みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

利平栗の自家製「栗きんとん」/「水俣条約」 国連会議で採択

2013-10-12 20:25:03 | おいしいもの/食について
今年もおいしい栗の季節になりました。

わが家のポロタンは合計15粒くらいとれただけでしたが、
10日ほど前に、しんせきから大粒の利平栗をいただきました。

   
ひと月ほどくらい0℃で保存すると甘みが増しておいしくなるので、
冷蔵庫のチルドに入れておきました。

10日たったところで待ちきれなくて、
蒸し器で蒸し栗にしました。

   


   

半分はそのまま食べて、
分は栗きんとんを作ることにしました。

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 栗を半分に切って、渋皮が入らないように
スプーンで身を取り出します。
  

 竹べらであらくつぶして、
  
さらに、はちみつと和三盆糖と少しの水を入れて
弱火にかけてしっとり練り上げます。
   

一口ずつラップに包んで、形を整えてひねります。
   

冷めたら、甘さ控えめのおいしい栗きんとんの出来上がり。
   
さっそく一つ味見にいただきました。

話しは変わりますが、
熊本県で開かれている国連の会議で
「水俣条約」が全会一致で採択されました。

歴史に残る大きな出来事なので、ブログの記事にアップしておきたいと思います。

  「水俣条約」 国連会議で採択  
10月10日 NHKニュース

水俣病の原因になった水銀の輸出入などを国際的に規制する「水俣条約」が、熊本県で開かれている国連の会議で採択されました。

この会議は世界の途上国を中心に水銀による環境汚染や健康被害が問題になっていることを受けて、熊本県で開かれていて、およそ140の国と地域から閣僚級を含む政府の代表が参加しています。
2日目の10日は熊本市内のホテルで、石原環境大臣が議長を務める会議が開かれ、水銀を国際的に規制することを定めた「水俣条約」を全会一致で採択しました。
このあと、参加国による署名や閣僚のスピーチが行われ、この中で、岸田外務大臣は「条約の採択は重要だが、まだ最初の1歩だ。水銀による被害をなくすため、1日も早く条約が発効することを願いたい」と述べました。
そのうえで、途上国で発生している水銀を中心とした環境汚染への対策を支援するため、来年から3年間で総額20億ドル(日本円でおよそ2000億円)をODA=政府開発援助を通じて拠出することや、途上国の条約締結を支援するため、水銀汚染の防止につながる人材育成の事業を新たに行うことを表明しました。

「水俣条約」には、新しい鉱山からの水銀の産出を禁止することや、水銀を使っている主な製品の製造や輸出入を2020年以降、原則として禁止することなどが盛り込まれています。
今後、条約を発効させるには50の国や地域の締結が必要で、締結には、条約の規制に対応する国内法の整備などが各国に求められるため、会議を主催しているUNEP=国連環境計画では3年後の発効を目指しています。
会議は11日、各国の閣僚や関係機関の代表などのスピーチが行われて閉幕します。

被害者団体の反応
国や熊本県、原因企業のチッソを相手に裁判を続けている「水俣病被害者互助会」の佐藤英樹会長は、「世界の人々に水銀が恐ろしいものだと分かってもらういい機会だが、内容については被害者として納得がいかない。日本政府による20億ドルの支援についても、水俣病の被害者への償いをしたあとに、途上国に支援をすべきだ」と話していました。
また、水俣病の最大の被害者団体である「水俣病不知火患者会」の大石利生会長は「世界の金の採掘現場で今も手で水銀を扱っているのを見ると、まだまだ水俣病の教訓が伝わっているとは思えない。日本が本当に教訓を伝えるためには国は、まず残された被害者の救済をしなければならない」と話していました。

熊本県知事「大きな成果」
熊本県の蒲島郁夫知事は「水銀の規制に関する国際会議を熊本県で開催できたことの大きな成果であり、各国が水俣市を訪れ、歴史や政策上の失敗や難しさを学んだことは今後、多くの国が直面するであろうさまざまな歴史に大きな影響を与えることになると思う。水俣の皆さんが世界に語った経験は、よりよい社会への資産となる」と述べました。

「日本のリーダーシップに期待」
EU=ヨーロッパ連合の環境担当委員は「国際的な合意を得るまで長い時間がかかったので非常にうれしく、会議のホスト国として成功に導いてくれた日本に感謝したい。日本は過去に水俣病という過ちを起こしたが、その経験から世界で同じ被害を繰り返してはいけないという教訓を伝えるうえで重要な役割を果たしている」と述べました。
また、タンザニアの環境担当大臣は「タンザニアでは貧困が原因で、金採掘に多くの水銀が使われ、そこで働く労働者の健康被害が懸念されている。条約が採択され、今後は規制に対応するための国内の政策を作ることになるがそれを実行するには先進国からの資金支援が不可欠だ。水俣病を経験した日本のリーダーシップや支援に期待したい」と述べました。

専門家「大きな一歩」
水銀による環境汚染を研究している熊本学園大学の中地重晴教授は「世界で環境中に排出される水銀の量は、今後もどんどん増え続けるため、できるだけ早い時期に条約を作って、水銀の使用を削減していくことは非常に意義のあることだ」と述べ、世界的な汚染防止に向けた大きな一歩になると評価しました。
その一方で中地教授は、条約の中で、新規の鉱山からの水銀の産出を禁止している反面、既存の鉱山については、条約が発効してから15年間は産出できるとしている点や、水銀の輸出が全面的に禁止されておらず、一部の用途に限って認められている点など規制が不十分だとしていて、「それぞれの国の法制度で実効性のある形で運用していくことが大切だ」と指摘しました。


クローズアップ2013:水銀保管、道筋なく 輸出入規制、水俣条約採択(日新聞 2013年10月11日)

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10月11日(金)のつぶやき

2013-10-12 01:13:40 | 花/美しいもの

ちょっとだけ「流れに逆らう」、心地よさ・・・について考える心地よさ      荒木菜穂 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=7309


公開講座「ネット選挙解禁で選挙がどうかわるか~市民型選挙の可能性と展望 」内容とスケジュール blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


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