キンリョウヘンの花がつぎつぎに咲いたので、
日本みつばちの待ち箱の前にセットしました。
一番たくさん花茎がたっている株は、
家の北の薪置場のすみに設置。
ほどなく、日本ミツバチがたくさんやってきて、
前日の午後から次の日の昼までの間に、ブンブンと飛び回って
午後には分蜂群が入る、と思ったのですが、
期待に反して、午後には一匹もいなくなってしまいました。
それが昨日のこと。
きょうは少し気温が低かったからか、それぞれの箱に数匹ずつ来ただけ。
昨日来ていた群は、きっとよそに行ってしまったのでしょう。
ところで、昨日は福島第一原発で判明した汚染水漏れの続報が
NHKニュースで流れていました。
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福島第一原発の汚染水漏れの報道は、毎日新聞がくわしいです。
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日本みつばちの待ち箱の前にセットしました。
一番たくさん花茎がたっている株は、
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ほどなく、日本ミツバチがたくさんやってきて、
前日の午後から次の日の昼までの間に、ブンブンと飛び回って
午後には分蜂群が入る、と思ったのですが、
期待に反して、午後には一匹もいなくなってしまいました。
それが昨日のこと。
きょうは少し気温が低かったからか、それぞれの箱に数匹ずつ来ただけ。
昨日来ていた群は、きっとよそに行ってしまったのでしょう。
ところで、昨日は福島第一原発で判明した汚染水漏れの続報が
NHKニュースで流れていました。
汚染水1万トン 綱渡りの対応 4月9日 NHK 東京電力福島第一原子力発電所で、水漏れが確認された地下の貯水槽から汚染水を移送していた先の貯水槽でも水漏れが起きていることが分かり、東京電力は、2つの貯水槽にあるおよそ1万トンの汚染水を別のタンクに移す検討を始めました。 しかし、タンクの容量に余裕はなく綱渡りの対応が続いており、抜本的な解決策を見いだせない厳しい状況となっています。 新たに水漏れが見つかったのは、最初に水漏れが確認された2号貯水槽から汚染水を移送していた先の西隣にある1号貯水槽です。 東京電力によりますと、9日午前、1号貯水槽の水漏れを検知するための穴の中から、前の日よりも200倍以上高い塩素濃度が検出され、その後の調べで1cc当たり1万ベクレルの放射性物質が検出されました。 この場所は、3重の遮水シートの内側から2番目と3番目の間で、今のところシートの外側の地盤付近では塩素濃度に変化はありませんが、東京電力は水漏れが起きていると断定しました。 相次ぐ水漏れについて東京電力は、構造上の問題などから貯水槽の上の方から漏れている可能性を挙げて、上部に水が達しないよう水位を80%以下に管理しながら使うと説明していました。 しかし、今回の水漏れは貯水槽の水位が55%の段階で見つかっており、東京電力は、「別の原因が考えられる」として、2つの貯水槽にあるおよそ1万トンの汚染水を別のタンクに移す検討を始めました。 東京電力によりますと、貯水槽以外に汚染水を保管できる可能性のあるタンクは、合わせて2万9000トン分あるとしていますが、このうちの多くは、毎日発生する汚染水を処理したあとの水をためるタンクなどで、東京電力は「できるだけ使いたくない」としており、保管場所は余裕のない状況となっています。 貯水槽の信頼性は大きく揺らいでいますが、東京電力は、ほかに有効な手だてがないとして、1号と2号の貯水槽からの移送を優先し、ほかの5つの貯水槽については、監視をしながら当面、使わざるをえないとしています。 ただ、東京電力が可能性を挙げたタンクについても、貯水槽からの距離の問題などで必ず使えるとは限らず、原因を特定できないなか綱渡りの対応が続いており、抜本的な解決策を見いだせない厳しい状況となっています。 |
汚染水漏れ3か所 綱渡り対応続く 4月10日 NHK 東京電力福島第一原子力発電所で増え続ける汚染水を大量に保管できる地下の貯水槽で、9日、新たに1か所で水漏れが確認され、水漏れが見つかった貯水槽は3か所になりました。 貯水槽の信頼性が大きく揺らいでいますが、地上のタンクには余裕がなく、当面、監視しながら貯水槽を使わざるをえない状況で、抜本的な対策を打てない綱渡りの状況が続いています。 福島第一原発では、汚染水を保管する7つある地下の貯水槽のうち、2号と3号の貯水槽で水漏れが明らかになっていましたが、9日、新たに1号貯水槽でも水漏れが起きていることが分かりました。 1号貯水槽は、最初に水漏れが見つかった2号の汚染水を移し替える移送先の1つで、東京電力は、当初、水漏れは上の方で起きている可能性があるとして、ためる水の量を抑えて対応するとしていました。 ところが、1号の水漏れは水位が半分程度の時点で確認され、想定が外れたことになり、東京電力は1号への移送を停止し、問題の2つの貯水槽の汚染水を地上のタンクに移し替える検討を始めました。地下の貯水槽はタンクに比べて多くの汚染水をためられることから、東京電力は汚染水の重要な保管先として位置づけていただけに大きな誤算で、保管計画の見直しを迫られています。 しかし、東京電力によりますと、すでに貯水槽にたまっている合わせて2万7000トンの汚染水に対し、地上のタンクで空きがあるのは最大で2万9000トン分で、余裕がない状況だということです。このため貯水槽の信頼性は大きく揺らいでいますが、1号と2号を除く、ほかの5つの貯水槽については、当面、監視しながら使わざるをえないとしています。 ただ、別の貯水槽でさらに水漏れが見つかれば、貯水槽がすべて使えなくなるおそれもあり、東京電力はタンクの増設を早める一方、ほかに保管できる場所がないか探す作業も進めていますが、抜本的な対策を打てない綱渡りの状況が続いています。 |
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福島第一原発の汚染水漏れの報道は、毎日新聞がくわしいです。
クローズアップ2013:福島第1、汚染水漏れ 場当たり仮設の弊害 毎日新聞 2013年04月07日 東京朝刊 東京電力福島第1原発で判明した、地下貯水槽からの放射性汚染水漏れトラブル。専門家は、汚染水に含まれる高濃度塩分が、貯水槽の遮水シートの機能低下につながったと指摘する。事故から2年、東電は増え続ける汚染水の処理に追われ、こうした仮設の設備でしのぐ「自転車操業」を続けてきたが、そのほかにもトラブルやミスが頻発。綱渡りにもほころびが目立つ。 ◇濃塩分で機能低下か 地下貯水槽は地面を掘り下げて、その上を3層の防水シートで覆った構造。産業廃棄物処分場やため池も同じ工法が使われている。3層の構成は、内側から1、2枚目がポリエチレン製のシート(厚さ1・5ミリ)。3枚目は粘土鉱物を主成分とする「ベントナイト」(同6・4ミリ)といわれるもので、水に触れると内部の成分が膨らんで水の通り道が狭まり、遮水する機能がある。 東電は、本来は汚染水が入り込むことがあり得ない2、3枚目の間に放射性汚染水があるのを発見。1立方センチ当たり6000ベクレルの放射性物質を検出した。これにより、内側から1、2枚目がともに破れている可能性があると推定した。 さらに3枚目と、土壌との間からも汚染水が見つかったが、東電は3枚目については「シートの継ぎ目から漏れている可能性がある」とみる。東電は三つのシートについて、使用前に実際に水を入れた漏えい試験を実施したが、これまで異常はなかった。 一方、土木工事に詳しい専門家は、貯水槽にあった汚染水が濃縮塩水だったことに注目している。 茨城大の小峯秀雄教授(土木・地盤工学)は、(1)汚染水に含まれる高濃度塩分によってベントナイトが膨らまず、防水機能が発揮されなかった(2)汚染水などの重みでシートの継ぎ目に負荷がかかり、隙間(すきま)が生じた−−とし、複合要因が重なったとの見方を示す。 小峯教授は「3枚目のベントナイトに、想定外の塩水が浸入したことが原因ではないか」と言及。ベントナイトは厚いほど防水性が増すため、シートの厚さ不足も背景にあるとの見解を示した。 岡山大の西垣誠教授(地盤環境学)も「真水であれば十分耐えられたが、濃縮塩水では1、2枚目が破れると外部へ漏れる可能性が高い」と語った。 こうした指摘に、東電広報部は「塩分の影響があることは一般論として把握しているが、それでもある程度の遮水性はあると期待している」としている。1、2枚目の破損原因について、事前の点検漏れの可能性もあり、東電は汚染水を別の地下貯水槽に移し替える作業を終了次第、本格的な原因調査をする方針。【鳥井真平】 ◇規制委、依然「東電頼み」 「仮設設備を使い続けた弊害が出た」と、第1原発所長を務めた二見(ふたみ)常夫・東京工業大特任教授は指摘する。 今回の地下貯水槽は2月に運用が始まり、容量の1万3000立方メートルはほぼ満杯だった。汚染水は地下水などの流入で1日約400立方メートルずつ増えており、約1カ月分ためる能力があった。タンクに比べてコストがかからないことから、東電は汚染水を仮設保管する「切り札」と考えていた。 地下貯水槽は漏れがあったものを含めて計7基(全容量5万8000立方メートル)あり、約5カ月分に相当する。だが、いずれも同じ素材のシートを使用。同様のトラブルが起こる可能性を抱えており、東電の汚染水保管計画全体に影響しかねない。尾野昌之原子力・立地本部長代理は6日、「汚染水の保管状況は非常にタイトになっている。今回の結果、貯蔵プランの見直しが必要になる」と述べた。 第1原発で、貯水槽やタンクに保管されている汚染水は2日現在、約27万6000立方メートル。これに対し、保管容量は約33万立方メートルで、容量の8割強。東電は今後もタンクを増設して急場をしのぐ方針だが、事故から2年経過しても「自転車操業」は変わっていない。 一方、原子力規制委員会は水漏れがあった貯水槽について法的な「使用前検査」などを実施せず、東電が作成した建設計画を事実上「追認」しただけだった。「貯水槽の建設計画を提出した段階で、規制委の承認を受けたと認識している」。尾野氏はこう述べた。 規制委は昨年11月、第1原発を改正原子炉等規制法に基づく「特定原子力施設」に指定。廃炉が完了するまで、規制委が収束作業を監視する態勢を法的に整えた。しかしトラブルが絶えない。規制委は今回、漏水発覚後に汚染水を他の貯水槽に移すよう東電に指示したが、計画段階では規制組織としての役割を発揮できなかった。第1原発の出先機関に当たる「原子力規制事務所」の職員はたった8人。一方、第1原発では1日当たり約3000人が収束作業に当たっており、規制組織の「マンパワー不足」も課題だ。【中西拓司】 ◇地元の声 県、「早く究明を」/漁連、風評被害懸念 汚染水漏れを受け、福島県庁では6日午前、関係課長会議が開かれた。水産や避難地域復興など各課から7人が参加。渡辺仁・原子力安全対策課長が「一刻も早い原因究明は当然だが、海へしみ出していないか詳しい調査も東電に求めている」と報告した。参加者からは「イメージダウンにつながりかねない」などの意見が相次いだ。 東電は「海に流出する可能性は低い」としているが、地元では海の再汚染を懸念する声が出ている。 福島沖では今年3月、事故以来自粛していた沿岸漁業のコウナゴ(イカナゴ)の試験操業が始まったばかり。福島県漁連の新妻芳弘専務理事は「風評被害につながりかねない。海への流出を食い止めるよう、東電にはあらゆる努力をしてもらいたい」と話す。【神保圭作】 ============== ◇「冷温停止宣言」後の福島第1原発の主なトラブル 11年12月 野田佳彦前首相が「冷温停止状態」を宣言 〃 1号機の使用済み核燃料プールの冷却が一時停止 12年 2月 2号機の圧力容器底部の温度が急上昇。ホウ酸水を原子炉内に投入したが、後に温度計の故障と判明 3月 塩分除去装置の配管から高濃度の汚染水が海に流出 4月 1〜3号機の圧力容器内に水素爆発防止のため窒素を注入していた装置が停止 13年 3月 1、3、4号機の使用済み核燃料プールの循環冷却装置などが停電で停止。2日後に全て復旧した。ネズミが配電盤に接触してショートしたのが原因と発表 4月 正門付近にある、放射性物質が設定値を超えたことを知らせる警報が誤作動。過去4回誤作動していたが、県や周辺自治体に公表していなかった 〃 試験運転中の汚染水処理設備「多核種除去設備(アルプス)」が一時停止。作業員の操作ボタン押し間違いが原因 〃 3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が約3時間止まる。小動物侵入防止用の金網設置工事中に、針金が端子に触れて漏電したのが原因 |
福島第1原発:汚染水漏れ 貯水槽、設計ミスか 施工業者「通常やらない」/東電「構造には実績ある」 毎日新聞 2013年04月09日 東京夕刊 東京電力福島第1原発の地下貯水槽から放射性汚染水が漏れた問題で、設計した東電と施工した前田建設工業(東京都千代田区)の間で、原因をめぐる見解の食い違いが目立ってきた。「ため池などで一般的な実績はある」と主張する東電に対し、前田建設は「通常はやらない設計」としている。一連の汚染水漏れは、設計ミスか施工不良が原因の可能性が浮上するとともに、両社で十分な検討が行われたのかも問われそうだ。【中西拓司、岡田英】 東電は現時点の原因として、貯水槽のシートに漏水検知用のパイプを貫通させて運用していたことを挙げている。水の重みでシートが下に引っ張られ、隙間(すきま)ができて漏水する可能性がある。この方法について、前田建設は8日夜、毎日新聞の取材に対して、「通常はやらない設計」と指摘した。 貯水槽は内側から1、2枚目はポリエチレンシート(厚さ1・5ミリ)、3枚目はベントナイト(同6・4ミリ)という、いずれも防水シートを使っている。漏水検知用パイプは、2枚のポリエチレンシートを貫通し地表に突き出している。 前田建設によると、漏水検知用パイプは通常、シートを貫通しないよう設計する。貯水槽の場合はパイプ下部のシートが水の重みで引っ張られて隙間ができる欠点があり、同社担当者は「通常は貫通するように設計しない。シート自体も固形物の保管で使用されているが、水を入れた実績はなかった」と指摘した。一方、同社は昨年11月ごろ、東電担当者とともに水張り試験を実施したが、漏水はなかったとしている。 東電は現在、こうした構造が漏水の原因とみて、パイプ周辺を改良し貯水槽を継続利用する方針。しかし7基とも同じ設計のため別の問題があれば新たな対応を迫られる可能性もある。 東電は「貯水槽のような構造は農業用ため池などで使用実績がある。パイプ構造も汚染水の水面より上にあり、問題ないと考えていた」とコメント。設計・施工段階でどのような協議があったかについて、前田建設は「調査中」としている。 |
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