昨日25日、「秋元司衆議院議員、逮捕」のニュースが速報で流れた。
現職国会議員の逮捕は10年ぶりという。
IR・統合型リゾート施設(カジノ)問題で特捜が動いていたので、
国会議員が逮捕されるのは確実とみられていた矢先のこと。
「推進してきた安倍政権や自民への逆風は間違いなし」になるだろう。
わたしはギャンブルであるIR・カジノにはもともと反対なので、逆風は大歓迎。
野党が「カジノ禁止法案」を年明けに提出、とのことだから、一気につぶしてほしい。
巨額の利権が生じるおいしい事業だから、欲深い政治家たちがほっておくわけがない。
不正や腐敗の根源を暴いて、安倍政権もろとも倒れてほしいものだ。
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現職国会議員の逮捕は10年ぶりという。
IR・統合型リゾート施設(カジノ)問題で特捜が動いていたので、
国会議員が逮捕されるのは確実とみられていた矢先のこと。
「推進してきた安倍政権や自民への逆風は間違いなし」になるだろう。
わたしはギャンブルであるIR・カジノにはもともと反対なので、逆風は大歓迎。
野党が「カジノ禁止法案」を年明けに提出、とのことだから、一気につぶしてほしい。
巨額の利権が生じるおいしい事業だから、欲深い政治家たちがほっておくわけがない。
不正や腐敗の根源を暴いて、安倍政権もろとも倒れてほしいものだ。
逮捕の秋元司衆議院議員とIRのつながりは 2019年12月25日 NHKニュース 秋元司衆議院議員はカジノを含むIR・統合型リゾート施設の実現に向けた活動に力を入れていて、IRを推進する超党派の議員連盟のメンバーとして活動を続けてきたほか、平成28年12月には衆議院内閣委員会の委員長として一部の野党が退席する中、IRの整備を推進する法案を採決し、法案の成立につなげました。一方で、顧問らが贈賄の疑いで逮捕された中国企業「500ドットコム」の経営トップや関係者ともたびたび接触してきました。 秋元議員はおととし8月、IRなどを担当する国土交通省や内閣府の副大臣に就任しましたが、関係者によりますとその3日前、那覇市で開かれたシンポジウムでこの企業の経営トップとともに基調講演を行っていました。 このシンポジウムの開催には中国企業の顧問の紺野昌彦容疑者や仲里勝憲容疑者が関わっていたということです。 また秋元議員は副大臣就任後のおととし12月、中国・深※センにある「500ドットコム」の本社を訪問し経営トップと面会していました。 この訪問にはIRを推進するほかの衆議院議員のほか中国企業の日本法人の元役員の鄭希容疑者や秋元議員の元政策秘書らも同行していて、マカオのカジノ施設も視察したということです。 その翌月の去年1月、中国企業は北海道留寿都村でリゾート施設を運営する観光会社のIR誘致計画に投資を検討していることを表明しました。 去年2月には、秋元議員が留寿都村を訪れ、場谷常八村長や北海道庁でIRを担当する幹部、それに観光会社の社長らと面会していたほか、去年4月には国土交通省の副大臣室で秋元議員と中国企業の関係者、それに留寿都村の関係者が面会していたということです。 ※深セン=(土偏に川) 7月に観光庁に専門部署 IRの整備法が成立したのを受けて、ことし7月に観光庁にIRの整備に関する専門の部署が新たに設置されました。 IRの整備法などでは2021年1月から7月にかけて申請を受け付ける方針で、これらを観光庁に設けられた専門の部署が担っています。 一方、国土交通省によりますと秋元衆議院議員が国土交通省の副大臣をしていたのはおととし8月から去年10月までで、当時は、観光庁に専門部署は設置されていませんでしたが、副大臣としてIRの整備法の法案の作成や成立に関わっていたということです。 |
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社説:秋元議員逮捕 カジノ推進の裏で何が 2019年12月26日 朝日新聞 カジノを含む統合型リゾート(IR)の参入をめぐり、中国企業から賄賂を受け取ったとして、東京地検は秋元司衆院議員=自民党を離党=を収賄の疑いで逮捕した。別の同党議員らの事務所も家宅捜索を受けた。 ギャンブル依存症の増加や不正な資金洗浄(マネーロンダリング)、治安の悪化といった数々の懸念があるなか、16年12月にIR推進法が成立した際、衆院内閣委員長として採決を強行したのが秋元議員だった。 翌年8月にはIR担当の内閣府副大臣兼国土交通副大臣に就任し、その頃から贈賄側との付き合いが始まったとされる。 秋元議員は潔白を主張しており、慎重な捜査が求められる。一方で容疑が事実であれば、副大臣時代に制定されたIR実施法の立案・審議過程や、その後の政府部内の手続きにも、大きな疑問符がつく事態である。 ところが菅官房長官は会見で「できるだけ早期に効果が実現できるよう、(IRの開業準備を)着実に進めていきたい」と述べ、観光振興や雇用創出につながるとしてカジノに前向きな安倍政権の方針を繰り返した。政治家や省庁幹部がIR事業者と接触することに特段の規制がないことについても、見直す考えはないと言明した。 認識が甘いと言わざるを得ない。年明けにはカジノ規制を担う管理委員会が発足するが、いったん歩みを止め、問題点を洗い出すのが筋ではないか。 巨額のカネが動くIRと政治の癒着を指摘する声は、以前からあった。17年に首相が訪米した際、全米商工会議所との朝食会にトランプ大統領を支援するカジノ企業代表が同席したのは記憶に新しい。西村康稔経済再生相も、米カジノ関係企業にパーティー券を購入してもらっていたことが判明している。 外国の事業者が日本進出をめざし、陰に陽に働きかけを強めてきた。今回の摘発は氷山の一角ではないのか。カジノ利権の解明なくして、国民の理解は得られないと知るべきだ。 誘致をめざす自治体にも慎重な対応が求められる。 IR開設にあたっては、自治体が事業者1社を選び、一緒に政府に申請する決まりだ。その「1社」になろうと、売り込み競争が繰り広げられている。 どの事業者をどんな基準で選ぶのか。誘致活動に税金をいくら使うのか。住民や議会への丁寧な説明が必要だが、そうなっていないのが現実だ。各地で疑問や反発が起きている背景にはこの透明性の欠如がある。 各自治体は事件を機に、地域の将来を左右する重大な問題であるとの認識を新たにして、誘致の是非を考える必要がある。 |
社説:秋元議員逮捕 カジノの闇はどこまで 2019年12月26日 中日新聞 カジノ汚職だ。統合型リゾート施設(IR)参入に絡み、自民党の秋元司衆院議員が収賄容疑で東京地検に逮捕された。成長戦略が利権にまみれていた証左だ。IRは立ち止まって再考すべきだ。 IRを所管する内閣府副大臣と観光施策を所管する国土交通副大臣を二〇一八年十月まで兼務した。さかのぼれば秋元容疑者は超党派の国際観光産業振興議員連盟にも加わり、IR整備推進法案の審議を取り仕切る衆院内閣委員会の委員長でもあった。 つまり安倍晋三政権が成長戦略として描いたカジノ法を作り上げた立役者なのだ。その人物が中国企業側から便宜を図ってほしいとの趣旨で計三百七十万円相当の利益供与を受けた。それが容疑だ。 東京地検による国会議員の逮捕は約十年ぶり。汚職事件では二〇〇二年の鈴木宗男衆院議員(現在は参院議員)以来となる。大阪地検の証拠改ざん事件などで信頼が崩れていた検察だけに、カジノ参入をめぐる闇を徹底的に解明してもらいたい。 首相自ら「新たなビジネスの起爆剤」「観光先進国へ引き上げる原動力」と位置付けている事業である。これまでに横浜市、大阪府・市、和歌山県、長崎県の四地域が誘致を表明しており、自治体側の準備が進んでいる最中だった。二十四日には運営事業者の公募手続きを開始したばかりだ。 さらに国の意向調査では東京都、千葉市、名古屋市なども前向きな回答をしており、さながら“カジノ列島”の熱気さえ感じる。だが、日本にはもともとノウハウがない分野で、結局は米国など海外資本の進出が見込まれる。 それだけに政・官との癒着が起きるのは中国企業ばかりではあるまい。東京地検は推進派の議員を含め、カジノ汚職の捜査の視野を広く持ってもらいたい。 何より誘致表明の自治体では住民の反対運動が起きている。もともとギャンブル依存症の比率が高い日本であるし、生活環境の悪化も懸念される。マネーロンダリング(資金洗浄)の場になる心配もある。そんな住民の不安が解消されたわけではない。 雇用創出などのプラス面ばかりを強調せず、この際、政府は住民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、考え直すべきなのではないか。 日本では古くから、民間の賭博を禁じてきた歴史がある。この禁を破り、ギャンブルで経済成長しようという発想自体が、どこかおかしい。 |
秋元議員逮捕で安倍政権大打撃 深刻な政界汚職拡大 2019年12月25日 日刊スポーツ 東京地検特捜部は25日、日本での統合型リゾート施設(IR)事業参入を目指した中国企業側から、現金300万円や約70万円相当の利益供与を受けたとして、収賄容疑で衆院議員秋元司容疑者(48)を逮捕した。特捜部による現職国会議員の逮捕は約10年ぶり。秋元容疑者は容疑を否認している。同党の白須賀貴樹衆院議員(44)らの事務所も、芋づる式に家宅捜索された。安倍政権肝いりのIR事業が舞台になった汚職事件が、令和初の疑獄事件に発展する可能性もあり、政権が受ける打撃は深刻だ。 ◇ ◇ ◇ 安倍政権が成長戦略の肝と位置づけるIRをめぐる、元担当副大臣の逮捕。永田町に衝撃を与えている。 秋元容疑者の逮捕容疑は、IR事業に便宜を図ってほしいとの趣旨と知りながら、17年9月下旬ごろ、中国企業「500ドットコム」側から都内で現金300万円を受け取ったほか、18年2月中旬ごろには北海道への家族旅行の招待を受け、旅費など約70万円相当の利益供与を受けた疑い。 秋元容疑者は逮捕前、事件への関与を否定。同日、接見した弁護人は、容疑者が「一切身に覚えがない」と話したことを明かした。この日朝、自民党に離党届を提出、受理された。 特捜部は贈賄容疑で、500ドットコム側の鄭希(37)、紺野昌彦(48)、仲里勝憲(47)の3容疑者も逮捕。4人認否は明かされていないが、関係者によると企業側の一部容疑者は、利益供与を認めている。 500ドットコムはオンラインカジノなどの事業を手掛け、北海道留寿都村が誘致していたIR事業への参入に意欲を見せていた。 秋元容疑者は17年8月~18年10月まで内閣府副大臣でIRを担当。就任直前、500ドットコムが沖縄で開いたシンポジウムに出席し、関係を深めたとされる。現金を受け取ったとされるのは、副大臣就任の約1カ月後。同12月には中国の本社を訪れ、経営トップとも面会している。 特捜部は、このとき秋元氏とともに本社を訪れた白須賀貴樹衆院議員の千葉県印西市の事務所、勝沼栄明前衆院議員(45)の宮城県石巻市の事務所も、家宅捜索に踏み切った。白須賀氏は当選3回で内閣府政務官などを歴任。IR推進派で知られる。 現職国会議員の逮捕は、10年1月に政治資金規正法違反容疑で逮捕された石川知裕衆院議員(当時)以来だ。IRをめぐっては、与党が野党の反対を押し切る形で整備法案を成立させた経緯があり、今回の逮捕劇はIRのイメージ悪化にもつながりかねない。 ネット上には、500ドットコムと接点があるとされる複数の自民党国会議員の名前も浮上。党内には、大規模な贈収賄に発展したリクルート事件のようにならないかと、今後を不安視する声もある。安倍晋三首相の政権運営にも、狂いが生じるのは確実だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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