明日11月11日に予定されている、「11.11 反原発 1000000 人大占拠」で、
デモの出発場所にしていた日比谷公園が、東京都によって使えなくなりました。
この不許可処分は、都知事をほうり出した石原慎太郎がやめる前にしたこと。
なんとひどい話でしょう。
日比谷公園の使用を認めるよう裁判所に申し立てたけれど、地裁も高裁も棄却だそうです。
予定していた反原発デモは中止。
とはいえ、
首相官邸前の抗議行動は予定通り開催されるそうです。
東京には行けないけれど、東京都の暴挙に抗議します。
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
デモの出発場所にしていた日比谷公園が、東京都によって使えなくなりました。
この不許可処分は、都知事をほうり出した石原慎太郎がやめる前にしたこと。
なんとひどい話でしょう。
日比谷公園の使用を認めるよう裁判所に申し立てたけれど、地裁も高裁も棄却だそうです。
予定していた反原発デモは中止。
とはいえ、
首相官邸前の抗議行動は予定通り開催されるそうです。
東京には行けないけれど、東京都の暴挙に抗議します。
11.11反原発1000000人大占拠 【重要なお知らせ】 ●首都圏反原発連合では、「11.11 反原発 1000000 人大占拠」の開催に当たり、日比谷公園集合/出発のデモを予定しておりましたが、東京都が公園の使用を認めず、デモ申請を行うことができない事態となっておりました。 11月2日の東京地方裁判所の申し立て棄却をうけ東京高等裁判所への抗告をしておりましたが、本日棄却となりました。 この結果は市民の権利を奪い、表現の自由を侵害するものです。今回の決定をうけ当初予定していた「11.11反原発1000000大占拠」における13時から予定しておりました請願デモについては中止せざるを得なくなりました。ただし、15時からの首相官邸前、国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一帯の抗議行動については開催いたします。 ★ プレスリリース/「11.11 反原発 1000000 人大占拠」での日比谷公園使用に係る裁判結果について(PDFファイル) 【プレスリリース】 首都圏反原発連合 2012年11月5日 「11.11反原発1000000人大占拠」での日比谷公園使用に係る裁判結果について 11月2日の東京地方裁判所の申し立て棄却をうけ東京高等裁判所への抗告をしておりましたが、本日棄却となりました。この結果は市民の権利を奪い、表現の自由を侵害するものです。今回の決定をうけ当初予定していた「11.11反原発1000000人大占拠」における13時から予定しておりました請願デモについては中止せざるを得なくなりました。ただし、15時からの首相官邸前、国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一帯の抗議行動については開催いたします。 ◆裁判にいたる経緯 来る11 月11 日(日)に「11.11反原発1000000人大占拠」を開催し、首相官邸前、国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一帯の抗議行動と周辺でのデモを予定しておりましたが、東京都が公園の使用を認めず、デモ申請を行うことができない事態となっております。過去3月、7 月に公園側に申請を行った際には、東京都は公園の使用を認めておりました。公園の使用を認めないことは、市民の権利を奪い、表現の自由を侵害するものとしてとうてい承服できるものではありません。私たちは東京都に対し公園使用許可を認めるよう10月30日に東京地裁に申し立て(仮の義務付け訴訟)を行いました。 首都圏反原発連合 |
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
社説:デモと公園―都は集会の自由侵すな 2012年11月10日(土)付 朝日新聞 反原発デモを企画した市民に思わぬ壁が立ちはだかった。 これまでと同じく、国会や官邸に近い日比谷公園にまず集まろうとしたら、管理する東京都が不許可にしたのだ。裁判所でも認められず、あす11日のデモは中止となった。国会周辺での抗議活動だけにするという。 憲法が定める「集会の自由」はどこにいってしまったのか。 裁判所が訴えを退けた理由はいくつかある。 数万人の人出が予想される別の催しが、同じ日に公園で開かれる▽集合場所とされる広場では、市民団体が見こむ1万人は入りきらない▽現に7月に同様の集会があったときに、一部で混乱を招いた――などだ。 別の公園利用者に迷惑がかからぬよう、不許可をふくめ、一定の調整がなされること自体を否定するつもりはない。 見すごせないのは、都が最近になって、園内では有料の大音楽堂と公会堂以外での集会を禁止すると言い出したことだ。ずっと大目にみてきたが、本来の決まりどおりにするという。 市民の集会やデモの抑えこみをねらった、運用方針の改悪であるのは明らかだ。 裁判所は判例を踏まえ、「当日の公園の利用状況や収容能力を前提とする限り、不許可もやむを得ない」と述べているのであって、包括的な規制にお墨付きを与えたわけではない。 過去に若干の混乱があったとしても、締めだしに走るのでなく、次はそうならぬように主催者とともに手立てを講じる。それが、市民を助け、支える自治体のとるべき道ではないか。 他者とふれあい、情報を交換することによって、人びとは考えを深めることができる。集会やデモは意見を形づくる場であるとともに、その成果を表明する有効な手段だ。それはネット時代にあっても変わらない、大切な基本的人権である。 憲法学者から最高裁判事になった故・伊藤正己氏は、似たような問題が争われた裁判で、こんな意見を述べている。 道路、公園、広場などの「パブリック・フォーラム」が表現の場所として用いられるときには、所有権や管理権にもとづく制約を受けざるを得ない。しかし、そうだとしても、表現の自由の保障を可能な限り配慮する必要がある――と。 30年近く前の見解だが、その価値は色あせない。 いや、議員による間接民主主義が十分に働かず、国民の声を政治に反映させる回路を築き直さねばならない今だからこそ、かみしめるべき指摘である。 |
反原発:11日の1万人規模デモ中止…都が公園使用厳格化 毎日新聞 2012年11月08日 反原発を訴えている市民団体が、11日に東京都千代田区の国会周辺で予定していたデモが中止になった。都がこれまでの対応を一転させて日比谷公園の使用ルールを厳格化し、デモの集合場所が確保されなかったからだ。官邸前などの抗議行動は予定通り実施されるが、都の対応に批判も上がっている。 中止されたのは「首都圏反原発連合」(反原連)が企画した1万人規模のデモ。反原連は3月と7月に日比谷公園の一角からデモ隊を出発させており、今回も9月に、公園を管理する都に一時使用を届け出た。 しかし都は「届け出制ではなく、許可が必要になった」と説明。許可の条件として園内の日比谷10+件公会堂か大音楽堂(野音)を利用するよう求めた。両施設の利用には4時間で約8万〜25万円かかる。 反原連はルール変更に抗議する一方、先月末に許可を求めて申請。しかし11日は両施設が予約で埋まっていたことなどから、都は「一般来園者の安全が確保できない」として不許可とした。裁判所への申し立ても退けられ、デモの中止が決まった。 都公園課によると、デモの出発地を約1・5キロ離れた芝公園などに変更するよう勧めたが、反原連側は「家族連れやお年寄りに負担がかかる」として日比谷10+件公園にこだわったという。 鹿田哲也公園課長は毎日新聞の取材に「これまでは現場の判断で届け出制になっていたが、本来は条例に基づく許可が必要」と説明。約2万7000人(主催者調べ)が参加した7月のデモを機にルールを厳格化したという。ただ100人ほどの規模であれば、許可はいらないという。 反原連の代理人を務めた小島延夫弁護士は施設利用がデモの条件になったことについて「お金がなければ、大きなデモができないことになる。集会の自由が失われかねない」と批判。「『デモ』とは何か」の著者である五野井郁夫・高千穂大准教授(政治学)は「長い間、デモの出発地として使われてきた日比谷10+件公園は戦後民主主義の象徴。都のデモ制限は、それを否定することになる」と指摘している。【川崎桂吾】 |
最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね