中日新聞生活面のシリーズ<はたらく>の、
3月の「パワハラ」の記事の反響編です。
3月1日の元記事といっしょに紹介します。
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このときの記事で紹介したパンジーとビオラのその後です。
<はたらく>パワハラ 職場でどう取り組む 国、提言も減らぬ相談/「65歳定年」―老若男女を生かす時代(2013-03-05)
秋に種まきして苗をそだてて植えた「よく咲くすみれ」とパンジー。
1月から咲き始め、4月になってボリュームがでてきて花で埋め尽くすようになりました。
芝桜も暖かさに誘われて一気に咲いて、ピンクや白のじゅうたんを敷いたよう。
真っ赤なチューリップも咲いて、色とりどりの華やかな庭になりました。
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3月の「パワハラ」の記事の反響編です。
3月1日の元記事といっしょに紹介します。
<はたらく>一人で悩み辞職悔やむ 「パワハラ」の本欄記事に反響 2013年4月12日 中日新聞 三月一日本欄で、職場のパワーハラスメントについて、国が昨年三月に示した概念や典型的な行為を紹介したところ、「パワハラの定義を正しく知らなかった」など、多くの声が読者から寄せられた。パワハラと指導の境が分からず悩む声や、家族の職場環境を心配する声も多かった。その一部を紹介する。 (福沢英里) ■仕事与えられず 「パワハラとは言葉の暴力や過剰な説教というイメージだった。無視、隔離といった行為もパワハラと初めて知った」。システムエンジニアとして約三十年、複数の職場で働いてきた東京都内の男性(48)は話す。 昨年五月、通信会社の故障受け付けシステムを開発する仕事を請け負った。だが、数カ月たつと発注先から作業費が出なくなり、仕事がなくなった。あいさつをしても周囲に無視され、会議にも一人だけ呼ばれない。ネットもメールも使えなくなり、一日八時間を通信会社でボーッとして過ごすだけ。 「日々自分が壊れていく感じ」がして、精神的に不安定になり、今年二月に仕事を辞めた。専業主婦の妻と大学生の長男との三人家族で住宅ローンも残っているため、心療内科に通いながら職探しを続けている。 厚生労働省が示した典型的な行為=表=によると、男性が職場で受けた扱いは、(3)の「隔離・仲間外し・無視」や(5)の「仕事を与えないこと」に当たる。男性は「仕事がなくなり、辞めてもらいたかったのでは」と振り返る。同時に「もっと早く知っていれば、辞める前にどこかに相談できたかも」と、悔やむ気持ちも吐露した。 以前勤めていた別の職場では、月百五十時間を超す残業や、一人で不可能な作業も押しつけられたという。一方、男性は後輩をきつくしかった過去を思い出した。思いやりで指導したつもりだが「気付かないうちに加害者になることもある。一人一人が気を付けるしかない」とも話した。 ■守ってくれない 念願のブライダル業界に昨春、就職した娘を持つ愛知県内の主婦(51)は「パワハラを決して許さないという毅然(きぜん)たる職場環境を切に望む」とつづった。娘は直属の上司による無視や仲間外れ、長時間に及ぶ説教、辞職を迫る言動が毎日のように続いたといい、二カ月もたたないうちに、うつ病を発症した。 先輩や他の上司にも相談したが、「もっとひどいパワハラに耐えたから今がある」「今の若者はすぐにパワハラと騒ぎ立てる」などと言われ、守ってもらえなかった。うつの原因は「意志が弱いから」と、まるで本人に問題があるかのような考え方がまかり通る職場環境で、娘は心身ともに壊れ、先月退職を余儀なくされたという。 ■教育の現場でも 東海地方の私立大に勤める女性からは「仲間外れなどのパワハラは企業だけでなく、教育現場でも起こっている」とのメールが寄せられた。 この大学では定員割れを防ぐため、文部科学省の勤務経験者が本部へ配属された。ところが、この人物は気に入らない職員がいると、暴言や脅迫などのパワハラ行為を繰り返した。その結果、三月末で退職する教員や職員が増えたという。 女性の場合は、学内にある教職員の委員会メンバーから外される嫌がらせを受けた。「これが学生を教育する人間のすることでしょうか。学校のためなら、自分の言う通りに動く人間を置き、自分の思うように行動しても許されるのでしょうか」 |
<はたらく>パワハラ 職場でどう取り組む 国、提言も減らぬ相談 2013年3月1日 中日新聞 職場のパワーハラスメントに関する相談が後を絶たない。国は昨年三月にパワハラの概念を定め、どういう行為がパワハラにあたるのか、典型的な行為も示した。対策を始める企業も増えてきたが、中小企業ではまだ少数派。本紙生活部に寄せられた読者の事例をもとに、パワハラの判断基準や職場の対処法を取材した。 (福沢英里) 東海地方に本社を置く中小のメーカーで働く四十代の女性は、一般職の正社員として入社。二十年以上、総務を担当してきた。四年前に突然、畑違いの部署へ異動させられ、震災直後には月八十時間を超える残業もこなした。ところが昨秋、また別の部署へ。本来ならチームでやるべき難しい仕事を、一人で担当させられた。 一人では対処しきれずやむなく中断。その仕事を放棄すると仕事がなくなるため、上司に窮状を訴えたが、返ってきた言葉に深く傷ついた。「飼い殺しにするのは気の毒だから、上にも相談したけど仕事はない」 他の社員がいる前で大声で罵倒する、自覚を問いただすメールを他の管理職も読めるように一斉に送信する、といった嫌がらせも重なり、今年に入って心療内科を受診。「今の年齢で会社をやめると、正社員で雇ってもらうのは難しい」と精神安定剤を飲みながら出社する日が続く。 国の提言には典型的な行為=表(上)=も示された。例えば冒頭の女性の場合、新しい異動先で課せられた仕事が、(4)の「遂行不可能なことの強制」にあたり、それができなければ仕事を与えない行為は(5)の「仕事を与えないこと」に該当する職場のパワハラと分かる。 「パワハラ」の言葉を作り、企業向けの研修などを実施している「クオレ・シー・キューブ」(東京)によると、(1)(2)のような刑法に触れる行為や、人権侵害を証明できる行為は一回で「レッドゾーン」。(3)以降の項目は、継続的に行われるとパワハラと判断される「イエローゾーン」と考える。 しかし実際には、女性のように、明らかにパワハラと判断できるケースばかりではない。厚生労働省の実態調査でも、「パワハラかどうかの判断が難しい」を一番の課題に挙げる企業が、規模にかかわらず多かった。同社取締役の古谷紀子さんは「経営者がルールブックになっている中小企業もある。パワハラは許さないという姿勢を、トップが社員に示してほしい」と話す。 職場でどう具体的に取り組めばよいか。判断指標として「パワハラ」と「指導」の違い=表(下)=の共有を勧める。パワハラなら「部下が萎縮する、退職者が多くなる」という負の結果になり、指導であれば「部下が責任を持って発言、行動する」との結果が得られるなど、違いは歴然だ。 ただ、同じ行為でもパワハラになるかどうかは、根底にある人間関係にもよる。古谷さんは「自分も相手も大切にする、率直な自己表現を心がけて」とアドバイスしている。 ◆進まない中小企業 二〇一一年度に各地の労働相談窓口に寄せられた民事上の個別労働紛争相談は、約二十五万六千三百件で年々増加。そのうち、「いじめ・嫌がらせ」は約四万六千件で、前年度より約六千五百件増えた。 厚生労働省が昨年末に発表した、四千五百八十社と従業員九千人対象の実態調査によると、過去三年間に「パワハラの相談を受けたことがある」企業は全体の45・2%。ただ、予防や解決に向け取り組んでいる企業は、従業員千人以上で76・3%だったのに対し、九十九人以下では18・2%にとどまった。 |
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このときの記事で紹介したパンジーとビオラのその後です。
<はたらく>パワハラ 職場でどう取り組む 国、提言も減らぬ相談/「65歳定年」―老若男女を生かす時代(2013-03-05)
秋に種まきして苗をそだてて植えた「よく咲くすみれ」とパンジー。
1月から咲き始め、4月になってボリュームがでてきて花で埋め尽くすようになりました。
芝桜も暖かさに誘われて一気に咲いて、ピンクや白のじゅうたんを敷いたよう。
真っ赤なチューリップも咲いて、色とりどりの華やかな庭になりました。
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