みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

最近読んだ本『家族という意志』『わからないことは希望なのだ』『自治体を民間が運営する都市』他

2012-07-19 08:39:27 | ほん/新聞/ニュース
図書館で借りた本の返却日だったので、
友人のさちさんを誘って、お茶しながらおしゃべりすることにしました。

フランボワーズ島店に行くつもりだったのですが定休日。
ということで、webで美味しいケーキ屋さんを探しました。

見つけたのは、『スイーツママン sweets・maman』。1
フランボワーズ近くの島南公園の南にありました。
 スイーツママン sweets・maman 

大きな窓から公園の木々が見えて、ロケーションは最高。

図書館帰りで暑かったので、冷たいものが食べたくて「マンゴーミルク』を注文しました。

ふわふわのかき氷。
シロップは自家製だそうです。
氷のなかにもシロップとマンゴーが入っていて、
ふわふわでクリーミーな感じが最後まで楽しめます。
有名な「赤鰐」に勝るともおとらないかき氷です。

シフォンケーキ(小・340円)もしっとりしていておいしいです。


おみやげもいろいろ買いました。



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市民派議員塾も近づいてこのところ忙しくなって本がなかなか読めないのですが、
最近よんでおもしろった本を紹介します。



『家族という意志――よるべなき時代を生きる ―― 』
芹沢俊介著/岩波新書(2012年4月)

「家族」とは,「自分のいのちの受けとめ手が一緒にいること」.児童虐待,「所在不明」高齢者,孤独死,高止まりしたままの自殺率…….受難の時を迎え,機能不全に陥った現代家族.今や,個々人が意識的に絶えず選び続けなければ成り立たなくなっているのではないか.不安の時代に,生き延びていくための居場所としての新しい家族の可能性を探る.


  【書評】家族という意志 芹沢俊介著  
2012年7月1日 東京新聞

◆子どもを受け止める「場」
[評者] 三砂 ちづる

 津田塾大教授、疫学。著書に『オニババ化する女たち』など。
 性を家族の基底に据え、家族の本質は対幻想である、といった吉本隆明氏が亡くなった。本書は、吉本氏の仕事に補助線をひきながら、吉本氏の死の前日にも枕辺に立っていた、という著者による家族論である。
 その冒頭から、「子どもの視点に立つ」といいきる。「子どもの視点」などどうすればわかるのか、そういう測定不能なものを持ち出して、女性を家に縛り付けようとしているのではないか、などと世間では言われてきた。子どもの家族観に基本を据えつつ、家族を原初の形から考え直すのだという。母性とは子どもといういのちを受け止める意志、子どもに受け止め手がいるとは、いつでも子どもの必要にふりまわされてくれる人がいるということ。「受け止められ体験」がなければ、いのちは存続していくことができない。
 夫婦の対幻想が後景に退いた後、かわって前景へとせり出してくる、性を媒介としない親子の対幻想がこの本の中心である。子どもの視点、を大切にするとは親の側の「対幻想を生きる意思」を明確にすること。読み進んでいくと、その議論は老いた親とその子どもの関係に移る。一瞬、虚をつかれたようにも思った。「子どもの視点」と「老いた親の視点」とは同一なのだ。
 「よるべない幼い人」と「よるべない老いた人」のはざまにあるアクティブな世代の人間が、どうすればこのよるべない人々への対幻想を損なわずにすむのか。家族とは、そもそも、受け止められ体験を求めるよるべない人々がなんとか育ち、役割を交代しながら、お互いの受け止められ体験をつくろうとする場なのであるか。
 その筆致には、ためらいと好ましい含羞がある。しかしそもそも家族とはそういったことなしには語れないものではあるまいか。ためらいながらも老いた父と母の枕辺にたちつづけ、親子の対幻想を生ききろうとした著者の、誠実で心のこもった一冊である。
せりざわ・しゅんすけ 1942年生まれ。評論家。著書に『家族の現象論』『母という暴力』など。
(岩波新書・861円) 
<もう1冊> 
 吉本隆明・芹沢俊介著『対幻想(平成版)』(春秋社)。対幻想を思想的に解説するとともに、社会現象に沿って解読する対談集。



『「わからないことは希望なのだ」―新たな文化を切り拓く15人との対話』
春原 憲一郎/アルク( 2010-01-14 )

  わからないことは希望なのだ ~今から変わりはじめる 未来に望む 
 希望が濃密に詰まった一冊を見つけた。高齢者も障碍者も、失業者も外国人も、フリーターもニートも、社会的弱者に押しやられないための希望。それは、抵抗し、声をあげることからいつも始まる。本書は、日本語教育の現場で日本へ移民として定住する外国人と長年向き合ってきた春原憲一郎さんと上野千鶴子さん他、14人のさまざまな分野の実践者と対話が収められている。・・・


  『自治体を民間が運営する都市』
オリバー・W・ポーター (著) 東洋大学PPP研究センター (訳) 根本 祐二 (監修) サム 田渕 (監修)
【書籍紹介】
地方分権が叫ばれる今、民間企業に市の運営を託す驚きの手法とは?民間の活力を活用して、自治体の未来を切り拓こう。
すべての業務を民間企業に委託し、職員が4名しかいない米国サンディ・スプリングス市。
一体どのように運営されているのか?誕生に携わった著者の実体験は分権論議が盛んな現代日本でも注目の的。
【主な内容】
第1部 サンディ・スプリングス市の誕生
 背景/工程表/実現可能性の調査/州法の制定/住民投票/実行/
 サンディ・スプリングスに関する州知事委員会/民間との契約/
 迅速な対応/競争的な契約/結論

第2部 PPPモデルの成果と発展
 最近の動向/PPPのメリット/組織/契約/障害/
 未来/日本からの関心/結論

第3部 日本への応用可能性
 四街道市との比較/日米比較による導入課題の整理/
 導入のポイント/PPPの観点からみたサンディ・スプリングスの評価


自治体を民間が運営する都市(森記念財団主任研究員 三輪恭之)

自治体を民間が運営する都市―米国サンディ・スプリングスの衝撃―


  『市民団体としての自治体』(御茶の水書房、2009年)

『市民団体としての自治体』目次
はじめに
第一章 アメリカ:自治体は市民団体
 1、高速道路計画を止めるため
 2、自治体は市民がつくる
 3、米自治体制度の概況
 4、市民参加ツールとしての自治体
 5、自治体の一生

第二章 政府(自治体)とは何か
 1、自治体を数える立場から
 2、越境する自治体
 3、ヒッピー・コミューンの現在
 4、モービルホームの自治体

第三章 カリフォルニア:自治体形成と財政
 1、米国の地方財政
 2、自治体形成の歴史的変遷
 3、納税者意識と民主主義

第四章 街づくり団体としての自治体
 1、アメリカの都市計画制度
 2、サンフランシスコの都市計画行政
 3、住民主導の再開発

第五章 ヨーロッパ:EU統合下の自治体
 1、イギリス
 2、ドイツ
 3、スペイン
 4、ヨーロッパにおける自治と国家

第六章 ニュージーランド:小さな政府下の住民自治
 1、効率化を目指す自治体改革
 2、草の根自治の強化

第七章 東アジア:専制国家の伝統から
 1、現代中国の地方制度
 2、専制国家と村落
 3、江戸の民主主義
 4、展望

第八章 東アジア的自治の可能性
 1、香港の自治体制度
 2、新界の伝統的自治組織
 3、香港のNPOセクター

第九章 ポートランド自治モデル
 1、自転車交通アライアンス
 2、シティーリペア
 3、ウォーターシェッド評議会
 4、ポートランドの謎
 5、近隣組合制度
 6、市民団体から公的組織へ
 7、「群集の知恵」ガバナンス
終わりに


3.11後に書かれた本
  

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7月18日(水)のつぶやき

2012-07-19 01:19:54 | 花/美しいもの
17:39 from Tweet Button
☆第3回 社会学者・上野千鶴子氏 - 政治劣化考 - 特別連載- 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/hondana/seijir…

17:47 from Tweet Button
[7.16武藤類子さんのあいさつ] skazuyoshi.exblog.jp/18384436/

18:53 RT from web  [ 1 RT ]
グリンアクション、美浜の会などが早くから指摘してきし、闘ってきたこと。市民運動の成果。『原子力安全・保安院,2012/7/18,北陸電力株式会社及び関西電力株式会社に敷地内破砕帯の追加調査計画の策定等を指示しました,経済産業省』meti.go.jp/press/2012/07/…
寺町歩さんのツイート

21:27 from gooBlog production
夏本番。百日紅・鬼百合・インド浜木綿/7/24(火)gooブログ一時停止です。 goo.gl/vWAZc

by midorinet002 on Twitter
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