モクレンやモミジの紅葉がおわってちりはじめ。
満天星はますます赤さが増して、霜があたった上のほうから
葉が落ち始めています。
秋の終わりにますます赤い紅葉の色がますニシキギ。
文字通り錦の木です。
ニシキギ、もう一本植えたいです。
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きょうは衆議院議員選挙の公示日。
日本未来の党が加わったことで、選択肢が増えました。
どこにもいきばのない怒りを抱えていた人たちの、思いを受け止める政党に育ってほしい!
嘉田知事の「日本未来の党」が総選挙の鍵を握った 選挙構図も政権の枠組みも激変する!?(ダイヤモンドオンライン 2012年11月29日)
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満天星はますます赤さが増して、霜があたった上のほうから
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特集ワイド:「嘉田新党」を考える (2012年12月3日・毎日新聞) 「卒原発」を旗印とする「日本未来の党」(代表・嘉田(かだ)由紀子滋賀県知事)が、総選挙の公示直前になって登場した。“嘉田新党”の参戦で総選挙の構図はどう変わるのか。イタリアの「オリーブの木」のように既成政党に対抗することは可能なのか。合流した国民の生活が第一の影響は? 識者に聞いた。【江畑佳明、大槻英二、小国綾子】 ◇結党の原点守れるか−−高千穂大准教授・五野井郁夫さん(33) 「真の第三極」が現れたと言えるだろう。「真の」とは、脱原発を求める国民の声に寄り添い、将来のビジョンを打ち出しているという意味だ。対照的に、日本維新の会は「偽りの第三極」の様相が露呈しつつある。「偽り」とは、確固たるビジョンを持たないこと。世間受けする政策を掲げてはすげ替え、保守票も脱原発票も欲しがっている印象だ。石原慎太郎代表の考えと党の公約が一致しているかも疑問だ。 「未来」が発表した「びわこ宣言」は「経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されない」と述べている。非常にわかりやすく、国民の切なる願いに応えようという姿勢を感じる。官邸前や経団連前などで脱原発デモが続いている。「未来」はこのような動きと連動し、選挙後は原発政策の決定過程に大きく影響するポジションを得る可能性がある。これまで投票率の低かった若い世代が「未来」に関心を示せば、イタリアの「オリーブの木」のように政党連合への躍進もありうる。 確かに、自民を除く他の政党も、脱原発を打ち出してはいる。しかし民主はマニフェスト破りの過去があり、政権与党として脱原発への踏み込んだ具体的プロセスを提示できていない。社民、共産に投票しても実効性があるのか疑問に思う有権者も少なくない。 「シングルイシューで政党が成り立つのか」という批判が出ているが、原発以外の基本政策も、消費増税の凍結、雇用の拡大、TPP交渉入り反対など明快だ。エネルギー問題は国の最重要課題なので、そこで一致する政治家が集まるのは野合ではない。 懸念材料があるとすれば「船頭多くして船山に上る」。つまり選挙後リーダーシップをめぐる派閥争いが起き、党が空中分解するおそれだろう。結党の原点を忘れないことが重要で、嘉田代表の手腕が問われる。 ◇シングルイシューではない−−作家・落合恵子さん(67) 私が呼びかけ人の一人をしている「さようなら原発1000万人アクション」には脱原発を求める約820万人の署名が集まっている。人々の間で「総選挙で投票する先がない」という絶望感や浮遊感が深まっていたが、「未来」の誕生を受けて、「ようやく一票で意思表示できる」と喜ぶファクスやメールが私の元にたくさん届いている。 シングルイシューでの結党が批判されているが、原発事故が起きれば経済、雇用、教育、社会保障などあらゆる分野に影響が及ぶ。また、「脱原発」を訴える人々は「原発ゼロ」を実現すると同時に、これまで原発を維持してきた社会の「原発的体質」、つまり安全神話を垂れ流した原子力ムラの体質や、自分たちの生き方を変えようとしている。「脱原発」は社会構造を変える試みであり、決してシングルイシューではない。 もっとも「卒原発」だけでまとまった「大同小異」であってはいけないだろう。集団的自衛権や憲法問題、沖縄の基地問題などもすべて人の命の問題で、小さい問題ではない。原発以外の政策も話し合い、しっかりした政策を示してほしい。 数字だけを見れば民主は「2030年代まで」、「未来」は「2022年まで」に原発ゼロ。しかし両党の違いは数字だけではない。長く環境問題に関わり、「脱原発」を訴えてきた嘉田さんだから伝わってくる本気度が違う。 有権者にできるのは「民意はここにあり」と一票で表すことだ。小沢一郎さんの影響を案じる声は確かに強い。今回の結党には改めて「剛腕だなあ」と思った。ただ、小沢さんが「脱原発」を掲げる以上、私は彼らも「脱原発」を求める人々だと受け止めたい。つかの間のエンターテインメントのように選挙を消費するのではなく、選挙後も監視が必要だ。「脱原発」がスローガンに終わったら、次の一票でまた答えを示せばいい。 ◇原発対応の違い浮き彫り−−反貧困ネットワーク事務局長・湯浅誠さん(43) これまで大事な局面で団結するのが右派、分裂するのが左派だった。段階的に全原発の廃炉を目指す「卒原発」を掲げ大同団結し、大きな受け皿をつくろうと新しいモードを打ち出したことを評価したい。嘉田さんはよく決断したと思う。 福島の原発事故を経験し、もう1回事故が起きたらこの国は成り立たなくなると多くの人が心配している。原発ゼロの目標を明確に打ち出し、その道筋を示すことで、生活者の素朴な不安を受け止める政党が必要とされていた。ところが、日本維新の会が旧太陽の党と合流し脱原発の主張をトーンダウンさせたあたりから、誰がどの方向を目指しているのか見えにくくなった。「未来」がはっきりしたスタンスを打ち出したことで、原発に対する各党の違いが浮き彫りになり争点として浮上してきた。それだけでも意義は大きい。 結成には、国民の生活が第一の小沢一郎代表が関与し、代表として、環境派知事として評価の高い嘉田さんに白羽の矢を立てたのだろう。だからといって「『未来』は二重支配構造だから期待できない」との批判は短絡的だ。 嘉田さんは知事として「もったいない」をスローガンにダムの建設中止を訴えるなど、途上国型でガツガツとして経済成長を目指すようなやり方ではなく、成熟した国としてこの社会を維持していこうというメッセージを明確に打ち出してきた。脱原発もその流れの中にある。「未来」は「活女性・子ども」も掲げており、私はシングルイシューでの結集とは思わない。 将来的には、外交は強硬路線か協調か、経済は途上国型か成熟社会型か、社会保障は自助か共助・公助かといった政策のパッケージで政党が収れんしていくことが望ましい。脱原発も後者のパッケージに属するわけで、そうした方向での糾合は歓迎したい。「未来」の旗揚げはその第一歩になり得ると思う。 ============== ◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を t.yukan@mainichi.co.jp ファクス03・3212・0279 ============== ■人物略歴 ◇ごのい・いくお 東京大院博士課程修了。専攻は政治学。著書に安保闘争、反公害運動から脱原発までデモの歴史を分析した「『デモ』とは何か 変貌する直接民主主義」など。 ============== ■人物略歴 ◇おちあい・けいこ アナウンサーを経て作家。女性や子ども、「少数派」の立場から執筆を続ける。児童書専門店「クレヨンハウス」等を主宰。近著に「てんつく怒髪」。 ============== ■人物略歴 ◇ゆあさ・まこと 東京生まれ。08年末に「年越し派遣村」村長、民主党政権で内閣府参与を務めた。著書に「反貧困−『すべり台社会』からの脱出」など。 |
嘉田知事の「日本未来の党」が総選挙の鍵を握った 選挙構図も政権の枠組みも激変する!?(ダイヤモンドオンライン 2012年11月29日)
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