母が亡くなって、ちょうどひと月。
朝から台風15号が吹き荒れています。
昨日アップした「9・19 さようなら原発5万人集会」の続きです。
朝日新聞が今日の社説で、この脱原発集会のことを書いています。
「スポーツ報知」も詳しいとコメントをくださった方、ありがとうございます。
「脱原発」集会に6万人!山本太郎「命懸かっている」(2011年9月20日06時01分 スポーツ報知)
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東京での脱原発集会の様子は、ユーチューブで視聴できますが、
なかでも、「ハイロアクション福島」の武藤類子さんという女性のスピーチが胸を打ちます。
全文が、「ハイロアクション 福島原発40年」にアップされていますので紹介させていただきます。
同じ日に長野県下諏訪町で開かれた「9.19福島のお母さんのお話を聞く会」。
この集会で話された西片嘉奈子さんの講演もユーストリームにアップされていますので紹介します。
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朝から台風15号が吹き荒れています。
昨日アップした「9・19 さようなら原発5万人集会」の続きです。
朝日新聞が今日の社説で、この脱原発集会のことを書いています。
![]() 2011年9月21日(水)付 朝日新聞 「ええじゃないの 原発なくてもええじゃないの」と踊り歩く人がいる。「原発なくせ。即時廃止しろ」とシュプレヒコールをする人もいる。「げんぱつじこまえの ふくしまに かえりたい」というプラカードを掲げる子どももいる。 おととい、東京・明治公園で開かれた「さようなら原発」集会は、主催者発表で6万人を集めた。圧巻だったのは、その規模よりも参加者の多様性だ。 労働組合や平和団体だけでなく、高齢者、学生、女性、子どもたちが練り歩く。のぼりやゼッケンの主張も、さまざまだ。とにかく言いたい、思いを伝えたい。そう願う人々が、あちこちから集まってきた。 人々が横につながり、意見を表明することは、民主主義の原点である。民主主義とは、ふつうの人々が政治の主人公であるということだ。国の場合は、議会制による間接民主主義とならざるを得ないが、重大局面で政治を、そして歴史を動かすのは一人ひとりの力なのだ。 米国の公民権運動を勇気づけたキング牧師の「私には夢がある」という演説と集会。ベルリンの壁を崩した東ドイツの市民たち。直接民主主義の行動が、国の政治を動かすことで、民主主義を豊かにしてきた。 日本でも、60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。政治的な訴えが通らない現実に、あきらめが先に立ったからだろうか。 しかし、東日本大震災から半年あまり、この国のどこか深いところで変化が起きている。とりわけ「脱原発」のうねりは、かつてない勢いで広がる。 もはやプロの政治家に任せてはいられない。生活、命、そして子どもたちの未来をどうするのか。同じように差し迫った不安や不満を抱く人と手を携え、政治にもの申そう。そんな思いが共鳴しあう。 「私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましょう」。呼びかけ人の一人、作家・大江健三郎さんの言葉が象徴的だ。「脱原発」は、私たちの民主主義に新たな一ページを刻む動きに見える。 今までにない形で人々の手をつないでいくインターネットの普及も、集会を活気づける。 この絆を太くし、現実の変革につなげるには、もっともっとたくさんの手が要る。新聞や放送などのメディアが変化に注目し、政党や政治家も問題意識を共有することが欠かせない。 |
「スポーツ報知」も詳しいとコメントをくださった方、ありがとうございます。
「脱原発」集会に6万人!山本太郎「命懸かっている」(2011年9月20日06時01分 スポーツ報知)
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東京での脱原発集会の様子は、ユーチューブで視聴できますが、
なかでも、「ハイロアクション福島」の武藤類子さんという女性のスピーチが胸を打ちます。
全文が、「ハイロアクション 福島原発40年」にアップされていますので紹介させていただきます。
9・19さようなら原発・武藤類子さんスピーチ 2011年9月20日 ハイロアクション 福島原発40年 9・19 さようなら原発5万人集会での、ハイロアクション福島・武藤類子さんのスピーチをご紹介します。 ふくしまの想いを、ひとりでも多くの方に、伝えたい。 ********************************* みなさんこんにちは。福島から参りました。 今日は、福島県内から、また、避難先から何台ものバスを連ねて、たくさんの仲間と一緒に参りました。初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。福島で起きた原発事故の悲しみを伝えよう、私たちこそが原発いらないの声をあげようと、声をかけ合いさそい合ってこの集会にやってきました。 はじめに申し上げたい事があります。 3.11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆる事に取り組んできたみなさんひとりひとりを、深く尊敬いたします。 それから、福島県民に温かい手を差し伸べ、つながり、様々な支援をしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。 そして、この事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子供たち、若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心からあやまりたいと思います。本当にごめんなさい。 皆さん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を臨む浜通り。桃・梨・りんごと、くだものの宝庫中通り。猪苗代湖と磐梯山のまわりには黄金色の稲穂が垂れる会津平野。そのむこうを深い山々がふちどっています。山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。 3.11・原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降りそそぎ、私たちはヒバクシャとなりました。 大混乱の中で、私たちには様々なことが起こりました。 すばやく張りめぐらされた安全キャンペーンと不安のはざまで、引き裂かれていく人と人とのつながり。地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人々が悩み悲しんだことでしょう。 毎日、毎日、否応無くせまられる決断。逃げる、逃げない?食べる、食べない?洗濯物を外に干す、干さない?子どもにマスクをさせる、させない?畑をたがやす、たがやさない?なにかに物申す、だまる?様々な苦渋の選択がありました。 そして、今。半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、 ・真実は隠されるのだ ・国は国民を守らないのだ ・事故はいまだに終わらないのだ ・福島県民は核の実験材料にされるのだ ・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ ・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ ・私たちは棄てられたのだ 私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。 でも口をついて出てくる言葉は、「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪うな」です。 福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。 ・子どもたちを守ろうと、母親が父親が、おばあちゃんがおじいちゃんが・・・ ・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・ ・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、 労働者たちが・・・ ・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・ ・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障がいを持った人々が・・・ ・ひとりひとりの市民が・・・ 国と東電の責任を問い続けています。そして、原発はもういらないと声をあげています。 私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。 私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してください。政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。 もうひとつ、お話したいことがあります。 それは私たち自身の生き方・暮らし方です。 私たちは、なにげなく差し込むコンセントのむこう側の世界を、想像しなければなりません。便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っている事に思いをはせなければなりません。原発はその向こうにあるのです。 人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。 私はこの地球という美しい星と調和したまっとうな生き物として生きたいです。 ささやかでも、エネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。 どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも明確な答えはわかりません。できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、ひとりひとりが、本当に本当に本気で、自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。 私たちは誰でも変わる勇気を持っています。奪われてきた自信を取り戻しましょう。 そして、つながること。原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、私たちの力です。 たったいま、隣にいる人と、そっと手をつないでみてください。見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。怒りと涙を許しあいましょう。今つないでいるその手のぬくもりを、日本中に、世界中に広げていきましょう。 私たちひとりひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく重く、道のりがどんなに過酷であっても、目をそらさずに支えあい、軽やかにほがらかに生き延びていきましょう。 |
同じ日に長野県下諏訪町で開かれた「9.19福島のお母さんのお話を聞く会」。
この集会で話された西片嘉奈子さんの講演もユーストリームにアップされていますので紹介します。
9.19福島のお母さんのお話を聞く会 の様子 福島のお母さんの講演(80分)ユーストリーム 始めは音声が小さいですが、8分くらいから音声が大きく聞きやすくなります。スピーカーからでなく、アンプから直接音声を録音しているので、音声がとてもきれいです。 (70分過ぎに雑音が入りますがすぐに収まります) 音声重視の設定をしたため、映像は小さいですが、気にしないで下さい。 講演のイントロとワンポイント ・原発に無知無関心だった ・3月末までは、長崎大から福島県のアドバイザーになった山下俊一教授の「100mSvまでは大丈夫、外で遊ばせてよい」を信じて子どもを外で遊ばせていた ・多種多様な情報がでるなか、どれが正しいか自分で調べようと思い、県の原発誘致の歴史から調べ始め、会合にも参加するようになった ・新学期から、帽子・マスク・手袋着用しての登下校が始まった ・外で遊べないと子どもにストレスが溜まり、兄妹げんかばかりするようになった ・5月連休に県外に出たときに、「ぶっ倒れるまで走り回りたい」と言って実際そうした その帰り、長男が「もう福島に入った?」と何度も聞き、「入った」と言ったら、自分からマスクを付けた ・長男に避難の決心を話したら、「やっとお友達と友だちになれたのに離れるのはいや」とさんざん泣かれた でも、西片さんの話を長男はOKしました。さて、西片さんはお子さんとどのような話をしたのでしょうか。 ・その後、お父さん(子どもらの祖父)にも反対されましたが、最終的には賛成していただけました。ここでも、お父さんと西片さんはどのような話をされたのでしょうか ・最近、ほかの親から「山下氏を信じて子どもを外で遊ばせ、後悔している。大丈夫でしょうか」と泣きながら訴えられることが多い ・今、福島市には公園や車道の草が伸び放題のところがたくさんある ・私は、子どもを助けたいんです。福島の子ども、みんなを。 ・除染が終わるまでは、避難を勧め支えるべきです。 ・東電は、福島県民全員に補償すべきです。 ・子どもたち4人が、お役人に対して切実な思いを話した ・子どもたちの思いを後世に残すため、一冊の本にしたい ぜひ全編をお聴き下さい。引き込まれ、あっというまに聴き終わります。 私たち発足間際の脱原発諏訪連絡会は、東電原発事故による最大の被害者である福島の子ども・お母さんお父さんらの声をきくところからまず始めるべきではないかとの思いから今回の企画を立てましたが、この視点の大切さは、全国どこでも同じだと思います。全国・全世界でお役立て下さい。 |
最後まで読んでくださってありがとう
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