高橋誠一「国立大学・法人化の幻想」を読みました。
私も企業と大学との共同研究のお手伝いをしていますので、大学の実態についてはある程度知っていますが、民間企業から国立大学法人の監事を努めた方々の生々しい報告には、ある意味衝撃を受けますね。
親方日の丸意識が抜けていない、P⇒D⇒C⇒Aを回すという認識が全くない等、驚くべき実態ですね。
特に、経費に対する感覚の鈍さは、民間企業出身者から見ると信じられません。
通常の企業では、売上等の収入の予測から経費等の支出を決定するのですが、国立大学では全く逆で、最初に経費等の支出を決めて、それから収入を考える(文科省にお願いするか授業料を値上げするか)という親方日の丸の発想です。
そういえば、企業と大学との共同研究に関するセミナーで、講師が、自民党政権になってから研究費が信じられないくらいに増額され、どのように使うかに頭を悩ませているという本音を述べていました。
このような親方日の丸の意識が抜けない大学に、潤沢な研究費を投入すれば、無駄遣いを奨励するようなもので、税金をドブに捨てることになりますね。
入りを測ってから出を考えるという発想は、税金で生活している人達には望むべくもないのでしょうか。
虚しくなりますね。
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私も企業と大学との共同研究のお手伝いをしていますので、大学の実態についてはある程度知っていますが、民間企業から国立大学法人の監事を努めた方々の生々しい報告には、ある意味衝撃を受けますね。
親方日の丸意識が抜けていない、P⇒D⇒C⇒Aを回すという認識が全くない等、驚くべき実態ですね。
特に、経費に対する感覚の鈍さは、民間企業出身者から見ると信じられません。
通常の企業では、売上等の収入の予測から経費等の支出を決定するのですが、国立大学では全く逆で、最初に経費等の支出を決めて、それから収入を考える(文科省にお願いするか授業料を値上げするか)という親方日の丸の発想です。
そういえば、企業と大学との共同研究に関するセミナーで、講師が、自民党政権になってから研究費が信じられないくらいに増額され、どのように使うかに頭を悩ませているという本音を述べていました。
このような親方日の丸の意識が抜けない大学に、潤沢な研究費を投入すれば、無駄遣いを奨励するようなもので、税金をドブに捨てることになりますね。
入りを測ってから出を考えるという発想は、税金で生活している人達には望むべくもないのでしょうか。
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