みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

【あさイチ】「驚き!がんワクチン治療最前線」 /がんワクチンなどの免疫療法臨床応用・臨床試験実施施設

2012-02-06 10:50:39 | 健康/くらし/薪ストーブetc
けさの【あさイチ】は「驚き!がんワクチン治療最前線」。
「がんワクチン」といえば、聞きなれない治療法と思われるかもしれませんが、
わたしの父は、約40年前、進行した胃がんの手術を受け、
その後10年、開発されたばかりの丸山ワクチンの接種をしていました。
1年後に「生きて」病院に現れた父を見て、医者たちはびっくりされたそうです。

丸山ワクチンを接種している間は胃がんの再発はなく、
もうそろそろいいだろう、と丸山ワクチンをやめた数年後に、
原発の食道がんが見つかり手術を受けました。
食道がんの再発はなかったのですが、その数年後に腎不全で亡くなりました。

わたしにとって「がんワクチン」を含む免疫療法はけっこう身近なもので、
わたしもがんになったら受けてみたいと思っています。
ということで、
先端治療といわれる「がんワクチン」ってどんなものだろう、と興味津々で番組を見ました。

国会中継があって、じかんがいつもより短かったのですが、
見逃した方のために、再放送されるといいですね。

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番組後に【あさイチ】のホームページに、
VTRに登場した「がんワクチン」をやっている病院の連絡先がアップされるということで、
調べてみたら、さっそく載っていたので紹介します。

  【あさイチ】驚き!がんワクチン治療最前線  

チャンネル:総合
放送日: 2012年2月6日(月)
放送時間:午前8:15~午前8:55(40分)


日本人の2人に1人がかかると言われる“がん”。これまでのおもな治療法は外科手術、抗がん剤、放射線の3つですが、番組では、最近注目されている「がんワクチン治療」の最前線に迫りました。患者自身の免疫力を高め、がん細胞を攻撃するもので、副作用が少なく、月に数回通院して注射を受けるだけという利便性があります。日本では臨床試験の段階ですが、その効果に救われる人も出てきています。すい臓がんでもう治療法がないと言われたものの、肝臓に転移した腫瘍が消え、家族旅行を楽しめるまでに回復した30代の主婦。余命2か月と言われ抗がん剤治療を始めたものの副作用で投与を止めざるをえず、絶望のふちをさまよったが、症状が改善した40代の男性など、がんワクチン治療の体験者を紹介。その驚きの可能性から治療費など課題まで、がんワクチンの全貌をお伝えしました。

「がんワクチン」とは?ワクチンというと、インフルエンザやBCG、最近では子宮頸(けい)がんなど病気を“予防”するものが知られていますが、今回ご紹介したのは“治療”するワクチン。自分の持つ免疫能力を活性化させ、がん細胞を攻撃します。副作用が少なく、延命効果が認められるのが特徴です。
このワクチンの中に入っているのは、『ペプチド』と言われるタンパク質の断片。『ペプチド』はがん細胞の表面に角のように出ているもので、これが治療に大きく役立っています。

そもそも私たちの体は、ウィルスなどの異物が侵入すると・・・監視役として働く「樹状細胞」が異変を察知、その特徴を記憶

攻撃役として働く「キラーT細胞」に異物の特徴を伝達

「キラーT細胞」がウィルスに侵された細胞を攻撃

この一連の流れが、私たちの体を守るいわゆる“免疫”です。

では、私たちの体ががんに侵されると・・・がん細胞も異物ですが、非常に早いスピードで際限なく広がるため、「キラーT細胞」の数が足らず攻撃しきれません。

そこで『ペプチド』が大量に入った「がんワクチン」を投与すると・・・ 「樹状細胞」はペプチドが大量に入ってきたことを異常事態だととらえ

「キラーT細胞」に警告

「キラーT細胞」も異常事態に反応、自ら数を増やしパワーアップしてがん細胞を攻撃

「がんワクチン」の臨床研究に参加するには臨床研究に参加する条件 がんワクチンはまだ承認されていません。
受けるには臨床研究に参加するという方法がありますが、さまざまな条件があります。また、誰にでも効果が認められているというわけではありません。

≪臨床研究 参加の条件≫
・がんの種類
・進行度
・白血球の型・数
・リンパ球の数
・治療歴
・期間・人数

臨床研究が行われている病院の問い合わせ先
(1) VTR「すい臓がんの女性が受けたワクチン」、「ぼうこうがんの女性が再発予防のために受けたワクチン」はこちら

東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター 中村祐輔研究室
ホームページ:http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/
(トップページに病院一覧が貼り付けてあります。)
電話:03-3443-8111(代表)

(2) VTR「小細胞肺がんの男性が受けたワクチン」はこちら

久留米大学病院 がんワクチン外来事務局
ホームページ:http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/
電話:0942-31-7975

■注意■
「がんワクチン」についてインターネットなどで検索するとさまざまなサイトにつながり、誰でもすぐ受けられるように感じます。しかし、がんワクチンは日本ではまだ承認されておらず、その効果を確かめる臨床試験の段階です。がんワクチンを希望する方は、そのことを十分考慮する必要があります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

VTRに登場した病院
「すい臓がんの30代女性」のVTRで、ワクチンの臨床研究を行っていた病院※現在、すい臓がんの臨床研究は行っていません。
千葉徳州会病院
ホームページ:http://www.chibatoku.or.jp/
電話:047-466-7111(代表) 
(問い合わせをする場合は「がんワクチン療法について」と伝えてください。)

「小細胞肺がんの40代男性」のVTRで、ワクチンの臨床研究を行っていた病院久留米大学病院 がんワクチン外来事務局
ホームページ:http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/
電話:0942-31-7975

「ぼうこうがんの70代女性」のVTRで、再発予防を目的としたワクチンの臨床研究を行っていた病院※現在、ぼうこうがん再発予防の臨床研究参加者の募集は行っていません。
岩手医科大学付属病院
ホームページ:http://www.iwate-med.ac.jp/hospital/
電話:019-651-5111(代表)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あさイチブログも見つけました。
キャスターの有働さんやスタッフが交代でかいていて、おもしろいです。

調べていたら、
がんワクチンなどの免疫療法の研究施設、臨床応用・臨床試験実施施設の
わかりやすい全国リストが載っているサイトを見つけました。
こんなにたくさんの施設で研究が進んでいるのですね。

  がんワクチン  

 がん細胞が持つ特異的な抗原などの”目印”を見つけ、リンパ球などにがん細胞のみを攻撃させる治療法。国内ではようやく臨床試験が
はじまったばかりの治療法です。活性化自己リンパ球移入療法や樹状細胞療法などと組み合わせることで、より効果的な治療ができるのでは
と考えられています。
研究施設
がんワクチンなどの免疫療法臨床応用・臨床試験実施施設


「丸山ワクチン」関連のニュースです。

丸山ワクチン・オフィシャルサイト
丸山ワクチン・患者家族の会

丸山ワクチン開発者 息子はSCEでプレステ開発した人物 
2012.02.02 NEWSポストセブン

30年前に「がん治療薬」として日本中にその名を知られ、不認可の審議以後「有償治験薬」として患者に使用され続けている丸山ワクチン。開発者である故・丸山千里博士の長男であり、ソニー・ミュージック元社長の丸山茂雄(70)氏もまた、のべ39万人ものワクチン使用者のひとりだった――。

丸山氏は長らく音楽業界で活躍し、佐野元春、小室哲哉、THE MODS、鈴木雅之など錚々たるアーティストを発掘・プロデュース、「丸さん」の愛称で慕われる人物だ。
また、1993年にソニー・コンピュータエンタテインメントを立ち上げ、久多良木健氏とともに大ヒットゲーム機「プレイステーション」の誕生に尽力した。2002年にソニー・ミュージックの会長職から退いた後は、2003年に自らが立ち上げた音楽配信事業会社247Musicの会長として、新しいビジネスモデル構築を模索している。
そんな茂雄氏に食道がんが見つかったのは、2007年11月だった。消化器系の中でも転移しやすく治療が難しいタイプで、漫画家の赤塚不二夫や俳優の藤田まことがこのがんで命を落としている。最近では指揮者の小澤征爾や歌手の桑田佳祐が罹っている。
「ある日突然、食べ物はおろか水さえも喉を通らなくなった。さすがにこの時はびっくりして、自分でも『がんだな』と確信したんです」
検査を受けると、食道がんと告げられた。進行度はステージ4A、つまり末期がんである。右肩と、食道と胃のつなぎの2か所のリンパ節への転移があり、手術で対処できる状態ではなかった。医師とのやりとりの結果、余命は「4か月」と悟った。
当然、がんの標準治療である抗がん剤投与と放射線照射の方針が決まったが、開始までの“体力検査”に1か月を要した。
「これは僕の“下衆の勘ぐり”ですが、がんの専門医は患者ががんで死ぬのはいいけれど、がんの治療中に心臓発作で死なれるのは困るんでしょうね。治療が始まるまでいてもたってもいられず、検査期間中に丸山ワクチンを打ち始めました」
丸山ワクチンとは、茂雄氏の父で日本医科大学名誉教授の千里氏(故人)が開発したがんの治療薬である。1964年の投与開始以来、使用した患者はのべ39万人、現在も3万人の患者が最後の救いを求めて打ち続けている。
しかし、このワクチンは不遇をかこった。1976年に製造元のゼリア新薬から承認申請が出されたが、1981年に中央薬事審議会は「有効性を確認できない」と不認可に。この審議が客観性や公平性を欠いていたと批判が巻き起こり、国会での論議にまで発展するなど社会問題化した。使用継続を望む多くの患者の声に押されて、当時の厚生省は患者が全額自己負担する「有償治験薬」として使用を認めた。
茂雄氏はいう。
「僕は丸山ワクチンのおかげでがんが消えたとはいいませんが、多くの人が苦しんでいる抗がん剤や放射線の副作用もまったくなく、食欲も落ちなかった。何より、『丸山ワクチンをやっているから明日に希望が持てる』という精神的な効果も大きい。
標準治療だって絶対的なデータはないのだから、体を痛めつける抗がん剤や放射線の量を減らして、残りの“念のための治療”を丸山ワクチンで代用すれば、きっと症状が楽になる患者は多いはずです。ただ、その理解を得るには有償治験薬ではなく、医薬品として正式認可されなければ難しいでしょうね」

週刊ポスト2012年2月10日号 


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2月5日(日)のつぶやき

2012-02-06 01:21:03 | 花/美しいもの
07:31 from gooBlog production
有権者リスト、選挙に関与は今回だけではなかった!沖縄防衛局長更迭へ/辺野古移設、白紙か?! goo.gl/D1eXO

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☆中日新聞:<集めて分ける 社会保障と税・格差編> 個人の資産 年代で開き:暮らし(CHUNICHI Web) chunichi.co.jp/article/living…

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