朝起きたら雪がうっすら積もっていました。
ウオーキングから帰ってきて急いで雪景色を写しました。
雪の積もったクリスマスローズ。
陽にあたったら解けました。
咲き始めたロウバイの花もうっすら雪化粧。
冬に赤くなる南天の木。
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きょうの中日新聞社説は、
犬山市議会のビアンキ・アンソニー議員の記事。
議長になって、民社主義を実践されているのですね。
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議長になって、民社主義を実践されているのですね。
社説:ビアンキ議長の挑戦 年のはじめに考える 2019年1月3日 中日新聞 愛知県犬山市議会のビアンキ・アンソニー議長(60)が議会改革の旗手として注目されています。「前例より前進」をモットーとする改革のめざす先は-。 犬山市役所の議長室で出迎えてくれた大柄なビアンキさんは開口一番、「最初に覚えた日本語は“前例”と“しがらみ”でした」と述べ、破顔一笑しました。 生粋のニューヨーカーで、仏教や禅に興味を持ち、三十一年前に初来日。犬山市で中学の英語講師として働いた経験もある知日派のビアンキさんだけに、日本の地方議会の病巣を象徴する言葉として、問題意識を込めて“前例”を強調したように映ります。 日本の地方議会で恐らく初の外国出身の議長です。市議四期目の二〇一七年五月の議長選に出馬し、劣勢予想をはね返し、一〇対九で議長になりました。 勝因は、地方議会改革にかける熱き思いが同僚議員にも伝わったからでしょう。「改革とは、市民の役に立つ議会になるよう機能を上げること」と、明快です。 そうした議会に変革するため、ビアンキさんは「議員同士の討論」「政策立案と提言の力の向上」「市民参加」の三本柱を立て、その実現に努力してきました。 その根底には、ビアンキさんが市議の活動を通じ「議会の仕事は市長など執行部のチェック機能だけではない」と痛感してきた問題意識がありました。 市民と議会の距離は? 確かに、「地方自治は民主主義の学校」と言われますが、日本の自治は伝統的に住民が行政に依存する意識が強く、議員や市民が主体的に意思形成に参加してきた実績に乏しいのが実情です。 ビアンキさんは「米国では市民の相談窓口はシティーセンター(市役所)ではなく、カウンシル(議会)でした」と言います。米国出身の議長だからこそ、母国で経験した市民と議会の距離の近さを思い起こし、市民が自分たちの代表である議会に、自由にモノが言える権利を大切にしようとしたのでしょう。 「市民参加」の具体的な一歩が昨年の定例議会で、ビアンキさんの発案で初めて実施された「市民フリースピーチ制度」です。延べ十数人の市民が議会壇上から、高齢者介護、投票率アップ、議会改革などのテーマで議員を前に持論を述べ、議員からも意見や質問が出されました。 「真剣勝負」の議場に 犬山市民の一人として、石田芳弘元市長は自身の経験をもとに「執行部は市民のためにと言いながらも実は中央を向き、つつがなく行政をやろうとします。あえて波風を立て、行政の意識を変えさせるのは地方議員しかありません」とスピーチし、議会と議員にエールを送りました。 別の市民は、市議が開く政治報告会のやり方や効果などに疑問を投げかけました。市議の一人は「勉強会や報告会といっても、自分の支援者ばかりの集まりになってしまう。いろいろな考えの人が集うことが大切でしょう」と、自戒を込めて率直に語りました。 地方議会では一般的に、議員が事前通告した質問に市長や担当幹部が答弁書を読み上げ、緊張感ある討論はあまり見られません。 これに対し、ビアンキさんは議員同士の「議員間討議」を積極的に導入しました。昨年の議会でも人口七万四千人強の犬山市で議席数二〇の定数が適正かどうか議員の間で熱い議論がありました。 山田拓郎市長も昨年の九月議会最終日に「よい画期的な審議を頂いた」と、あいさつしました。 生ぬるい予定調和の議場が議員討論を通じた真剣勝負の場に変われば、議員はもっと勉強せざるを得ません。市民のニーズをきちんと吸い上げ、議場で発信できない議員は、選挙の洗礼を通じて淘汰(とうた)されていくことになります。 議会運営でビアンキさんとタッグを組む副議長の柴山一生さんは「やる気のない議員は犬山にはいらない。そんな雰囲気に変わってきました」と話します。 勇気と経験を学ぼう 二〇一五年の統一地方選の町村議選では無投票当選が二割を超えました。地方議員のなり手不足や女性や若者が名乗りをあげやすくする夜間・休日の議会開催など、地方議会の充実には克服すべき課題が多いのも事実です。 しかし、地方議会改革は中央の主導では、決して市民本位のものにはなりません。地方の現場にいる議員や議員を志す人たちが、民主主義の原点ともいえる地方議会に魂を入れるため、改革への一歩を踏み出してほしいものです。 “しがらみ”を打ち破ったビアンキ議長の“前進”から、勇気と経験を学びとれるのではないでしょうか。 |
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