熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

日米同盟

2013-07-25 09:38:09 | Weblog
寺島実郎「問いかけとしての戦後日本と日米同盟 ー 脳力のレッスンⅢ」を読みました。

この本は、3年前に出版されたもので、筆者が雑誌世界に執筆した内容を纏めたものです。

寺島実郎さんは、私と同年齢の団塊の世代で、研究科は違いますが同じ大学院の修士課程を修了しており、親近感を抱いています。

私は、出版してから3〜5年経過した本を、その著者の見解が正しかったか否かのレビューを兼ねて読むようにしています。

もう20年位前になりますが、当時主催していた英会話クラブで勉強していた同年齢の友人から、東北大学の教授が専門分野に関して他の研究者や企業経営者が発言した内容をメモしておき、その発言内容が正しいかを検証して、その研究者等の実力を評価していたという話を聞きました(実際には、もっと幅広い分野の専門家、評論家を対象にしていたようです)。

この話を聞いた時には、「凄い人もいるものだな〜、でも友達ができないだろうな」と思っていましたが、なぜかその方法を採用していました(公開すると友達が離れていきそうですが)。

この方法は、正しいことを言う人、過去の発言内容を意図的に忘れて平気で違うことを主張する厚顔無恥な人を区別するのに有効ですね。

私のレビューでは、寺島さんは、正しいことを主張する数少ない専門家です。

これからもご活躍されることを期待しています。









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