。どうか線量計を装着していてほしい。 ただ、情報伝達が不十分だったり危険を軽視したりすると大きな誤りを犯すことになる。吸収線量と人体への影響は正比例の関係にあるからだ。つまり、心配のいらない吸収線量というものはない。わずかな摂取でもがんを引き起こし、乳がんや大腸がんなどから死に至ることもある。 今後日本では確実にがん死亡率が高まるだろう。たとえ完全な炉心溶融に至らなかったとしてもだ。 swissinfo.ch : 専門家によれば3月17日と18日の2日間が原子炉冷却の鍵を握る最後のチャンスとされ、成功しなければ炉心溶融が決定的になるとのことでした。世界が日本に対して抱く不安は当然のものですか。 ヴァルター : 当然だ。先述したがんの増加を恐れてのことだ。例えば、チェルノブイリでも急性被曝で死亡した人は多くなかったが、事故後にがんで多くの人たちが亡くなった。 しかし、がんのリスクの増加以上にもっと深刻な問題は遺伝子への影響だ。それも世代を越えた影響だ。最新の研究では、少量の吸収線量でも継代的な影響がありうることが分かっている。 イギリスにあるセラフィールド ( Sellafield ) の使用済核燃料の再処理工場に勤務する人たちの子どもには白血病のリスクが高い。これは父親の吸収線量と関係があり、子どもたち自身は放射線にさらされていない。原発事故だけでなくこうした通常の場合でも、人間ならび動植物の遺伝子に損傷が発生する。こうした事実を知った上で、あえて原子力に頼るかどうかはむしろ倫理的な問題だ。 swissinfo.ch : 放射能汚染では放射性同位体のヨウ素131、セシウム137、キセノン133、クリプトン85ならびにストロンチウム、プルトニウム239が漏出します。どれも危険ですが、特に危険なものはどれですか。 ヴァルター : まず、危険度は半減期によって変わってくる。ヨウ素は8日間でほぼゼロになる。つまり、スイスの子どもたちにヨウ素剤を与えても意味がないと言える。さらに大人が服用すると逆効果になりかねない。 セシウムの半減期は30年なのでセシウム汚染は日本からスイスにまで行き渡るが、スイスでの危険度はごくわずかだ。セシウムはカリウムのように体内で代謝されるため、一回限りの摂取なら数カ月後にはなくなる。 ストロンチウムは体内に蓄積され、死ぬまで残る。ここでも人体への影響は半減期に左右される。ストロンチウムはカルシウムのように骨に蓄積されるため消えることはなく、骨髄は絶えずβ線の影響を受けることになる。子どもの骨髄は脂肪が少ないため、のちのち白血病になるリスクが大人よりも高い。 プルトニウムは一度体内に入ったら決して消えない。ごく微量の摂取でもがんを引き起こす。 swissinfo.ch : チェルノブイリの場合、子どもへの医療行為はどの程度可能でしたか。 ヴァルター : 普通なら子どもが甲状腺がんにかかることはない。事故前のウクライナでは住民5000万人に対し年間3人ほどだった。しかし、事故後1500人の子どもが甲状腺がんを患った。4000人という話もある。 それまでこうしたことはなかった。これはヨウ素131の影響だった。もし事故直後に政府が子どもたちに安定ヨウ素剤を与えていれば避けられただろう。当時の子どもたちに急性被曝があったとは思えない。 セシウムに関しては、ウクライナでは大人も子どもも食品から摂取している。それは今も変わらない。これに対してはりんごペクチン剤が服用されている。りんごペクチンは体内のセシウムの量を減らし、継続的なセシウムの摂取に対しても有効に働く。 swissinfo.ch : 原爆を経験した唯一の国である日本が今また大規模な原発事故に見舞われているというのはある意味ひどい皮肉のようです。当時の医療的な経験は今回の役に立ちますか。 ヴァルター : それはないだろう。当時は特別な治療を施すことがまったくできなかった。その上、被曝の影響は異なる。広島と長崎で被曝した父親を持つ子どもたちとチェルノブイリで被曝した父親を持つ子どもたちをイスラエルの研究者たちが調査した。その結果、父親が原爆で被曝した後に生まれた子どもたちには遺伝子の変異がまったく見られなかったことが分かった。 それに対し、チェルノブイリの事故後に解体作業者として入った父親から被曝後に生まれた子どもたちには一定の割合の遺伝子 ( ミニサテライトDNA ) に相当数の変異が見られた。遺伝的な視点で見ると、今回の福島第一原発の事故は深刻なケースだ。 レナート・キュンツィ, swissinfo.ch ( 独語からの翻訳・編集 中村友紀 ) |
福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に 2011年3月25日 朝日新聞 東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万~11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千~数万テラベクレル)に相当する。 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。 土壌の汚染は、局地的には、チェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。 チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。 金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。 健康への影響はどうか。チェルノブイリ原発事故では、強制移住の地域では平均50ミリシーベルト程度の放射線を浴びたとされる。しかし汚染地での長期の住民健康調査では、成人では白血病などの発症率は増えていない。 甲状腺がんは増えたが、事故当時小児だった住民が放射性ヨウ素で汚染された牛乳などを飲んで内部被曝(ひばく)したためとみられている。飯舘村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。 長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。 |
炉心溶融で漏出する物質―危険なのはヨウ素、ストロンチウム(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 - 2011年3月14日)
外国なぜ続々避難?福島3号機は猛毒プルサーマル(2011/3/18 j-cast)
日本の原発は「コスト優先」=米外交官が06年に疑念-ウィキリークス(2011/03/23 時事通信)
テレビ報道への抗議声明/ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン(2011.3.25薔薇、または陽だまりの猫)
福島原発の放射性物質、チェルノブイリを下回る=オーストリアの研究所 2011.3.23 CNN [ウィーン/オスロ 23日 ロイター] オーストリア気象地球力学中央研究所は23日、福島第1原発の事故後3─4日間に放出されたヨウ素131とセシウム137の量が、旧ソ連チェルノブイリ原発の事故後10日間の放出量の約20─50%に相当するとの試算を明らかにした。 日米の測定結果を基に算出した。 同研究所によると、事故後3─4日間のヨウ素131の放出量は、チェルノブイリ原発の事故後10日間の放出量の約20%。 セシウム137の放出量は、同約50%に達する可能性があるという。 フランスの放射線防御原子力安全研究所(IRSN)は22日、福島原発の事故で漏えいした放射性物質の量はチェルノブイリ事故の約10%との見解を示している。 チェルノブイリの事故では原子炉が爆発したが、福島原発の事故では放射性物質が比較的ゆっくりと漏えいしている。 一方で、放射性物質が陸上に拡散したチェルノブイリとは異なり、福島原発の事故では放射性物質の多くが太平洋上に飛散しており、両事故の比較は難しい。 |
日本の原子力「安全」委員会の基準や、マスコミの報道だけで安全と信じ込まず、
各地で公表される元データの数字を各自で入手して見比べ、
ほんとうに安全かどうかを個人個人で判断し、少しでも汚染したものの摂取を減らして、
「みずからの身はみずから守る」時期に来ていると、わたしは思っています。
わたしにはすでに成人している5人のこどもがいます。
チェルノブイリ原発事故が起きたとき、まだ小さかった子どもたちに、
「わたしは、わたしなりにできる限りのことをしたよ」と言いたいと思い、行動しました。
いまわたしは、
小さな子どもやわかものたちに、
安心して暮らせる未来を引き継ぐことができるのでしょうか。
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近づいてご覧なさい 辛夷(こぶし)の花があるでしょう
2 生きている魚たちが 生きて泳ぎ回る川を
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