7月19日土曜日の朝日新聞beの
「悩みのるつぼ」の回答者は上野千鶴子さん。
「いつも腹を立てている私」の質問者に対する
回答は「怒りっぽいバアサンのままで」。
上野さんの言葉に共感します。
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と上野千鶴子さんの記事を紹介したところですが、
昨日、岐阜に講演にいらっしゃった上野さんと、
つれあいと3人で夕食をごいっしょしました。
ふんぱつして清流長良川の「天然鮎コース」。
市内で天然アユを食べさせてくれる「河原町 泉屋」に行きました。
まずは、天然鮎の白子や卵のうるかと馴れずし。
ちょっとしょっぱいので、味見だけして連れ合いに食べてもらいました。
このお店の天然鮎の塩焼きは絶品です。
手前は和良川の鮎。
むこうは郡上八幡の吉田川の鮎。
「長良川や和良川の鮎は日本一ともいわれ、市の魚に選定されている。」
和良の鮎のほうが小ぶりですが、上品な味です。
おいしい天然アユが食べたい、とお願いしておいたので、
40分かけてじっくり焼いて、頭から骨まで食べられます。
天然鮎うるかを使った、ちょっと甘いたれがかかっている子もち鮎。
甘露煮ではないので鮎の味が生きていて、
おなかにぎっしり詰まった卵がおいしいです。
ほかにも味女ドジョウと野菜のてんぷらなどが出たのですが、
写真を撮らずに食べてしまいました(笑)。
締めは鮎雑炊。
たくさんは食べられないのでミニサイズを頼んだのですが、
けっこう量が多いです。
出汁も鮎でとっているのか、やさしい味です。
デザートは、山椒とヨモギの手作りアイス。
どちらも甘さ控えめで、山椒とヨモギの味と香りがよいです。
おみやげに「こけし屋」のレーズンパイをいただきました。
ふつうのさくさくパイと違って、
しっとりとしていて極薄で、レーズンがぎっしり。
干しブドウがはいっているのに甘すぎず
コーヒーにぴったし。
おいしーいです。
いま執筆中の新版の中間のご苦労さん会。
美味しくて、楽しい夜でした。
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「悩みのるつぼ」の回答者は上野千鶴子さん。
「いつも腹を立てている私」の質問者に対する
回答は「怒りっぽいバアサンのままで」。
上野さんの言葉に共感します。
いつも腹を立てている私 ■相談者:女性 61歳 2004年7月19日 朝日新聞be 61歳女性です。私はいつも、掃除をしていても、歩いていても、誰かに腹を立てており、自分でもうんざりしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 両親にも腹を立てています。2人とも子供に対する愛情が希薄だったと思います。父は私が思春期のころ、胸をさわったり、お風呂をのぞいたりしました。母は自分中心の人で、どちらもずっと嫌いでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もう会わない友人や、亡くなった母や、別人のように弱った父への昔の腹立ちを、繰り返し頭の中に再現する自分に疲れています。ほかにも、何度言っても同じ間違いをするボランティア仲間の人、車のアイドリングを長時間する近所の人にも腹が立ちます。あと20年くらいの残りの人生を、もっと明るく穏やかに生きたいです。どうすればそうなれるでしょうか? ◇ ◇ ◇ ◇ ■回答者:社会学者 上野千鶴子 「怒りっぽいバアサンのままで」 心ない友人に腹を立てるあなた。思春期の娘にセクハラまがいのふるまいをした父と自己中の母に、今でも腹を立てているあなた。腹を立てるのはもっともです。それだけの理由があるからです。 わたしなど毎日、新聞を読むたびに腹が立ちますし、TVのニュースを見ても腹が立つことだらけです。腹を立てるべきときにはちゃんと腹を立てましょう。 あなたは腹を立てた相手に、その時その場でオトシマエをつけなかった悔いがあるのではありませんか。過去の怒りがよみがえるのはそのせいでしょう。死んだ親やもう会わない友人は今さら変えられませんから、自分の怒りの感情の帳尻を合わせようと思えば、おもいっきり「あのひと、大キライ!」と声に出して叫ぶのもよいでしょう。「王様の耳はロバの耳」よろしく、カウンセラー相手に、「両親がだいっきらい」と飽きるまで聴いてもらうのもよいでしょう。 そういうあなたのよい所は、怒りが外に向かい、あなた自身には向かわないこと。ということはあなたは、自己肯定感をちゃんと持っている人だということです。これが「何度も同じ間違いをくりかえすダメな私」、に対する怒りなら、救われません。 怒りは人を動かすエネルギーのひとつ。いつも怒っているあなたは、たぶんまわりからはエネルギッシュな人と思われていることでしょう。 エネルギーの素(もと)が、ポジティブな感情でなくネガティブな感情であることは悲しいですが、エネルギーはエネルギー。それがあなたの持ち味ですから、「穏やかに」生きようなんて、らしくないことは思わないことです。70歳になっても80歳になっても、電車のなかで脚を広げて2人ぶんの座席を占拠している若者がいれば目の前で怒り、解釈だけで憲法をねじまげようとしている姑息(こそく)な政治家がいればやはり怒りの声をあげ……怒りっぽくてうるさいバアサン、でいてください。怒りの感情はそのつど抑圧せずに表出するように。たまれば腐ってどす黒くなります。ただし相手に非があっても逆ギレされたら困りますから、怒りの表現法は磨いてくださいね。 怒りが気になるのは、今のあなたが現状に満足していないからでしょう。今の自分や生活に、よいことやたのしいことは見つかりませんか? 怒りをなくすことは無理でも、それと同等かそれ以上の喜びやうれしさを味わえば帳尻はプラスになりますよ。 |
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と上野千鶴子さんの記事を紹介したところですが、
昨日、岐阜に講演にいらっしゃった上野さんと、
つれあいと3人で夕食をごいっしょしました。
ふんぱつして清流長良川の「天然鮎コース」。
市内で天然アユを食べさせてくれる「河原町 泉屋」に行きました。
まずは、天然鮎の白子や卵のうるかと馴れずし。
ちょっとしょっぱいので、味見だけして連れ合いに食べてもらいました。
このお店の天然鮎の塩焼きは絶品です。
手前は和良川の鮎。
むこうは郡上八幡の吉田川の鮎。
「長良川や和良川の鮎は日本一ともいわれ、市の魚に選定されている。」
和良の鮎のほうが小ぶりですが、上品な味です。
おいしい天然アユが食べたい、とお願いしておいたので、
40分かけてじっくり焼いて、頭から骨まで食べられます。
天然鮎うるかを使った、ちょっと甘いたれがかかっている子もち鮎。
甘露煮ではないので鮎の味が生きていて、
おなかにぎっしり詰まった卵がおいしいです。
ほかにも味女ドジョウと野菜のてんぷらなどが出たのですが、
写真を撮らずに食べてしまいました(笑)。
締めは鮎雑炊。
たくさんは食べられないのでミニサイズを頼んだのですが、
けっこう量が多いです。
出汁も鮎でとっているのか、やさしい味です。
デザートは、山椒とヨモギの手作りアイス。
どちらも甘さ控えめで、山椒とヨモギの味と香りがよいです。
おみやげに「こけし屋」のレーズンパイをいただきました。
ふつうのさくさくパイと違って、
しっとりとしていて極薄で、レーズンがぎっしり。
干しブドウがはいっているのに甘すぎず
コーヒーにぴったし。
おいしーいです。
いま執筆中の新版の中間のご苦労さん会。
美味しくて、楽しい夜でした。
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