P-WANのセレクトニュースをアップしていたら、
上野千鶴子さんの『男おひとりさま道』の記事を東京新聞webで見つけました。
12月9日、ということなので、8日の夕刊から今朝の朝刊まで、
中日新聞の本紙(紙版)を探したのですが、見つけられませんでした。
「東京発」の記事かもしれません。
上野千鶴子教授指南の『男おひとりさま道』 『ひとり楽しめない』派は弱さ認めて女性グループへ
2009年12月9日 東京新聞
中高年男性の一人暮らしが増えている。家事など生活力が劣ると思われがちな男性。“シングルライフ指南役”ともいえる、上野千鶴子・東大大学院教授に、男性の「おひとりさま道」を説いてもらった。 (飯田克志)
「七十代以上は妻との死別シングル。離婚率が高くなってきた六十代より下の世代は離別シングル。アラフォー(四十歳前後)は非婚シングル」
上野教授は年代別のシングル男性の特徴をこう説明する。
特に、死別シングルは妻への依存が深いため、生活能力がない傾向にあり、喪失経験も深い。離別シングルは離別した家族から切り離され、孤立する傾向にあるという。
実際の単身世帯の状況を六十五歳以上でみると、二〇〇五年国勢調査では、男性は女性の二百八十一万人より少ない約百五万人。だが、一九九五年比二・二倍、八五年比四・五倍と急増。今や男性の一人暮らしはひとつのライフスタイルになっている。
では、男性が「おひとりさま」を、豊かに過ごすにはどうしたらいいのだろう?
「処方せんは二つある」と上野教授。「一つは、一人でいることが苦にならない男性の場合は、周りの視線を気にせず、ひとりを楽しむやり方」だ。登山などアウトドア派などにこのタイプの男性が多いという。
一人暮らしに孤独を感じてしまう男性には、もうひとつの方法として「男性は同性に弱みを見せられなくても、異性には見せられる」と女性グループに入り、居場所の一つにすることを挙げる。
男性同士だと現役でも定年後でも互いに値踏みし合い、パワーゲームになりがちだからだ。一方、子育てを終えた女性たちは、脱血縁、脱地縁、脱社(会社)縁のネットワークをつくっている。
女性自身が、参加する縁を選びつながりをつくることから、これを「選択縁」と名付けている上野教授は「男性が下心なしにすり寄ったらいい。女性は排他的ではないし、面白がってくれる」と言う。困り事も気軽に相談できる居心地のいいつながりができるそうだ。
ただし、このつながりを続けるために自分の弱さを認める姿勢、「『弱さの情報公開』が大切」で、男性がやりがちな経歴やスキルの自慢などは、「女性はその場でやり過ごしても、結果的にその男性を外していく」ので要注意だ。
「おひとりさま」を生きていくには生活基盤の安定、将来への備えもやはり大事。上野教授はポイントを「男おひとりさま道10カ条」として提案する。
介護が必要になる不安もある。上野教授は「二十四時間の訪問介護・看護・医療があれば、ひとり世帯の在宅みとりもできる。実際に実践している人たちがいるから、『在宅ひとり死』も怖くない」と指摘。その上でこうエールを送る。
「ひとに弱みをみせられる、かわいげのある『男おひとりさま』になって、機嫌良く生きてほしい」
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うえの・ちづこ 1948年生まれ。専門は女性学、家族社会学。2007年出版のシングル女性が老後の人生を積極的に満喫することを説いた「おひとりさまの老後」(法研刊)の男性版、「男おひとりさま道」(同)を10月に出版。 |
昨日は、病院の帰りに、図書館と本屋さんをはしごして、本を大量に仕入れてきました。
『おしゃれ工房』12月号の、上野千鶴子さんの連載エッセイ「年齢」は立ち読み。
『インパクション171号』の特集、「つながる?つながれない?フェミニズム」を
パラパラと見たら面白そうだったので、買ってきてさっそく読みました。
インパクト出版会
インパクション171号
目次
特集・つながる? つながれない? フェミニズム
■PTAは女性運動団体か?
女性を主たる構成員とする全員加入制団体とフェミニズム
海妻径子
■つながる? つながれない? 〈女〉と〈女〉
リブやフェミニズムは何を伝え、現実はどう変わったか?
皆川みずゑ・藤田嘉代子・大橋由香子・海妻径子
■SCOOP!!!!! 過剰姉妹 過剰姉妹
■わたしが「第3波」である理由
あかたにまりえ
■〈つながる〉拠点としての女性センターの現在
インタビュー・渋谷典子
■誰とどうやって〈つながる〉の?
竹内絢
■「フェミニスト」はどこにいる?
『駄フェミ屋。』というAMAZING JOURNEY
荒木菜穂
■「シングルマザー」として暮らす
「シングルマザー」はアイデンティティになりえるか
桐田史恵
■フェミニズムから見た平成天皇制
青山薫・北原みのり・加納実紀代
■よみがえる『生き残り運動』
地方(農)と女性をめぐる議論をどう継承するか
黒田大介 |
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一昨日は、岐阜県関市のお蕎麦の名店「そばきり 萬屋町 助六」に行ってきました。
今年も、まどくんが育てた自然薯を届けてほしいとの連絡があったので、
自然薯と自然卵をお届けがてら、つれあいとまどか君と北斗君との4人連れ。
蕎麦は3種類あり、生粉の白い「ざる」と荒引きの黒い「田舎」、
きしめんみたいに幅広の「円空なた切り」。
温かい蕎麦は、生粉の白い蕎麦を使っています。
粉は農家から直接仕入れた玄そばを丹念に石臼で挽いたもの。
「田舎そば」 「円空なた切りそば(平切り)」
おろしそば(辛味大根) かまあげ(温)
(ざるそばとかけそばは、食べるのに夢中で写真なし)。
まずは、蕎麦のみの6品を注文して、次つぎに出てくるお蕎麦を4人で平らげて、
「円空なた切りそば(平切り)」ふたつとかけそばを追加注文。
しめて、9皿8000円でした。
お昼ごはんにはちょっと高めですが、文句なしにおいしいので満足です。
最近、有名なたべものの本で紹介されたそうです。
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