みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<はたらく>仕事を点数換算 職務評価 導入目指せ 「同一価値労働同一賃金」へ/ビオラの種まき

2012-09-10 10:45:31 | ほん/新聞/ニュース
秋野菜の種まきが一段落したので、お花の種を蒔くことにしました。
どの花を蒔こうかな、と迷ったのですが、
やっぱり定番で、冬から春まで長く咲くビオラにしました。

大輪のパンジーもよいのですが、中~小輪のビオラが好きなので、
たくさんの品種がある中で、ビオラばかり3袋買ってきました。

パンジーやビオラは、発芽の温度が低いので8月中の早蒔きは失敗することがあるのですが、
9月になればだいじょうぶ。
とはいえ、
発芽から苗づくり、定植するまでけっこう手間がかかるので、
余裕のあるときしか苗を育てられません。

ここ数年はわたしの体調とか、母の病気や介護とかで庭仕事も苗づくりもパスしていたのですが、
母も昨年亡くなったし、今年はちょっと余裕があるということかな(笑)。

   

ビオラの種は、十分水を吸わせたゴールデンピートバン(サカタ)に蒔きます。

  
ビオラの種は、好光性の小さな種なので、浅くすじをつけたところに種を落として、
密着するように軽く押さえておくだけで、上からの覆土はほとんどなしです。
左手前の「よく咲くスミレ」は、一袋にたった40粒しか入っていないので、等間隔でていねいに蒔きます。
発芽までは乾燥させないように、ラップでおおって、涼しくて明るいところに置きます。
    
おおむね一週間ほどで発芽してくるはずです。
ついでに、イタリアンパセリも蒔きました。
好光性二なので、同じ方法で種まき。

9月1日に種まきしたハーブ。
   

 萩と秋明菊が咲きました。吾亦紅も。/野菜の種まき、苗づくり(2012-09-01)

 カモミールも発芽がそろいました。    
  ⇒    

サラダバーネットは本葉が出てきたので、そろそろ鉢あげしなくちゃ。
  ⇒ 

冷蔵庫で芽出しして蒔いたコスレタス。

発芽にちょっと時間がかかる三つ葉も生えそろいました。




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ところで、今日の新聞は休刊日なのですが、
9月7日の中日新聞生活面の<はたらく>シリーズは「同一価値労働同一賃金」のことでした。

とてもおもしろい記事なので紹介します。

  <はたらく>仕事を点数換算 職務評価 導入目指せ 「同一価値労働同一賃金」へ  
2012.9.7 中日新聞

 日本の賃金制度では、同等の仕事をしているのに、男女や正規と非正規など、性別や雇用形態の違いで賃金に大きな差がある。不当な賃金差別を改めようと「同一価値労働同一賃金」の実現を目指す団体が、公正な賃金の決定に欠かせない「職務評価」の手法を実践する体験会を開いている。記者が体験会に参加し、その手法を学んだ。 (田辺利奈)

 八月下旬、市民団体「均等待遇アクション21」(東京都)が埼玉県内で開いたワークショップ。全国から自治体の男女共同参画担当者やNPO関係者ら二十七人が参加した。女性の割合が高いため、賃金が低くなりがちな保育士を題材に手法を学んだ。
 職務評価は、仕事に求められる知識や技能、肉体・精神的な負担などを細かく評価。最終的には点数で価値を表し、平等な賃金の算出につなげる。この日は同一価値労働同一賃金を推進する「ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス」(PECO、東京都)が国際基準を基に策定した評価方法に従って、作業を進めた。
 六~七人の班に分かれ、まずは保育士が保育所で担当する職務を挙げた。記者の班では、議論の結果「子どもの安全確保」「発達に応じた活動支援」「日誌記入などの事務作業」が挙がった。それぞれの職務について、「知識・技能」「負担」「責任」「労働環境」の四要素に分解し、それぞれをさらに細かく点数化=図表参照。千点満点の合計点で仕事の価値を計る。重要なのが、通常は評価されない“気配り”といった「感情労働」も評価することだ。
 時間の制約もあり、職務のうち「子どもの安全確保」だけを点数化した。「対人責任」「コミュニケーション技能」「問題解決力」などが高い得点となった半面、「労働環境の不快さ」「仕事の手際や機器の操作などの技能」などは低い得点に。最終的に八百二十五点という評価になった。
 他の班も八百点を超えたところが多く、参加者からは「保育士さんには、こんなにたくさん仕事があったのね」「親の対応も大変なはず」との声も。他の仕事での平均は六百五十~七百点で、保育士の感情労働も含めた仕事の幅広さや負担を再認識したことで、高い評価になった。
 非常に手間と時間のかかる作業だが、他の業種との客観的な比較も可能になる。参加したNPO法人「男女共同参画フォーラムしずおか」(静岡市)の谷口年江理事(52)は「職員の給料を決める身として、期限雇用の人にこそ職務に応じて払うべきだと思う。参考にしたい」と話した。
     ◇
 日本は、同一価値労働同一賃金を定めた国際労働機関(ILO)100号条約を批准している。しかし、賃金差別が解消されていないとして、ILOから昨年、違反勧告が出された。二〇一一年版の男女共同参画白書によると、一〇年の給与は、一般労働の男性に比べ、一般労働の女性は69・3%しかない。短時間労働の男性で54・7%、短時間労働の女性では49・5%にとどまる。
 条約の実効性確保のため、政府が一〇年に閣議決定した第三次男女共同参画計画には「職務評価手法等の研究開発を進める」と盛り込まれた。PECOの屋嘉比(やかび)ふみ子代表(63)は「職務評価は今後避けて通れない。会社と裁判になったときには証拠としても通用する。数字で仕事の価値が見え、自信にもなる」と話す。
 PECOが職務評価の方法を解説したDVD「ジェンダー平等社会をめざして やってみよう!職務評価」は、一部千円で販売している。付属の冊子には実践用ワークシートも。購入申し込みは均等待遇アクション21=電03(5689)2320=へ。



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