東京にいっている間に、つれあいが山県市選挙への立候補表明の記者会見をしたのだけど、
福島原発事故の情報が続いてて、ブログに記事をアップする余裕がありません。
記者会見の新聞記事を整理したら載せますので、
ひとまず、つれあいの記事を紹介します。
◆今日は山県市選挙への立候補の表明 (2011.3.21 てらまち・ねっと)
統一地方選挙の前半の、各知事選も23日に告示されて選挙に突入しているけれど、
選挙の記事よりも、やっぱり地震や津波、原発の記事が多いです。
東京も、水道水の放射能汚染で浮き足立っているので、
都知事選を延期した方がよかったのかもしれない。
このどさくさに紛れて、石原慎太郎が4選されたら嫌だな、と思う。
原発事故関連では、国内の情報だけでは信用できないので、
意識して、海外の記事をセレクトするようにしています。
福島原発でこれだけの事故が起きているのに、日本の原発は稼働中。
今回の事故を「他山の石」としたドイツが、いち早く「原子力を禁じる初の先進国になる予定」。
どちらを信じるのかは、ひとりひとりの判断。
とはいえ、「大本営発表」の情報の真偽は、いつか検証されると思う。
その日のために、わたしは、
「3.11以後」の新聞記事とデータをすべて残しておこうと思う。
全国の放射能濃度一覧
東京都の水道の放射能濃度(速報版)
福島第一・第二原子力発電所モニタリングによる計測状況
国内では、中日新聞(東京新聞)が、原発政策に対して、
自省的かつ批判的な論調がつよくなっている。
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東京発の情報は、御用学者の「だいじょうぶ」コールが続いているけれど、、
関西では、以前から原発に対して批判的な立場をとってきた、
京都大学の小出裕章さんの発言が貴重です。
京大原子炉、小出裕章さん 福島原発事故、全文聞き起こし(3月23日毎日放送ラジオ・たねまきジャーナル
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福島原発事故の情報が続いてて、ブログに記事をアップする余裕がありません。
記者会見の新聞記事を整理したら載せますので、
ひとまず、つれあいの記事を紹介します。
◆今日は山県市選挙への立候補の表明 (2011.3.21 てらまち・ねっと)
統一地方選挙の前半の、各知事選も23日に告示されて選挙に突入しているけれど、
選挙の記事よりも、やっぱり地震や津波、原発の記事が多いです。
東京も、水道水の放射能汚染で浮き足立っているので、
都知事選を延期した方がよかったのかもしれない。
このどさくさに紛れて、石原慎太郎が4選されたら嫌だな、と思う。
原発事故関連では、国内の情報だけでは信用できないので、
意識して、海外の記事をセレクトするようにしています。
福島原発でこれだけの事故が起きているのに、日本の原発は稼働中。
今回の事故を「他山の石」としたドイツが、いち早く「原子力を禁じる初の先進国になる予定」。
ドイツ、「核の時代」終焉へ-再生エネルギーに変遷 2011年3月24日 IBTニュース ドイツは、原子力を禁じる初の先進国になる予定だという。AP通信が伝えた。 原子力発電所に反対するデモ隊。原発前で。2011年3月20日。 ドイツは石炭など安価だが環境を汚す資源から、環境にやさしい再生可能エネルギー利用への変遷をかかげ、再生可能エネルギーに積極的に投資してきており、環境税などもさまざまな種類のものを設けている。この変遷は当初、25年かかる計画だったが、メルケル独首相は、地震・津波で被災した福島第一原子力発電所の状況を見て、同計画を早める方針を決めた。 ドイツ政府では2001年、原子力発電の利用を2021年までに止める方針を打ち出していた。メルケル政権は、その計画を12年先延ばしとしていた。しかし今年3月11日に発生した東日本大震災で、福島原発が深刻な状況に陥ったことから、ドイツ政府は同国内の原子力発電所のインフラ設備を再点検する方針を打ち立てた。 世界原子力協会のデータによると、ドイツの電力供給のうち、原子力が占める割合は約25%である。日本では約29%、米国では約20%と比較的小規模であるが、フランスでは70%超などとなっており、国によって原子力依存度はまちまちだ。世界全ての国が原子力から離れようとしているわけではない。 ドイツでの原発人気が揺らいだのは、1986年にチェルノブイリ原発事故が起こり、放射能汚染が同国にも広がったときだ。放射能による死者は出ず、疾病もなかったが、この出来事により原発関連事故の深刻さが印象付けられた。 原子力発電所を止める場合、ドイツは代替エネルギー源を確保するために少なくとも1500億ユーロ(約17兆円)の投資が必要となってくる。ドイツ政府によると、昨年、同国政府が再生可能エネルギー分野に投資した金額は260億ユーロ(約3兆円)を超え、これによりおよそ37万人の雇用を守ったという。 ドイツは電力供給の17%を再生可能エネルギーで、13%を天然ガスで、40%以上を石炭でまかなっている。同国の環境相によると、今後10年間で、再生可能エネルギーの占める割合は40%に上昇する計画を立てているという。 核の危険とは無縁とはいえ、再生可能エネルギーは原子力よりも高額だ。しかしドイツ国民は、日本の福島原発の惨状を目の当たりにしながら、そのコストを喜んで支払う心持ちになったのかもしれない。再生可能エネルギー発電施設を提供するLichtblickの広報担当者Ralph Kampwirthは、福島原発が被災して以来、通常時の3倍近くの新顧客を得るようになったと語った。 IBTimes --------------------------------------------------------------------- 福島原発の放射性物質が到達=ドイツ 【ベルリン時事】ドイツ政府は25日、福島第1原発の事故で大気中に放出された放射性物質を24日夜にドイツで初めて検出したと発表した。 環境省や放射線防護庁によると、北部のブラウンシュワイクや南西部のシャウインスラントで放射性ヨウ素が検出された。1年間に受ける自然放射線量の100万分の1以下で、健康に影響はないとしている。 放射性物質は既にアイスランドやスウェーデンでも検出されているという。 一方、ドイツ財務省スポークスマンは、日本から到着するすべての貨物に対し、税関で放射線検査を行うことを明らかにした。 (2011/03/26-00:05)時事通信 |
どちらを信じるのかは、ひとりひとりの判断。
とはいえ、「大本営発表」の情報の真偽は、いつか検証されると思う。
その日のために、わたしは、
「3.11以後」の新聞記事とデータをすべて残しておこうと思う。
全国の放射能濃度一覧
東京都の水道の放射能濃度(速報版)
福島第一・第二原子力発電所モニタリングによる計測状況
国内では、中日新聞(東京新聞)が、原発政策に対して、
自省的かつ批判的な論調がつよくなっている。
【コラム】中日春秋 2011年3月26日 中日新聞 ギリシャ神話にあるトロイア王の娘カッサンドラの話を、このごろしきりに思い出す ▼アポロン神に予言の力を与えられたが、次には、怒りを買い、予言はできても誰からも信じられないようにされてしまう。だから、彼女にはトロイアの滅亡が見え、あの「木馬」を引き入れるな、と叫んだのに、誰もそれを信じなかった ▼大震災後の福島原発の危機はまだ収拾の糸口が見えない。放射能汚染は不気味に広がり、作業員三人が被曝(ひばく)する事態も起きた。では以前に、原発とは、これほど危ういものなのだと指摘する者はいなかったのか ▼いや、いた。“予言”とは言わないが、多くの警告の書や主張があった。だが、われわれマスコミを含め社会はそれより、政府や電力事業者の言う「万が一の場合にも安全」を信じた。信じてしまった。結果は現状の通りだ ▼この上は、原発とどう向き合うべきか。以前からの警告者の一人、作家の広瀬隆さんは、原発抜きでも国内電力需要はカバーできるとし、「運転しながらの安全対策強化」では悠長すぎると主張する(『週刊金曜日』)。われわれは今度もそれを<カッサンドラの予言>と聞くのかどうか ▼今、国中に広がる原発立地図を眺め、今回の危機のずっと前に詠まれたこの歌の深さを思う。<やはらかきふるき日本の言葉もて原発かぞふひい、ふう、みい、よ>高野公彦。 |
住民に判断“丸投げ” 屋内退避、一転自主避難 2011年3月26日 東京新聞 屋内退避から一転、自主避難へ-。政府が福島第一原発の半径二十~三十キロ圏内の住民に自主避難を促したのを受け、福島県内の自治体は二十五日、急きょ戸別訪問や防災無線で避難を呼びかけた。屋内退避の患者のために区域内にとどまる医療関係者は、住民に判断を丸投げする政府に対し「責任逃れだ」と憤る。物資不足に悩む付近の住民からは「この先が不安」などの声が交錯した。 「ふるさとを離れられない患者さんがいる以上、私も離れるわけにいかない」。福島第一原発から約二十五キロにある南相馬市の原町中央産婦人科医院。院長の高橋亨平さん(72)は二十五日も二人の妊娠を確認するなど、高血圧や糖尿病の患者ら五十~六十人の診察を続けた。 自主避難を促す政府の対応には「国も原発の今後に自信がないのだろうが、責任逃れ的な予防線を張っているようにしか見えない」と語気を強める。 高橋さんは、職員の避難を促そうと、いったんは同県猪苗代町に避難したが、「医者としての人生を総括するのは今だ」と思い直し、二十二日から診察を再開した。患者から「先生、よく帰ってきてくれた」と握手を求められ、うれしさが込み上げた。「外来患者がゼロになったら、私も出ますよ」と話した。 病父の負担を考慮して遠方に避難せず、家族四人で区域内の知人宅に身を寄せる南相馬市内の男性会社員(57)は「パニックになって逃げてもしょうがない。強制的な避難になるまでここに残る」と冷静に話す。自宅は原発から二十キロ圏内の避難指示区域だが、屋内退避区域に移った。区域では食料品店などの閉店が相次ぎ、物資不足が深刻。約二時間待って車に給油し、三十キロ圏外で買い物をしている。ただ、男性は「一週間前に比べれば、物流はだいぶ良くなった」と前向きだ。 「今朝、市が用意する避難者用のバスの最終便が出た」。原発から三十キロ圏内の南相馬市内に住む電気設備業者の男性(61)によると、市は二十四日、残っている住民を地域ごとに学校などに集め、二十五日午前に群馬県草津町に向けて出発する最後のバスに乗るよう促した。 男性の住む地域では住民が百人ほど集まり、「いつ帰れるのか」「今後の生活の保証はあるのか」などと職員に詰め寄った。大震災まで、福島第二原発で働いていた男性は「原発から呼び出しがあったら、すぐ手伝いに行けるように」と、残ることを決めた。 バスが出発して間もなく、自衛隊員が訪ねてきた。「自衛手段はあるかと聞かれた。後は自分の身は自分で守れということだ」。 残った住民には家の電気設備の修理が必要な人もいる。「本当は不安でよく眠れない。でも、できることがある限りはとどまる」 |
下請け協力会社の悲哀 福島原発 2011年3月26日 東京新聞 「なぜちゃんと安全を確認しない」「『死にに行け』と言うのと同じだ」。作業員三人が被ばくした福島第一原発3号機の復旧工事。原発で働く下請け作業員からは東京電力のずさんな安全管理を批判する一方、「上から言われればやむを得ない」とあきらめる悲哀も口にした。 「東電が『大丈夫』と言ったんだろう」 1号機で配管の下請け工事をしていた男性(37)は怒りを隠さない。高濃度の放射能に汚染された水が床に広がる作業現場。被ばくした三人のうち、長靴をはいていない二人が、足に水がつかって、被ばくした。 男性は元請け企業の担当者から「いずれ復旧工事があるから、準備しておくように」と言われたが「こんなんじゃ、いくら金を積まれてもやりたくない」と憤る。 震災当時、5号機の原子炉建屋近くにいた男性作業員(62)は「まさか事前の現場チェックをしていなかったなんて」と驚く。 「マル特」と呼ばれ、放射線レベルが高い原子炉格納容器近くで作業をすることもあったが、フィルター付きのマスク、防護服などを必ず着用。「暑いし、大変だったが、それだけ東電は放射線管理をしっかりやっていたはず」と言う。別の配管工事の男性(51)は「未曽有の事故で情報が混乱したため、注意が足らなかったのではないか」と推測する。 被ばくした三人のうち、一人は作業を請け負った関電工の下請け社員。電力会社を頂点とする原発ピラミッドでは、さらに底辺にいる下請けが危険な仕事を任されるとの見方は根強い。彼らは「原発ジプシー」と呼ばれ、定期検査ごとに全国各地の原発を渡り歩く。 その一人で、二十五年近く働いた男性(74)は「原子炉内のように放射線量が多いところでは、線量計を外して仕事をした。上に『できません』と言いたくないから」と話す。「危険な目には何度もあったけれど、けががばれたら仕事が回らなくなる」とも。 「原発から仕事をもらって恩がある」と話すのは福島第一原発で塗装業者として働く地元、福島県双葉町の男性(61)。「みんな覚悟ができている。そうじゃないと生活できない」と、被ばくの不安を打ち消すようにきっぱりと語った。 |
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東京発の情報は、御用学者の「だいじょうぶ」コールが続いているけれど、、
関西では、以前から原発に対して批判的な立場をとってきた、
京都大学の小出裕章さんの発言が貴重です。
京大原子炉、小出裕章さん 福島原発事故、全文聞き起こし(3月23日毎日放送ラジオ・たねまきジャーナル
~~~~転載歓迎~~~~ 昨夜ネットで放送された【特別番組】「あえて最悪のシナリオとその対処法を考 える」の情報を送ります。政府、マスコミは大丈夫の連呼ですが、あえて最悪の シナリオを知りたいというこのテーマが今必要な事態になっているようです。 映像もオンデマンドで見られますが、とても長いです。 小出裕幸氏インタビューの前半部分http://ustre.am/:URmc後半はこちらhttp://www.ustream.tv/recorded/13552530 2011年3月23日毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」21:30~22:30での小出 さんへのインタビューをテープ起こししたものも公開されていました。 http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/644.html 小出裕章氏インタビューの前半部分だけをおおざっぱですがまとめてみまし た。(【特別番組】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える) ☆=小出裕章氏 ☆問題は、今後ずっと原子炉本体を冷やしていけるかというところにある。 Q燃料棒の7割ぐらい損傷していると言われているが、原子炉はどんな状況にすす みうるか ☆マスコミのみなさんが原子炉と呼ぶものには、炉心、圧力容器、格納容器の三 種類あるようだ。用語の混乱がある。 ☆原子炉が壊れているという言い方があるが、それは炉心の核燃料が壊れている ということ。1-3号機の3つとも圧力容器はこわれていないと思う。1-3号機 のどれについても程度の差はあれ、格納容器の一部損傷があるだろう。 ☆30キロ圏内自主避難勧告は、放射能の今後の漏洩を否定できないからという理 由のようだが、原子炉が最悪の状態に至る可能性がないとは言えない状態だ。 ☆再臨界して暴走する可能性も捨てきれないが、私が恐れているのはむしろ、原 子炉が溶けて落ち(メルトダウン)、水蒸気爆発が起き、圧力容器が破損する可 能性だ。 ☆3号機の格納容器から放射性物質が漏れているんじゃないかとされている。冷や すために水を入れると、熱は水に移り、水は沸騰する。沸騰した蒸気を全部格納 容器に閉じ込めることはもちろんできない。しかたなくベントという作業で意図 的に中の蒸気を外に捨ててきた。これはやらざるをえない。 ☆意図的なベント以外に、格納容器が壊れているところがいっぱいあって、主蒸 気隔離弁という一番大きなバルブが損傷して漏れていると思う。原子炉で発生す る蒸気はもともとタービンに送って発電に使うが、事故があったときは、放射能 が外部に出るのは好ましくないということで、主蒸気隔離弁を閉じてタービンの 方に蒸気が行かないようにする。その大元の弁が壊れているというのが私の推測だ。 ☆原子炉の中の水は通常は放射性物質をあまり含まない状態。通常の一万倍とい うのはたいした量ではない。原子炉の破壊がそれほど進んではいないと私は思う が、それでも通常の一万倍のものが隔離弁の損傷を通り抜けてタービン建屋に流 れているというのが私の推測だ。 Q3号機はMOX燃料。他の原子炉より毒性は強いのか。 ☆プルトニウムという元素は人類が遭遇した中で最悪の毒性を持つと言われる。 生物学的な毒性でいえば、ウランの20万倍ある。だが、わたしは MOXだから危険が格別に上がるとは思っていない。 ☆もともと原子炉はとてつもなく危険。その上にプルトニウムを使うという危険 がなにがしか上積みされる程度。 ☆最悪のシナリオになった場合は、爆発的に放出されるだろう。溶けたものが水 の上に落下して水蒸気爆発する可能性を私は捨てきれない。その場合に、格納容 器が壊れたら、爆発的に放射能は外部に放出される。 ☆チェルノブイリ並かそれ以上の惨事になる可能性がある。3機のうちのどれか 一つがそうなったら、発電所にとどまることができなくなり、いずれにしてもみ んな壊れるだろう。 Q12日の段階では、周辺地域も除染すれば戻ってこられるとおっしゃっていた が、現状は悪くなっていますよね? ☆ たぶん日本の法律に照らして言えば、放射線の管理区域に指定しなければいけ ない土地がかなり広範囲に生じている。法律を厳密に適用するなら、その地域を 無人にしなければならない。それが発電所の敷地からすでに40キロ彼方まで生 じている。そういうのをどうやって考えたらいいか途方にくれていて、よくわか りません。 Qそれでは、最善の場合、これでなんとか抑えられたという場合、水が入って、 冷却に成功したとしても、一ヶ月で冷温停止すればいい方だと今日朝日新聞への コメントでおっしゃっていたが、そんなに時間がかかるのでしょうか。 ☆順調にポンプが動くのならそんなにかからない。ただ、すでに原子炉の中に海 水を大量に投入してしまっていて、海水は塩分を含むので、あちこちに塩分の中 の塩が大量に析出していると思う。それは、ポンプの稼働や原子炉の冷却の障害 になるだろう。そういうことを考えるとずいぶん長い時間がかかるだろうと思う。 Qポンプを動かすこと自体も悲観的に見なくてはいけないのか。 ☆被爆環境で作業するということを考えなくてはいけない。アラームメーターを 持って何分かのうちに作業をしなくてはいけない。ポンプ一つ動かすのにも大変 な困難をともなう。 ☆使用済み燃料プールは割れていると思う。水を入れれば下に汚染された水が落 ちて、海を汚染している。 爆発的事象とは別の最悪事象と私が考えるのは、冷温停止をしたとしても、線量 も高く、燃料も格納容器も配管も破壊されていて、長期間管理しようとすると、 汚染した水を中でぐるぐる熱交換しながら冷やしていくということになる。そう いう復旧作業まで持ち込めるのか。きわめて長期化し、放射能がだらだら流れて いくのを管理できない状態がこのままずるずると続くのではないか。(飯田哲也) ☆最悪は水蒸気爆発だと思うが、今の状態でおさめられるとしても、本当に長い 間放射能と格闘しなければいけないし、たくさんの人たちが被爆せざるをえない 状況で働かざるをえないだろう。なんとも言葉に言えないような仕事をこれから 長い間やらざるをえないだろうと思います。 ☆チェルノブイリの石棺は今の状態では不可能。使用済み燃料も炉心も熱を持っ ている。使用済み燃料はどんな状態かわからないが、外部に運び出すしかない。 その上で石棺を作ることになるだろう。 |
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