熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

落選運動

2013-07-20 16:01:37 | Weblog
参議院選挙の投票日が明日に迫りなりましたが、今回も前回の衆議院選挙と同様に、「脱原発」が争点になることはありませんでした。

福島原発事故という未曾有の放射能汚染が発生した日本で、原発推進、脱原発が争点になラないのは理解できないですね。

原発推進を党の公約に掲げる自民党が圧勝すると予想されているのも摩訶不思議なことで、有権者は原発新設、原発再稼働に賛成しているのでしょうか。

菅元首相がブログで、「参院選も最終盤に入ってきました。自民党の圧勝が予想されています。このままでは福島原発事故以来「原発ゼロ」を求めた多くの国民の意思が生かされません。そこで、原発ゼロを求めている全国の皆さんに、全国比例区では自民党に投票しない「落選運動」を展開することを呼び掛けます。
 自民党の安倍政権は福島原発事故を忘れたかのように原発推進で暴走しています。安倍政権の原発推進を止めるには、原発ゼロを求める国民が大半だということを投票で示すことが必要です。全国比例区選挙では自民党に対する全国民による投票ですから、自民党票の多寡で批判の強さがはっきり出ますし、自民党の議席を減らすこともできます。」
と訴えています。

小選挙区は人物本位で選び、比例区は脱原発か原発推進か(或いは憲法9条改訂に賛成か反対か)で党名を選択したほうがバランスが取れていいのかもしれませんね。

衆議院選挙で自民党が圧勝しましたが、原発再稼働には60%以上の人が反対していました。

この結果に、ある評論家は、「有権者の判断がねじれているのが理解できない」と述べていましたが、原発事故による放射能汚染の危険除去よりも景気回復を重要視したのでしょうね。

ドイツ人の友人が、「日本の有権者の考え方が理解できない」と言っていましたが、私も同様です。

参議院選挙比例区で自民党が圧勝すると、原発再稼働、新設、輸出が加速されますね。

日本は何処に向かうのでしょうか。










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